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2021年01月16日
お椀の目止め1
今回はお椀の木地の道管部分などの溝を埋める作業をしました↓(14分9秒)
https://youtu.be/WPlDTSLQ5OM
撮影に失敗して
お椀の内側に塗っているところが撮れていませんでした
目止めには錆漆という下地に使う漆を塗るので、
漆用のハケを使うのはもったいないと思い
安い豚毛のハケを使いました
ハケはテレピン油などで洗います
次に、砥の粉と生漆を混ぜて錆漆を作ります
錆漆は普通は砥の粉と水を混ぜてペースト状にしてから生漆を混ぜるのですが、
使う量が少ないので、水は混ぜないで作ってみました
作った錆漆をお椀の内側から外側の上半分までハケで塗り、
すぐ布で拭き取ります
余分な錆漆を拭き取りながら溝に錆漆を埋め込む感じです
終わったらヘラ・ガラス盤をテレピン油などで洗い、
ハケはサラダ油などで洗って終了です
次回は高台から外側の下半分に目止めをします
https://youtu.be/WPlDTSLQ5OM
撮影に失敗して
お椀の内側に塗っているところが撮れていませんでした
目止めには錆漆という下地に使う漆を塗るので、
漆用のハケを使うのはもったいないと思い
安い豚毛のハケを使いました
ハケはテレピン油などで洗います
次に、砥の粉と生漆を混ぜて錆漆を作ります
錆漆は普通は砥の粉と水を混ぜてペースト状にしてから生漆を混ぜるのですが、
使う量が少ないので、水は混ぜないで作ってみました
作った錆漆をお椀の内側から外側の上半分までハケで塗り、
すぐ布で拭き取ります
余分な錆漆を拭き取りながら溝に錆漆を埋め込む感じです
終わったらヘラ・ガラス盤をテレピン油などで洗い、
ハケはサラダ油などで洗って終了です
次回は高台から外側の下半分に目止めをします
2021年01月15日
お椀の木地固めの研ぎ
お椀の木地固め2が硬化しました↓
木地固めが硬化したら、
400番のサンドペーパーで全体を空研ぎします↓(11分24秒)
https://youtu.be/RY6hr6KxKNI
研ぐと削れた粉が出るので、
固く絞ったタオルで拭き取ります
高台の際のところは当て木を使って研ぎます
次回は錆漆で目止めをしようと思います
摺り漆のお箸を作ったときは目止めをしなかったのですが、
少しレベルを上げて錆漆も使ってみたいと思います
木地固めが硬化したら、
400番のサンドペーパーで全体を空研ぎします↓(11分24秒)
https://youtu.be/RY6hr6KxKNI
研ぐと削れた粉が出るので、
固く絞ったタオルで拭き取ります
高台の際のところは当て木を使って研ぎます
次回は錆漆で目止めをしようと思います
摺り漆のお箸を作ったときは目止めをしなかったのですが、
少しレベルを上げて錆漆も使ってみたいと思います
2021年01月14日
お椀の木地固め2(失敗)
お椀の木地固めの1回目が硬化しました↓
木地の裏側までにじむほど生漆がしみこみました
普通は1回で全面塗ってしまうのですが、
初心者向けに手があまり汚れないように2回に分けました
木地固めの2回目の動画はこちら↓(19分22秒)
https://youtu.be/gWxzPVqIfKE
1.ハケをテレピン油などで洗う
2.生漆をテレピン油などで少し薄める
3.お椀の木地に薄めた生漆をハケで塗る
4.ティッシュペーパーなどで余分な生漆を拭く
5.ヘラとガラス盤をテレピン油などで拭く
6.ハケをサラダ油などで洗う
7.漆風呂に濡れタオルをかけてフタを閉める
追記
木地固めは2回に分けるとムラになってしまったので
一度に全面塗ってしまう方が良いようです
木地の裏側までにじむほど生漆がしみこみました
普通は1回で全面塗ってしまうのですが、
初心者向けに手があまり汚れないように2回に分けました
木地固めの2回目の動画はこちら↓(19分22秒)
https://youtu.be/gWxzPVqIfKE
1.ハケをテレピン油などで洗う
2.生漆をテレピン油などで少し薄める
3.お椀の木地に薄めた生漆をハケで塗る
4.ティッシュペーパーなどで余分な生漆を拭く
5.ヘラとガラス盤をテレピン油などで拭く
