近況。
私たち夫婦と長男たーは、11月中には、
季節性・新型両方ともインフルエンザワクチンの予防接種を済ませ、
長女るーも一歳を過ぎて1月には、インフルエンザ予防接種の二回目を済ますことができましたが、
11月末からずっと鼻風邪が治ってはぶり返し…、しょっちゅう病院を行き来しています。
そして、私は2月に入って就職活動を始めました。
同居の姑が、3月末に定年退職になるからなのですが、
結構病弱な姑に年子兄妹を一人で面倒を見てもらうのは、かなりきついと思われるので、
るーが幼稚園に入園するまでは、残業無しのところで、
休みを取りやすいところを探そうと思っています。
(この不況の厳しい中、そんな条件付きでは厳しいよね。)
そうして、ハローワークに登録し、面接に行き出しましたが、
前から気になっていた私の頬のしこりが、また少し大きくなったよう。
るーももういつ卒乳しても大丈夫そうなので、
強い薬での治療もしてもらえるかと病院に行ったところ…、
(お医者さん)
「良性の腫瘍のようですが、取った方がいいようですね。
口腔外科なら、口の中から切れるから、顔に傷をつけないように取ってもらえるでしょう。
紹介状を書きましょう。」
と言われてしまいました。
手術を済ませてから、就職した方が良いので、就職活動は、一時ストップ。
そんなこんなで、忙しない毎日です。
そして、2月13日(土)未明から、たーの吐き下し。
生後2ヶ月過ぎから、原因不明の嘔吐症で、4回も入院しているたーなので、
私たち夫婦は、どうしても嘔吐には過敏に反応してしまっていると思いますが、
朝になって、るーも下痢が始まり、たーはほとんどまったく食べ物を口にせず、
水分も少ししか摂ろうとしないので、
いつものたーのかかりつけの病院の救急に連れて行きました。
ウイルス性の腸炎との診断で、まだ脱水もそれほどひどくないとのことで、
整腸剤を処方してもらい、帰ってきました。
翌14日。
私も吐き気に襲われ、腹痛がしてきました。
先月吐き下しの風邪で処方してもらった薬が残っていたので、
それを飲んでみましたが、しばらくして激しい嘔吐。
一回吐くと、少し腹痛も治まりましたが、食欲がまったく出ない。
整備士資格を持っている旦那は、
この日、仕事用のバンを修理しに出かけていましたが、
腹痛を抑えながら、車と格闘していたようです。
旦那が家に帰ってきても、チョコレートどころじゃありません。
姑も同じく具合が悪い。
きっと皆同じ菌?ウイルス?なのでしょう。
子どもたちは、熱はないので、お風呂に入れて、ほんの少しでも食事をさせて、
薬を飲ませ、私も薬を飲んで、さぁ寝かしつけ…というところで、
Max具合が悪い!!
添い寝しようと布団に入り…、動けなくなりました。
例えでなく、金縛りのように動けないんです。
喋れるし、呼吸はできるけど、下半身と両腕が痺れて硬直して動けない。
るーは、下痢してるけど、ご飯もお菓子も食べるし、おっぱいも飲むので、
元気いっぱいで布団から抜け出し、
動けない私の顔を容赦なく踏んづけてくれます。
旦那に助けを求めるけど、旦那もお腹の痛みに耐えてて動けない…。
私の硬直は、だんだんひどくなっていく…。
ようやく旦那が、姑を起こして、とりあえず救急センターに電話をかけてもらい、
携帯を耳にあてがってもらって自分の症状を喋るけど、
口元も痺れてきて、喋れなくなってくる。
家に救急車が来ると、サイレンで近所に知れ渡るし、大げさにしたくないと思ったのですが、
こんな状態では、タクシーにも乗れないので、救急車を呼んでもらいました。
ピーポーピーポー、ピーポーピーポー…。
遠くから近づいてくる救急車のサイレンの音。
あああ、やっぱり。
近所に知れ渡る〜。
担架に乗せられて、ストレッチャーに乗せられて、救急車の中へ。
何せ硬直して動けないので、救急隊員の皆さんに身を委ねて、されるがままです。
たーが、そのただ事でない様子を見て、ギャン泣きしているのが聞こえます。
るーも、お兄ちゃんのその様子で不安になったのでしょう。
一緒になって、泣き出したのが聞こえます。
『たー、るー、心配かけてごめんね!』
子どもたちを舅と姑にお願いして、旦那が付き添いとして一緒に乗り込みます。
私が電話した救急センターは、結局満床で断られ、T病院に運ばれることになりましたが、
ベッドは一つしか空いてないので、旦那は空きしだい診てもらうということになりました。
幸いT病院に着いて、私の処置後すぐに、旦那も診てもらうことができました。
バレンタインだってのに、深夜の病院で、仲良く並んで点滴に繋がれている私たち夫婦…。
そうして、点滴に繋がれたまま、14日バレンタインdayは過ぎ去ってしまったのでした…。
ちなみに、私の身体の硬直は、腹痛から過呼吸を起こしたことが原因なんだそう。
旦那からの又聞きですが、過呼吸によって血液がアルカリ性になり、
そのせいで身体の硬直が起きるんだそう。
過呼吸を治せば、硬直も取れるということでしたが、
硬直が取れるまでに二時間以上かかりました。
とんでもないバレンタインdayでしたが、私たち夫婦にとっては、
一生記憶に残る日となるに違いありません。
そしてそして…、次回に続くのでした。