先日、近くの路上で一人の女の子(小2くらい)がカラフルな立方体をカチャカチャしていました。
そう、ルービックキューブです!
私:おっ、ルービックキューブを持ってるんだ。楽しい?
子:うん。でも1面しかできない…。
私:おじさん、6面作れるよ!
子:作ってみて!
(シャカシャカ…)
私:16歳のときに買ってもらって、自分で作れるようになるのに1年もかかったんだよ。
子:誰かに教えてもらわなかったの?
私:うん。そのころはユーチューブとかなかったからね。
子:へー。
私:だから、私の作りかたはどこにも載っていないんだ。
(6面完成させる)
子:すごーい。おじちゃん、この近くの会社員?
私:ううん。小さいけど、自分で会社を持っているんだよ。
子:すごいね!
私:すごくはないよw
子:これママに見せて自慢しよう!
私:ちゃんと「知らないおじさんに作ってもらった」と言いなさいよ。
子:はーい。
私:いつか自分で作れるようになってね!
子:はーい。
ママに「知らないおじちゃんとお話ししちゃダメでしょ!」と叱られたかもしれませんが、作っている私の手元を彼女はとてもいい顔つきで見てくれていました。
ちなみに、ルービックキューブはてきとうに回しても6面は揃いません。1つのパーツを移動させようとすると、他に2つのパーツが移動する。作った1面を壊さずに6面の4隅のパーツを揃え、中央のパーツを交換する方法を見つけるまでに半年かかりましたw
何度も失敗して、やりなおして…。
でも、ルービックキューブを自力で揃えられるようになったことが、今の私の原点になったような気がします。
・試行錯誤してルールを見つける。
・定着するまで繰り返す。
「学び」も同じです。きっちり理解したことはなかなか忘れません ^∀^b
スタップ首藤