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冠詞特化 for 英会話 Part 4
※「冠詞特化 for 英会話」アプリの内容を一部修正してご紹介しています。アプリでは日本文をタップすると英語が表記されるので、口頭英作文はアプリで練習することをお勧めします。
◆ 冠詞と可算名詞の組み合わせ
可算名詞と冠詞(a/an、the)の組み合わせを整理すると次の4つになります。
@ a/an+単数形
例:a book 「(ある1冊の)本」
A 無冠詞・複数形
例:books「(複数の)本」
B the+単数形
例:the book「(その)本」
C the+複数形
例:the books「(それらの)本」
名詞が複数の場合は、必要に応じtwo、threeなどの数詞を付けるか、数が具体的でない場合は、some、any、manyなどの数量詞を付けます。
@〜Cの形の英文例をPart 3で出てきた問題で再度確認してみましょう。
(Q3-26) 私はそのバレーボールチームのメンバーです。
【解答】 I am a member of the volleyball team.
【解説】a memberは、@ a+単数形。不特定のメンバーの1人を意味する
(Q3-27) 私たちはそのバレーボールチームのメンバーです。
【解答】 We are members of the volleyball team.
【解説】membersは、A 無冠詞複数形。不特定の複数メンバーを意味する
(Q3-28) 彼女はそのバレーボールチームのキャプテンです。
【解答】 She is the captain of the volleyball team.
【解説】the captainは、B the+単数形。captainは唯一なのでtheがつく。※the volleyball teamもBの形
(Q3-29) 私たちはそのバレーボールチームのメンバー(全員)です。
【解答】 We are the members of the volleyball team.
【解説】the membersは、C the+複数形。メンバー全員を意味する
◆ 冠詞と不可算名詞の組み合わせ
不可算名詞とは、数えられない名詞のことで、水(water)などの液体や空気(air)などの気体、砂糖(sugar)などの粉状のものなどのほか、人の感情(love)や抽象的な概念(adviceなど)、人や物の名称、地名などの固有名詞(Tokyoなど)があります。
基本的に複数形はないので、冠詞の組み合わせは次の2通りです。
@ 無冠詞単数形
例:water「水」
A the+単数形
例:the water「(その)水」
では、具体例で確認しましょう。
Q4−1 私はコーヒーが大好きです。
【解答】 I love coffee.
【解説】coffeeは不可算名詞で、@ 無冠詞単数形
【参考】この文のように、単に(抽象的に)コーヒーや紅茶など物の名称を言う場合は冠詞がつかない
Q4−2 私はそのコーヒーが大好きです。
【解答】 I love the coffee.
【解説】A the+単数形で、「そのコーヒー」と特定する言い方。that coffeeとしてももちろんよい(より「それ」を強調した言い方)
【参考】「その店のコーヒーが好きだ(I love the coffee at the store.)」と言う時も、「その店で提供する"コーヒー"」であると特定されるので、storeだけではなくcoffeeにもtheがつく
◆ 限定詞(決定詞)
冠詞は名詞に付きますが、冠詞以外にも名詞に付いて、その名詞が何を指しているのか、そして、どのくらいの量があるのかを示す役割をする語句があります。
thisやtheseなどの指示形容詞や、my、yourなどの所有格代名詞、one、twoなどの数詞、many、muchなどの数量詞です。
冠詞を含めたこれらを「限定詞(determiner)」と言い(決定詞とも言う)、以下のようなものがあります。
例:a/an, the, this, that, these, those, my, your, his, her, their, our, (a) few, every, each, either, neither, (a) little, half, much, (an)other, some, any, both, what, which, whose, enough, such, most, one, two, three, etc.
