今日は「水溶液」です。これも入試によく出る問題ですので、まずは「勘」を使わずに解いてください!
【問題】
5つのビーカーA〜Eには、食塩水、砂糖水、石灰水、うすい塩酸、うすい水酸化ナトリウム水溶液のいずれかが、それぞれ100c㎥ずつ入っています。次の実験を読んで、下の問いに答えなさい。
<実験1>
5つの水溶液に緑色のBTB溶液を2〜3滴垂らすと、Aは黄色、BとCは青色、DとEは緑色のままだった。
<実験2>
5つの水溶液にそれぞれ息を吹き込んでみたところ、Bだけに白い沈殿ができた。
<実験3>
5つの水溶液を金属製のスプーンに少量とり、ガスバーナーで加熱したところ、Aは何も残らず、B、C、Dには白い結晶が、Eには黒い炭が残った。
(1) 水溶液の説明@〜Aの( )に当てはまる言葉を書きなさい。
@ 水溶液に溶けている物質を( )、溶かしている液体を( )と言い、時間が経過しても分離することはない。
A 水溶液は色がついていてもいなくても( )である。
(2) A〜Eの水溶液はそれぞれ何か。
(3) A〜Eの水溶液から電解質水溶液をすべて選び、記号で答えなさい。
(4) 質量パーセント濃度が8%の食塩水を50g作りたい。食塩と水は、それぞれ何g必要か。
<勘は使わないでね!>
【答え】
(1) @溶質、溶媒 A透明
(2) A=うすい塩酸 B=うすい水酸化ナトリウム水溶液
C=石灰水 D=食塩水 E=砂糖水
(3) A,B,C,D (Eの砂糖だけが分子の状態で溶けている)
(4) 食塩=4g、水=46g (食塩=50✕8/100=4)
中学理科は、天気・地震・天体以外はすべて高校理科(物理・化学・生物)に繋がっていますから、しっかり覚えておきましょう!
【教室へ】
今日は、教室に向かい、春期講習会用の振替チケットを作りました。明日から配布します!
2月も末になり、日差しは「初春」ぽくなりましたが、まだ風は冷たいですね…。
最後になりましたが、明日で志願変更期間が終わり、夕方には「最終志願状況」が発表されますので、いつものように大分市内だけをまとめたものを公開する予定です。
(どうなるでしょうね!)
スタップ首藤
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