私の後輩に、とても仕事ができる人がいました。
電話を中心とした仕事だったのですが、相手への伝達がうまく、電話の時間も手短でした。
ムリな要求をしてくる相手には
「できることはさせていただきました。
おっしゃることには対応いたしかねます。
ご容赦ください。」
と、やわらかく、かつ、バッサリと、TELを終えていました。
文字だけでみると、簡単にできそうに感じるけれど、
相手をわからせようとする時、必死になりすぎて、ムダに話が長くなりがちなんですよね(苦笑)。
緊張しているので、「あのー」「そのー」「えーと」も増えますし(苦笑)
相手を怒らせたくない、
自分のことを悪く思われたくない、
という気持ちが先に出ると、
「おっしゃることはわかりますが・・・お気持ちはわかりますが・・ちょっとそれは・・」
と、結論を伝えられないまま、時間ばかりがのびて、相手をまた怒らせてしまいます(苦笑)。
仕事ができる人は「あのー」「えーと」が少ない
日本語は「始まり」から「結論」までの間に、「経過」や「理由」が入り込んできます。
伝達がうまい人の、話の順序は英語っぽいな、と感じたことがあります。
例えば、提案する時
言葉にムダがないと、
「〇月〇日の宴会はイタリア料理がいいと思う。
メンバーの多くはイタリア料理が好きだし、最近メンバーでイタリアンのお店が話題になっているから。」
1分で伝達できる感じ。
これがくどくなると、
「たぶん、知ってるとは思うけど、
メンバーの多くはイタリア料理が好きだし。
中華が好きな人も、もちろんいるけど。
最近、イタリアンのお店が話題になってたでしょ?
◎さんも、△さんも、言ってたし。
今度の宴会は、イタリアンでもいいかなぁと、思ってるんだけど。」
と、こんな感じでしょうか。
結論よりも、結論に至った経緯の説明が長くて、せっかちな人はイライラするかもしれません。
私の知る限り、人気のある講師や、仕事が早い人は、伝達も手短で明確です。
私も、手短で明確、(かつ、温かみを感じられるように)伝える話し方ができる人になりたいと思っています。
200文字でコラムを書く練習をしてみました(笑)
私は丁寧に伝えようとしすぎて余計な言葉が多くなりがちなんです。
200文字・・
出だしであっという間に200文字(苦笑)・・
先に結論を書くものの、そこに至った根拠(エピソード)が書けない。
なかなか苦戦しました。
雑誌の見出しや、新聞の記事、読みやすいブロガーさんを参考にしたりして勉強中です
「そうだ、京都に行こう」
「知ってる?アイス豆知識」
考えた人、天才。短いのに心がキャッチされます。
そんなこんなで、今日も、私の記事は長々としてしまいました(苦笑)。
同じ思いの方がくすっと笑ってくだされば幸いです。
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