自転車日記

もよりの駅までのたった２キロほどですが、一応私は自転車で通勤しています。

駅のちょっと手前に、太い国道を渡るための歩道橋があるのですが、

私はいつもそこを、自転車を押して上り、猛スピードで下っていました。

ある日いつものように歩道橋を上りきると、そこには小学生の男子数人の集団が。

いつものように自転車に跨りかけたそのとき、小学生の一人に注意されてしまったのです！！

「歩道橋で自転車乗っちゃだめなんだよ」

彼が指差した先には、同じことが書かれた大きな看板が・・・。

私は大人としての体面を保ちながら難を逃れるべく、

ベストな言い訳を探そうとしましたが、即刻断念。

「そうだね〜。おじさんが悪かったね」

それ以来、その歩道橋をわたるときは、下りも必ず自転車を押すようになりました（朝だけ）。

その後も何度か同じ小学生にあうことがあって、

「ぼく宿題はちゃんとやったかい？」

なんて、カウンターのつもりで声をかけたりしたのですが、

「やったよ。あたりまえじゃん。」

と返され、あっさり玉砕。

うーん。ちかごろの子供はしっかりしてるなー。

夏休みがあけてから、その小学生には全く会わなくなってしまい、ちょっと寂しいのですが、

いまでも歩道橋は押して下っています（朝だけ）。