資格免許皆伝

　皆さんは、「おいしい水」って聞いてどんな水をイメージしますか？
無色透明、不純物の混じっていないきれいな水。そんなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
　無色透明で、不純物の全く混じっていないいわゆる「純水」というものは、味の点からすると、何の味気もないただの液体でとても飲めたものではありません。
　「おいしい水」というのは、いわゆるミネラル水（ミネラルウォーター）という、カルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が溶けている「不」純水です。地球というろ過装置の中でいろいろな地層に浸みこんで浄化されつつ、鉱物（ミネラル）を溶かしこんで天然のミネラルウォーターになります。
　我々が水道水に使用する、河川の水も、井戸の水も一種のミネラルウォーターといっても過言ではありません。それを飲用できるように施設で浄化しているだけなのです。