2016年10月26日
風邪薬は効果がない?抗生物質は意味がない!風邪の原因と治療法。
暖かい夏も終わり、もうすっかり秋ですね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいものです。
風邪をひきやすいこの季節、皆さん体調管理はできていますか?
今日は、風邪の原因と対処法、
そして、風邪薬、抗生物質についてのお話です。
風邪の原因
風邪と一口に言っても原因は色々あります。
しかし、その原因のおよそ9割はウイルスによるものです。
風邪の治療法
・インフルエンザウイルス
季節性の風邪の原因。
治療法は、温かくして寝る。
・ライノウイルス
春や秋に多く、鼻風邪の原因。
治療法は、温かくして寝る。
・コロナウイルス
ライノウイルスに次いで多い原因。
治療法は、温かくして寝る。
・アデノウイルス
季節性の無い風邪の主原因。
治療法は、温かくして寝る。
・その他ウイルス
RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、エンテロウイルスなど。
治療法は、温かくして寝る。
これらを見てもらうとわかるように、
風邪の治療法は、水分をしっかりとって暖かくして寝るのが最良なのです。
通常、3〜7日で自然に治るもの。
市販の風邪薬などを飲むと逆に副作用で悪化したり、
長引かせることになるのです。
風邪薬は、
複数の症状に対応した薬が配合されており、
風邪の諸症状である、発熱、のどの痛み、せき、鼻みず、鼻づまり、たん、くしゃみ、
悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛みの緩和が目的。
あくまで緩和です。
抗生物質に関しては、
抗生物質は細菌には効果がありますが、
ウイルスに効く抗生物質は存在しないのです。
にもかかわらず、病院では、ウイルスが原因である、
インフルエンザや、風邪症候群に対しても安易に処方されるため
病原菌だけでなく、腸内の有用な菌である、
ビフィズス菌など殺してしまいます。
腸内環境が悪化すると、
病気の治癒に必要な免疫力が低下して
病気にかかりやすくなるという悪循環になるのです。
風邪の諸症状である咳や鼻水は、ウイルスを排泄する作業。
発熱は生体防御反応であり体温を高めることで免疫力を上げているのです。
免疫力に関係する白血球は、体温が平熱よりも1度上がると、
5〜6倍の働きをすることがわかっています。
ですので、
39度以上の高熱が続く場合は、お医者さんに診てもらった方が良いですが、
38度前後の熱であれば薬などを飲まず、
自宅でゆっくりと休養するのが一番なのです。
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