今日(日曜)は、会員のための「補習・自主学習デー」です。今日は中1会員が「ドリル講座の振り替え」に来てくれました♪
中1は、学校では平面図形をやっているころですが、今日は「1次方程式の文章題」を積み直してもらいました。
<1次方程式の文章題>
@数量(〇が△の3倍より▢多い)
A値段(〇円の商品を△個買う)
B割合(〇円の△割引)
C濃度(〇%と△%の食塩水を混ぜる)
D速さ(〇mの道のりを分速△mで進む)
どれも、高校入試で「よく出る問題」ですし、「考えかた」は高校入学後も使います♪
ということで、今日は速さの問題を出してみます。
【問題】
A地点からB地点を経てC地点まで自転車で行くと15分、歩いていくと60分かかります。ある日、A地点からB地点までは自転車で行き、B地点からC地点までは歩いて行ったところ、合計で36分かかりました。このとき、A地点からB地点までにかかった時間を求めなさい。ただし、自転車の速さ、歩く速さは、ともに一定であるものとします。
<制限時間=10分>
<思考の順番>
@全体の距離がわからないので、「自転車の速さ」も「歩く速さ」も求められない。
A合計時間=自転車の時間+歩く時間
B何をxとして「方程式」を作るか???
<解きかた@>
全体の距離を1とすると、自転車の速さ=1/15、歩く速さ=1/60。
自転車の時間をx分とすると、自転車の距離+歩いた距離=1より、
1/15✕x+1/60✕(36ーx)=1。
両辺を60倍すると、4x+(36ーx)=60。
これを解いて、x=8分(答え)
※「全体の距離をymとして、最後の計算で両辺をyでわる(y≠0より)」でもOK♪
<解きかたA>
同じ道のりを進む時間の比が15分:60分=1:4だから、歩いた場合、自転車の4倍の時間がかかる。
自転車の時間=x、歩いた時間=4(15ーx)より、x+4(15ーx)=36 となる。
これを解いて、x=8分(答え)
※4(15ーx)とは、自転車でA⇒B⇒Cにかかる時間(15分)から、A⇒Bまで自転車に乗った時間(x分)を引いた時間の4倍。つまり「歩いた時間」ということ。
一般的に「速さの方程式」を解くときに作るのは「時間の方程式」や「距離の方程式」なんですよねー。
【第2の誕生日】
さて、明日は、私が「20日間の眠り」から目覚めた日です。
「第2の誕生日」です ^∀^b
スタップ首藤
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