6.ハケをサラダ油などで洗う
7.漆風呂に濡れタオルをかけてフタを閉める
追記
木地固めは2回に分けるとムラになってしまったので
一度に全面塗ってしまう方が良いようです
2021年01月13日
お椀の木地固め1(失敗)
お椀の木地調整が終わったら、次は木地固めです↓(38分28秒)
https://youtu.be/OkX0-HD6730
お椀の木地固めのポイントは、たっぷりしみこませること
1回目はお椀の内側から外側の上半分まで塗りました
1.ハケをテレピン油などで洗う
2.生漆をテレピン油などで少し薄める
3.お椀の木地に薄めた生漆をハケで塗る
4.ティッシュペーパーなどで余分な生漆を拭く
5.ヘラとガラス盤をテレピン油などで拭く
6.ハケをサラダ油などで洗う
私はテレピン油の代わりにホームセンターで買えるペイントうすめ液を使っています
使った後のハケを洗う油は、私はサラダ油を使っていますが、菜種油を使っても良いです
追記
木地固めは2回に分けたらムラになってしまったので
一度に全面塗ってしまう方が良いようです
https://youtu.be/OkX0-HD6730
お椀の木地固めのポイントは、たっぷりしみこませること
1回目はお椀の内側から外側の上半分まで塗りました
1.ハケをテレピン油などで洗う
2.生漆をテレピン油などで少し薄める
3.お椀の木地に薄めた生漆をハケで塗る
4.ティッシュペーパーなどで余分な生漆を拭く
5.ヘラとガラス盤をテレピン油などで拭く
6.ハケをサラダ油などで洗う
私はテレピン油の代わりにホームセンターで買えるペイントうすめ液を使っています
使った後のハケを洗う油は、私はサラダ油を使っていますが、菜種油を使っても良いです
追記
木地固めは2回に分けたらムラになってしまったので
一度に全面塗ってしまう方が良いようです
2021年01月12日
お椀の木地調整
今回はお椀の木地調整をします。↓(5分57秒)
https://youtu.be/Z0kogsisqLY
お椀の木地調整のポイントは、縁と高台のゆがみをチェックすること
ガラス盤の上にお椀の木地を置き、指で軽くたたき、カタカタとなったらゆがみがあるということです
ゆがんでいたら、ガラス盤の上に400番のサンドペーパーを置き、その上でお椀の木地をスライドさせて平らに削ります
少し削ったらガラス盤でゆがみが無くなったかチェックします
削れたところは角が立っているので、小さく切った400番のサンドペーパーで角を丸めるように研ぎ、形を整えます
木地調整が終わったら、溶剤で少し薄めた生漆を塗って木地固めをします
https://youtu.be/Z0kogsisqLY
お椀の木地調整のポイントは、縁と高台のゆがみをチェックすること
ガラス盤の上にお椀の木地を置き、指で軽くたたき、カタカタとなったらゆがみがあるということです
ゆがんでいたら、ガラス盤の上に400番のサンドペーパーを置き、その上でお椀の木地をスライドさせて平らに削ります
少し削ったらガラス盤でゆがみが無くなったかチェックします
削れたところは角が立っているので、小さく切った400番のサンドペーパーで角を丸めるように研ぎ、形を整えます
木地調整が終わったら、溶剤で少し薄めた生漆を塗って木地固めをします
2021年01月11日
リクエスト募集!何しようかな?
このブログのこれからの予定は
1.根来塗
根来塗といっても、わざと下の黒塗りを出すのではなく、下に黒の中塗りを塗って、赤色の上塗りをしたもので、新品の時は全面赤で、使い込んで擦れてくると下に塗った黒が見えてくるような感じで作ろうと思っています。
2.朱溜塗
朱溜塗とは、下に赤い漆を塗り、その上に飴色の漆を塗ったもので、飴色の下に赤色が透けて見える塗り方。
3.木地呂塗
木地呂塗とは、飴色の漆の下に木地の木目が見える塗り方。
4.曙塗
曙塗とは、根来塗の逆の配色の塗り方。
下に赤色の漆を塗り、上に黒の漆を塗る。
5.摺り漆(拭き漆)
摺り漆はお箸にやりましたが、お椀にもやってみようと思います。
このほかにやってみてほしいこと、聞きたいことなどリクエストや質問があったら記事の一番下にある「コメントを書く」「comment」をクリックして、コメントください!