これら限定詞が、単独もしくは連結して名詞の前に付き、名詞を特定化したり、具体的に指し示したり、数量を示したりという役割を果たします。
少し難しく感じたら、日本語で考えてみると分かりやすいかもしれません。「この」「あれらの」「私の」「少しの」「2つの」「多くの」などは、名詞の所有を示したり、数量を示したりしますね。このような語句を「限定詞(決定詞)」と言うわけです。
※ 日本では、一般的に英語の限定詞は形容詞(adjective)の一種とされているので、英和辞書等には「限定詞」の区分がないものがほとんどですが、英英辞書では、限定(決定)詞は「determiner」として分類されています。辞書で単語の品詞を調べる際はこのことに留意してください。
◆ 限定詞の位置
限定詞は必ず名詞の前に置くという決まりがあります。そのため語順は、「限定詞+名詞」ですが、”I love coffee.”のように、限定詞がなく、名詞のみと言う場合を考えると、語順は「(限定詞)+名詞」と言えます。
また、限定詞は1つとは限らず、例えば、日本語で「これら3つの〜」なら、”these three~” と限定詞を複数続けることができます。このあたりも日本語と同様ですね。
では、「(限定詞)+名詞」となる例を演習してみましょう。英語表記は、限定詞(またはa lot ofなど限定詞を含む形容詞句)をオレンジ、限定詞等が付く名詞をブラウン、その他(形容詞など)を黒で表記します。
なお、可算名詞、不可算名詞の区別は辞書に載っているとおり、それぞれ[C]、[U]と表記します。
※ [C]はCountable(数えられる)、[U]はUncountable(数えられない)
Q4−3 私は兄が2人います。
【解答】 I have two brothers.
【解説】two[数詞(限定詞)]+brothers[C]
Q4−4 私はいくつかのノートとペンを持っています。
【解答】 I have some notebooks and pens.
【解説】some[数量詞(限定詞)]+notebooks[C] and pens[C]。someは「いくらかの」と、多くはない数量を示す。後ろの[C]は複数形になる
Q4−5 (1つ)質問してもよろしいですか?
【解答】 Can I ask you a question?
【解説】a[不定冠詞(限定詞)]+question[C]。不特定の1つの質問なので不定冠詞aが付く
【参考】Can(V) I(S) ask(V) you(O) a question(O)? の第4文型。名詞は主語(S)や目的語(O)になる
Q4−6 少し質問してもよろしいですか?
【解答】 Can I ask you a few questions?
【解説】(a) few[数量詞(限定詞)]+ questions[C]。「少し」はa fewで不特定の名詞に付き、後ろの[C]は複数形になる
【参考】a fewは肯定的に「少し」を表し、fewは否定的に「ほとんどない」を表す
Q4−7 いくつか質問してもよろしいですか?
【解答】 Can I ask you some questions?
【解説】some[数量詞(限定詞)]+ questions[C]。someは「いくらかの」と、多くはない数量を示し、後ろの[C]は複数形
Q4−8 このシャツの黒はありますか?
【解答】 Do you have this shirt in black?
【解説】this[指示形容詞(限定詞)]+shirt[C]
【参考】「黒(色)」は領域を表す前置詞inを用いる
Q4−9 このパンツのSサイズはありますか?
【解答】 Do you have these pants in 'S' size?
【解説】these[指示形容詞(限定詞)]+pants(複数形名詞)。pantsは通例、複数で用いる名詞で、パンツ2本ならtwo pairs of pants
【参考】「サイズ」は領域を表す前置詞inを用いる
Q4−10 あの靴はいくらですか?
【解答】 How much are those shoes?
【解説】those[指示形容詞(限定詞)]+shoes[C]。shoeは[C]だが、一般的には複数形のshoesの形で用いられる。そのため、指示形容詞もthatではなく複数を表すthose
Q4−11 どの色がお好みですか?
【解答】 Which color do you prefer?
【解説】Which[疑問形容詞(限定詞)]+color[C]。whichはcolorを修飾する形容詞としての働きがあることから疑問形容詞と区分される[Oxford Dictionaryではdeterminer(限定詞)の区分もあり]
Q4−12 これ(このやつ)をください。
【解答】 I'll take this one, please.
【解説】this[指示形容詞(限定詞)]+one(代名詞)。限定詞+oneは「物」「者」「やつ」などの意味 "Which one?”(どのやつ?) "This one, please.”(このやつお願い)など、買い物などの日常会話でよく使われる
Q4−13 彼女のお母さんが私たちを鉄道駅まで車で送ってくれた。
【解答】 Her mother drove us to the train station.
