クリスマス・お正月はあっという間に過ぎ去り、3学期が始まりました。ここまで来ると、高校入試がグッと近づいたような気がします。
入試前 過ぎていく日々 音もなく
眠っている間にしんしんと雪が積もっていくように、時は静かに過ぎていきます。だからといって、やみくもに新研究や過去問をやっても「学力」は伸びません。
ということで、今回は「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を書いてみます♪
<やるべきこと>
@問題文を丁寧に読み、与えられた情報と、何を聞かれているかを確かめる。情報が整理できないときは、「わからない部分(言葉・ルール)」をはっきりさせて、調べる。調べてもわからないときは、誰か「わかっていそうな人」に質問する。
「答え」や「解きかた」だけを教えてもらって、「わかったつもり」にならないようにしてください!
A「覚えるべきこと」を覚える。それは、都道府県・県庁所在地名、不規則動詞の過去形・過去分詞形など、「知っているだけで点になること」です。一問一答形式の問題集や単語カードなどを使って、毎日10分でも繰り返し覚えてください。
B最後に「健康管理」です。特に注意したいのが「感染症」です。インフルエンザ・新型(?)コロナ、そして、中国で流行り始めたヒトメタニューモなどのウイルスです。感染症予防は、うがい・手洗い・3蜜を避ける行動ですが、それらに加えて免疫を低下させないことが大切です。十分な睡眠と栄養、そしてイライラしないことが大切です。
<やってはいけないこと>
@この時期になると「友達と一緒に勉強する」と言って、友達の家や図書館などで勉強する子どもが増えます。これは「親のいないところ」へ行く口実でしかありません。そして、図書館へ行ったとしても、時間だけが流れて、何も解決することなく帰ってきます。
A「〇時まで3時間勉強しなさい!」と勉強部屋に追い込まないでください。勉強部屋にいても勉強しているとはかぎりません。〇時になるまで時間をつぶすだけの子どもも少なくありません。そうなりそうな子どもには、「〇時まで△時間あるけど、何かすることはある?」と聞いて、「〇〇をする」と言えば、「じゃあ、終わったら言って」と言うだけでいいです。
子どもがやったことをチェックする保護者さんもいますが、そうすると「保護者に見せるための勉強」をする子どもになりかねません…。
B子どもに「うわさ」・「いやみ」・「比較」を言わないでください。例えば、「今年は上野丘は多いらしい」とか「落ちたら就職よ」とか「〇〇ちゃんはA判定だったそうよ」などです。「やる気」を出させる狙いかもしれませんが、これらは子どもの「やる気」を削ぐだけです。
ということで、あと60日、有効に利用できますように!
スタップ首藤
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