1.根来塗
根来塗といっても、わざと下の黒塗りを出すのではなく、下に黒の中塗りを塗って、赤色の上塗りをしたもので、新品の時は全面赤で、使い込んで擦れてくると下に塗った黒が見えてくるような感じで作ろうと思っています。
2.朱溜塗
朱溜塗とは、下に赤い漆を塗り、その上に飴色の漆を塗ったもので、飴色の下に赤色が透けて見える塗り方。
3.木地呂塗
木地呂塗とは、飴色の漆の下に木地の木目が見える塗り方。
4.曙塗
曙塗とは、根来塗の逆の配色の塗り方。
下に赤色の漆を塗り、上に黒の漆を塗る。
5.摺り漆(拭き漆)
摺り漆はお箸にやりましたが、お椀にもやってみようと思います。
このほかにやってみてほしいこと、聞きたいことなどリクエストや質問があったら記事の一番下にある「コメントを書く」「comment」をクリックして、コメントください!
2021年01月10日
楽天で見つけたおススメの漆器
2021年01月09日
化学合成塗料のお箸の塗装をはがしてみた
家にある化学合成塗装のお箸の塗装がはがれてきました。↓
こんな状態になったら普通は捨てますよね?
今回は試しにこの塗装をはがして、漆で塗りなおしてみようと思います。
今日は塗装をはがす作業をしました。↓(19分35秒)
やってみると、意外と大変でした。
1本の塗装をはがすのに20分くらいかかりました。
2本で約40分です。
やりたい人はやってみても良いですが、そこまでして塗りなおす必要はないと思います。
新しいお箸の木地を買って塗った方が良いですね。
やり方は、100番の空研ぎ用のサンドペーパーを当て木に巻いて、ひたすら削ります。
表面全体が木になれば塗装はがしは完了です。
合成塗料が残った状態で漆を上に塗ると、合成塗料の層からはがれてくる可能性があるので、なるべく合成塗料を残さないで削り取ります。
こんな状態になったら普通は捨てますよね?
今回は試しにこの塗装をはがして、漆で塗りなおしてみようと思います。
今日は塗装をはがす作業をしました。↓(19分35秒)
やってみると、意外と大変でした。
1本の塗装をはがすのに20分くらいかかりました。
2本で約40分です。
やりたい人はやってみても良いですが、そこまでして塗りなおす必要はないと思います。
新しいお箸の木地を買って塗った方が良いですね。
やり方は、100番の空研ぎ用のサンドペーパーを当て木に巻いて、ひたすら削ります。
表面全体が木になれば塗装はがしは完了です。
合成塗料が残った状態で漆を上に塗ると、合成塗料の層からはがれてくる可能性があるので、なるべく合成塗料を残さないで削り取ります。
2021年01月08日
拭き漆(摺り漆)のお箸の作り方18ついに完成!
2021年01月07日
拭き漆(摺り漆)のお箸の作り方17呂色磨き+摺り漆9
「訂正」前回、次の呂色磨きで完成と書いたのですが、磨いてみたら少し白っぽいツヤになったので、最後にもう一度摺り漆をして硬化したら完成とすることにしました。
少し強く磨きすぎたかもしれません。
前回の摺り漆が硬化したものがこちら↓
この状態から、箸の頭の方に呂色磨きをします。
まず、サラダ油か菜種油を少し出し、呂色磨き粉という粉を混ぜます。
それを、消しゴムに巻いたコットンに付けて擦り、磨いていきます。
磨き終わったら、ガラス盤とヘラにサラダ油が付いたので、ティッシュペーパーで拭き取り、さらにテレピン油などをつけたティッシュペーパーでもう一度拭き取ります。
箸にもサラダ油と呂色磨き粉が付いているので、食器用洗剤で洗い、水気を拭き取ります。
呂色磨きをしたものがこちら↓
呂色磨きをして、ツヤの具合を確認したら、少し白っぽくなったので、もう一度摺り漆をすることにしました。
今回の作業「呂色磨き+摺り漆」(11:52)↓
今回の摺り漆が硬化して、ツヤが良い感じだったら完成にします!
少し強く磨きすぎたかもしれません。
前回の摺り漆が硬化したものがこちら↓
この状態から、箸の頭の方に呂色磨きをします。
まず、サラダ油か菜種油を少し出し、呂色磨き粉という粉を混ぜます。
それを、消しゴムに巻いたコットンに付けて擦り、磨いていきます。
磨き終わったら、ガラス盤とヘラにサラダ油が付いたので、ティッシュペーパーで拭き取り、さらにテレピン油などをつけたティッシュペーパーでもう一度拭き取ります。
箸にもサラダ油と呂色磨き粉が付いているので、食器用洗剤で洗い、水気を拭き取ります。
呂色磨きをしたものがこちら↓
呂色磨きをして、ツヤの具合を確認したら、少し白っぽくなったので、もう一度摺り漆をすることにしました。
今回の作業「呂色磨き+摺り漆」(11:52)↓
今回の摺り漆が硬化して、ツヤが良い感じだったら完成にします!