【解説】Her[所有格代名詞(限定詞)]+mother[C]、the[冠詞(限定詞)]+train[形容詞用法の名詞]+station[C]。driveは「(人が)〜(人)を車で送る」
【参考】stationなどの公共建物はtheが付きやすい(町で唯一という認識がある)。単にthe stationだけで鉄道駅と分かる場合はtrain(鉄道)を抜いてもよい
Q4−14 コーヒーにミルクはいかがですか?
【解答】 Would you like some milk with your coffee?
【解説】some[数量詞(限定詞)]+milk[U]、your[所有格代名詞(限定詞)]+coffee[U]
【参考】Would you like〜?は「〜はいかがですか?」。”Would you like some milk in your coffee?”と、in(〜の中に)を使ってもよい(withは「ともに」を表す)
Q4−15 私は英語を3年間勉強しています。
【解答】 I have been studying English for three years.
【解説】無冠詞+English[U]、three[数詞(限定詞)]+years[C]
【参考】言語、科目としてのEnglishは[U]で大文字から始まる。現在完了進行形で、forの示す期間を継続している動作を表す
Q4−16 私たちにはもっと時間が必要です。
【解答】 We need more time.
【解説】more[数量詞(限定詞)]+time[U]。timeは「時間」の意味では[U]
【参考】「もっと多くの」と表現する場合は、We need much more time. → time[U]はmuchで修飾する(可算名詞を修飾する場合はmany more+[C])
Q4−17 私は今日、たくさんの(すべき)仕事があります。
【解答】 I have a lot of work to do today.
【解説】a lot of(数量形容詞句)+work[U]。「仕事」「業務」の意味のworkは[U]。work to doのto doは「すべき」を意味する不定詞。前の名詞workを修飾するので、形容詞的用法(名詞を修飾することが形容詞の役割の1つ)
【参考】workは「(芸術的)作品」という意味では[C]になる。また、「働く」という動詞の意味もある
Q4−18 この地域にはたくさんの良いレストランがあります。
【解答】 There are a lot of good restaurants in this area.
【解説】a lot of(数量形容詞句)+good(形容詞)+restaurants[C]、this[指示形容詞(限定詞)]+area[C]
【参考】前置詞inは空間・領域のほか、広い範囲や場所を表す
Q4−19 あなたはその旅行にどれくらい(多くの)お金が必要ですか?
【解答】 How much money do you need for the trip?
【解説】much[数量詞(限定詞)]+money[U]、the[冠詞(限定詞)] +trip[C]
Q4−20 私たちはこのプロジェクトを終わらせるのに多くの時間がありません。
【解答】 We do not have much time to finish this project.
【解説】much[数量詞(限定詞]+time[U]、this[指示形容詞(限定詞)]+project[C]
【参考】timeは一般的な「時間」の意味では[U]だが、「(〜を経験する)ひと時」などの意味では[C]
Q4−21 あなたはこの分野でたくさんの経験がありますか?
【解答】 Do you have much experience in this field?
【解説】much[数量詞(限定詞]+experience[U]、this[指示形容詞(限定詞)]+field[C]
【参考】experienceは、一般的に「(〜に関する)経験」という意味では[U]だが、個々の具体的な経験だと[C]扱い(例:a wonderful experience)
Q4−22 日本では、運転経験のほとんどない人をペーパードライバーと呼びます。
【解答】 In Japan, a person with little driving experience is called a "paper driver".
【解説】無冠詞+Japan[U]、a(不定冠詞)+person[C]、little(数量詞)+driving(形容詞用法の名詞)+experience[U]、a(不定冠詞)+paper(形容詞)+driver[C]
【参考】a personは「(運転経験のほどんどない)人は誰でも」を意味する不定冠詞aを使った総称用法。paperには「業務上の」という形容詞用法があり、paper qualificationsで「持っている(というだけの)資格」。※ただし、paper driverを複合名詞と捉えてもよい
Q4−23 彼はその話題にほとんど興味を示さなかったので、会話はうまく進みませんでした。
【解答】 He showed little interest in the topic, so the conversation did not go well.
