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■近況

2009年の9月15日に脳梗塞を発症、右手が少し不自由になりました。
MRAで脳梗塞の部位を特定でき、素早い処置をとれたので大事に至りませんでした。
快復にむけてリハビリ中です。
(2011/01/01更新)

■自己紹介・リンク

[ はじめに ]
タイのスラチャイです。
英語学習に王道はありません。
毎日毎日の地道な努力の積み重ねが必要です。
スラチャイはNHKのラジオ英語会話で現在の英語力を身につけました。
一日僅か15分の学習でも数年間継続すれば相当な学習効果が期待できます。

[ 名前 ]
松井 清 (スラチャイ)

[ 略歴 ]
・福岡県出身
・国立高知大学卒業
・準大手建設会社に就職
・50歳で会社を早期退職
・99/10 タイ全土を旅行
・00/10 タイに移住
・03/07 カイちゃん誕生
・07/06 シーファーちゃん誕生
・現在タイ国コンケン在住

[ 座右の銘 ]
Slow and steady wins the race.
遅くとも着実な者が勝利する
(NHK基礎英語芹沢栄先生)

[ 学習の手引き ]
・音読して耳から英語を吸収
・Think in English.
・ネイティブ発音付辞書活用
・英英辞典を活用(英和も)
・翻訳和文で専門用語確認



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2013年10月27日

ネット配信 外国企業にも消費課税が要る

海外で無税ならば、日本でも無税にして調整するのがTPPの趣旨に合致するのではないでしょうか?
TPPの理論と完全に逆行しているではないですか^^。
税収増大だけにとらわれるとこうなります。
相手の国が黙っていないでしょう。
日本だって、国民は、ネット配信グッヅが出来るだけ安い方を望んでいるのではないでしょうか。
(スラチャイ)

The Yomiuri Shimbun October 26, 2013
Impose consumption tax on digital products distributed from overseas
ネット配信 外国企業にも消費課税が要る(10月25日付・読売社説)

An unfair situation has emerged regarding how domestic and foreign firms are taxed in the rapidly growing industry of online digital data distribution. An environment must be created in which they can compete on an equal footing.
 急成長するインターネット配信ビジネスで、国内と外国の企業との間で課税の不公平が生じている。対等に競争できる環境作りが必要だ。

The Tax Commission has started examining the advisability of imposing the consumption tax even on e-books and music provided online from overseas.
 政府税制調査会は、外国から電子書籍や音楽などを日本に配信するサービスに対しても、消費税を課すかどうか検討を開始した。

Under the current system, the tax is imposed only on domestically provided electronic information.
 現行の税制では、国内から配信された電子情報だけに消費税が課税されている。

For instance, no consumption tax applies to e-books bought by Japanese consumers on the Amazon.com online marketplace based in the United States.
例えば、米国を拠点とするアマゾン・ドット・コムのネット書店で日本の消費者が電子書籍を買った場合には、非課税扱いとなる。

If there are price differences for the same e-products due to tax, depending on whether they are provided from overseas or at home, domestic firms will be forced into a disadvantageous situation.
 同じ商品なのに、国内配信か、海外からの配信かによって消費税分の価格差が生じれば、国内企業は不利な競争を強いられよう。

The publishing and Internet industries have pointed out that such an unfair tax burden impairs the competitive environment. They have every reason to call for reexamining the tax system based on such an argument.
 出版業界やネット業界が「競争条件を歪(ゆが)めている」と指摘し、税制の見直しを求めているのはもっともである。

Such circumstances have emerged because the imposition of consumption tax is limited to domestic transactions and imports of goods. The tax is not levied on data distributed through overseas servers because they are regarded as overseas transactions of non-goods.
 こうした事態が生じたのは、消費税の対象を「国内取引」と「モノの輸入」に限定しているためだ。海外のサーバーからのデータ配信は、モノ以外の「国外取引」とみなされて課税されない。

The amount of tax revenues lost because of the no-tax rule for products provided online from overseas is said to be in the tens of billions of yen a year.
 海外からの配信が非課税のために得られなかった日本の消費税収は、年数百億円規模に達しているという見方もある。

Adverse effects of levy

The government will raise the sales tax from 5 percent to 8 percent next April. The rate is scheduled to be increased to 10 percent in October 2015. If the range of the tax’s application is left unchanged, adverse effects of the tax exemption on online products provided from overseas are expected to expand.
 政府は2014年4月に消費税率を5%から8%に引き上げる。15年10月には10%まで上げる予定だ。消費税の扱いをこのままにしておけば、非課税措置による弊害が拡大してしまう。

Such unfair taxation may accelerate the hollowing-out of industry, as Japanese digital data providers may shift their bases overseas.
 日本の配信業者が海外に拠点を移すなど、産業の空洞化を助長する一因にもなりかねない。

According to Impress Innovation Lab, Japan’s e-book market is expected to balloon to about \240 billion in fiscal 2017, about triple that of fiscal 2012.
 インターネットメディア総合研究所によると、日本の電子書籍の市場規模は、17年度には12年度の約3倍にあたる2400億円近くに膨らむ見通しだ。

Online information distribution is a promising growth industry. The government must accelerate work to reexamine the range of the consumption tax’s application.
 ネット配信ビジネスは、有望な成長産業の一つである。政府は、消費税の課税対象の見直しを急がねばならない。

However, a host of challenges need to be tackled, such as how to accurately grasp the online distribution prices of foreign companies.
 ただ、外国企業の日本への配信額を正確に把握できるかなど、検討すべき課題は多い。

Among other steps, it will be essential to establish a system in which Japanese tax authorities can cooperate with their foreign counterparts to share information on foreign companies.
外国の税務当局と協力し、海外企業に関する情報を共有できるようにすることなどが欠かせないだろう。

Since about a decade ago, Germany and other European Union member countries successively introduced the so-called value-added tax, which is equivalent to Japan’s consumption tax, on online distribution services provided from outside the EU.
 欧州連合(EU)では約10年前からドイツなどが順次、域外からネット配信されるサービスに日本の消費税にあたる付加価値税を課している。

Online data distributors outside the EU are required to file a business registration, which has produced certain results. Such a registration system for Japan is also worth studying.
 域外の配信業者は、事業登録が求められる仕組みで、一定の成果が上がっている。登録制は、日本でも検討に値しよう。

(From The Yomiuri Shimbun, Oct. 25, 2013)
(2013年10月25日01時41分 読売新聞)
posted by srachai at 07:37| Comment(0) | 読売英字
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