今日は中3理科の天体について「覚えるべきこと」を書いておきます。
@地球の自転
まず、地球の自転です。地球は24時間で1回(1時間で15°)西から東へ自転しています。「西から東」というのは、「九州から北海道に向かって回転している」ということです。だから、北海道のほうが日の出時刻が早く、天体が東から西(自転とは逆方向)に移動して見えるのです。天体の1日の運動を日周運動と言います。
A地球の公転
次に、「公転」という言葉の意味ですが、地球は太陽の周りを1年で1回公転していますし、月は地球の周りを約27.3日で1回公転しています。
地球の公転については、1年(12カ月・365日)で360°公転するので、1か月で約30°(1日で約1°)公転しています。
このため、夜空に見える星は、1か月で30°東から西に移動するように見えるのです。これを年周運動と言います。
月の公転周期は27.3日ですが、そのあいだに地球が太陽の周りを30°公転しているので、新月が次の新月になるのは約29.5日かかります。このあいだに月自体も1回自転していますから、地球に面している部分はいつも同じです。
B月の満ち欠け
月は、新月⇒三日月⇒上弦⇒満月と右側から満ちていき、満月⇒下弦⇒27日の月⇒新月と右側から欠けていきます。南中時刻は、新月=12時、上弦=18時、満月=0時、下弦=6時くらいです。
C水星・金星(内惑星)
水星・金星は、地球より内側を公転する惑星なので、日の出前の東の空か日の入り後の西の空にしか見ることができません。そして、太陽との位置関係で見える形と大きさが変わります。
D火星・木星・土星(外惑星)
火星・木星・土星は地球より外側を公転する惑星なので、太陽と同じ方向にないときは一晩中見ることができます。
ちなみに、水星・金星・火星は「地球型惑星」と言って固い大地がありますが、木星・土星は「木星型惑星」と言ってまだ固い大地になっていません。
天体については、高校では「地学分野」になり、ほとんどの高校では取り扱うことはありませんが、県立高校入試では「2年に1回は出る分野」ですので、しっかり理解しておきましょう!
【できました!】
少し早いですが、スタップニュース1月号ができましたので、明日から配布します♪
それから、残念な話ですが、このブログ(ファンブログ)のサービスが来年の4月で終了となるそうです…。
無料ブログのサービス終了はよくある話ですが、ウエブリブログ⇒seesaaブログ⇒ファンブログと引っ越してきましたが、次はどうするか考えているところです…。
今のところ有力なのが「note」で、とりあえず登録はしたのですが、使いかたがまったくわからず、ただいま勉強中です ^∀^;
ということで、新しいブログが決まったら、ここでお知らせします!
スタップ首藤
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