【解説】little(数量詞)+interest[U]、the(定冠詞)+topic[C]、the(定冠詞)+conversation[U]
【参考】littleは[U]に付いて否定的に「ほとんどない」を表す
これらは一般的な「(限定詞)+名詞」の表現ですが、ここに形容詞等が加わると、どのような語順になるでしょうか?
◆ 「(限定詞)+(副詞)+(形容詞)+名詞」の配列
「(限定詞)+名詞」に、形容詞が入ることがよくあります。形容詞は、big(大きな)、blue(青い)、old(古い)、nice(すばらしい)など、大きさや形状、性質、新旧、色などを説明します。
形容詞を加えると、一般的に語順は「(限定詞)+(形容詞)+名詞」のようになります。
例えば、「the(限定詞)+new(形容詞)+car(名詞)」のような語順です。日本語では、@「この+新しい+車」でも、A「新しい+この+車」でもOKですが、英語は語順に厳しいので、限定詞を前にする@の形を取ります。
これに加えて形容詞を修飾する「副詞」が入る場合、語順は一般的に、次のようになります。
「(限定詞)+(副詞)+(形容詞)+名詞」
副詞は、very(とても)、really(本当に)、so(非常に)などがあり、形容詞の意味を強調したり、その程度を示したりします。※副詞は文脈により動詞など形容詞以外の品詞も修飾します。
副詞が入った語順の例をあげると、「the(限定詞)+very(副詞)+beautiful(形容詞)+car(名詞)」のようになります。
何だか複雑になってきたように感じるかもしれませんが、難しく考える必要は全くありません。よく見れば、「その+とても+美しい+車」と、ある程度日本語の語順にも沿っていますよね。
つまり、「その(the)」「あの(that)」「私の(my)」と言った限定詞を最初に持ってくるという英語のルールに従えば、たいてい日本語で考えても英語の語順になるのです。
では、次からの問題を英訳して語順を確認してみましょう。
Q4−24 それはとても良い質問ですね。
【解答】 That is a good question.
【解説】a(限定詞)+good(形容詞)+question[C]。日本語でも「(1つの)+良い+質問」と語順は同じ
Q4−25 それぞれのコーヒーに違う香りがある。
【解答】 Each coffee has a different aroma.
【解説】Each(形容詞)+coffee[C]。eachは単数名詞(coffeeはここでは[C])に付き「それぞれの」を表す。a(冠詞)+different(形容詞)+aroma[具体例ではC]。aromaは抽象的に使う場合は[U]
Q4−26 この信じられないくらい美味しいケーキはどこで買えるの?
【解答】 Where can I buy this incredibly delicious cake?
【解説】this(限定詞)+incredibly(副詞) delicious(形容詞)+cake[U] =「この+信じられなく+美味しい+ケーキ」
【参考】”this incredibly delicious cake”がひとかたまりの名詞句としてbuyの目的語になっている。※句は単語の集まりで意味をなすもの。incrediblyの代わりに、amazingly(驚くほど)を使ってもよい
Q4−27 あのとても高いタワーが東京スカイツリーです。
【解答】 That very tall tower is the Tokyo Sky Tree.
【解説】That(限定詞)+very(副詞)+tall(形容詞)+tower[C] =「あの+とても+高い+タワー」 、後段はthe(限定詞)+Tokyo Sky Tree[U]
【参考】「That very tall tower」がひとかたまりの名詞句として主語になっているほか、「the Tokyo Sky tree」が名詞句として補語になっている → That very tall tower(S) is(V) the Tokyo Sky Tree(C).の第2文型でS=Cの関係になる
Q4−28 彼がそれはかなり面白い動画だと話していたよ。
【解答】 He told me that it was a pretty funny video.
【解説】a(限定詞)+pretty(副詞)+funny(形容詞)+video[C] =「(一つの)+かなり+面白い+動画」
【参考】pretty(かなり)をquite(割に)にした場合、語順はquite a funny videoとなることに留意(a quite funny videoは誤り)。→ ”He told me that it was quite a funny video.”
◆ 限定詞の配列
以下は参考ですが、英語では、限定詞が複数になる場合、基本的に次のような語順になります。
@ pre-determiner(前置限定詞)
all, both, half等の数量詞のいずれか1つが置かれることがある
A central determiner(中央限定詞)
冠詞(a/an, the)、指示形容詞(this, that, those, these)、人称代名詞の所有格(my, your, his, her, our, their, its)のいずれか1つが置かれることがある
B post-determiner(後置限定詞)
序数詞(first, second, next, last)、数詞(one, two等)、数量詞(many, much, few, little, several, more等)が1つもしくは複数置かれることがある
※ 以上は、一般的にこのようになるということで、これ以外になることもあります。
具体的に確認してみましょう。
Q4−29 東京ディズニーランドの全てのアトラクションを体験したい。
【解答】 I want to experience all the attractions at Tokyo Disneyland.
【解説】all(前置限定詞)+the(中央限定詞)+attractions[C]。attractionは「人を引きつけるもの」という意味では[C]、「魅力」の意味では[U]
Q4−30 私の最初の2つの授業は台風で休講になった。
【解答】 My first two classes were cancelled due to the typhoon.
【解説】My(中央限定詞)+first[後置限定詞(序数詞)]+two[後置限定詞(数詞)]+classes[具体例ではC]。Myは冠詞に相当するので中央限定詞の位置にくる。classは「授業」の意味では[U]だが形容詞がついて具体的になると[C]、英国ではlessonが使われる
【参考】台風を「その」と特定しないで話しをする場合、theではなくaにする → “My first two classes were cancelled due to a typhoon.”
Q4−31 4人全員の背の高い若い男性は、有名なバスケットボールチームのメンバーです
【解答】 All four tall, young men are members of a well-known basketball team.
【解説】all(前置限定詞)+four[後置限定詞(数詞)]+tall(形容詞)+young(形容詞)+men[C]。特定を表す場合はall the four~の形にするが、all four~でも文脈(状況)から特定の集団(集合体)を指す場合、all the four~の”the”は省略されることが多い
【参考】形容詞が続く場合は、意味を明確にするためカンマで区切る(日本語では読点を付けるイメージ)。well-knownは「有名な」
Q4−32 私はこのような信じられないほど美味しいクロワッサンをこれまで食べたことがありません!
【解答】 I have never had such an incredibly delicious croissant before!
【解説】such(前置限定詞)+an(中央限定詞)+incredibly(副詞)+delicious(形容詞)+croissant[C]。croissantのように個々の形をしたパンは[C]。incrediblyは「信じられないほどに」
【参考】croissantの英語発音は[krws]
Q4−33 この素敵な小型の新しい赤い日本の電気自動車を買うために貯金の半分を使った。
【解答】 I spent half my savings to buy this nice, small, new, red Japanese electric car.
【解説】half(前置限定詞)+my(中央限定詞)+savings[C]。this(中央限定詞)+nice, small, new, red Japanese electric(形容詞)+car[C]
【参考】形容詞が続く場合は、意味を明確にするためカンマで区切る(日本語で読点を付けるイメージ)
Q4−33のような長い形容詞は、まず出てくることはありませんが、語順の練習を兼ねて、修飾語を長くしています。参考までに、形容詞の語順は一般的に、次の順になることが多いです。
@主観的評価(niceなど) + A大きさ + B形状 + C性質/状態 + D新旧 + E色 + F固有のものや物質を表す形容詞 + G形容詞用法の名詞
Q4-33で当てはめると、「nice(@) small(A) new(D) red(E) Japanese(F) electric(F) car」となりますが、このような順にならない場合もあります。
㉀の形容詞用法の名詞とは、名詞の形のまま形容詞の役割(名詞を修飾)をするもので、例えば、Q4
-31のbasketball teamのように名詞+名詞になるものです。basketball(名詞)がteam(名詞)を修飾しているので、basketballが形容詞用法の名詞です。
これらの限定詞の種類や語順は、学習を進めていくと少しずつできていくものなので、今細かく覚える必要はありませんが、内容を頭の片隅にでも入れておくと、冠詞等に関する理解の進みが早くなります。
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