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台湾:与党・国民党後退、馬総統人気に陰りも 統一地方選 - 毎日jp(毎日新聞)

 【台北・大谷麻由美】台湾で5日、17県市の首長などを決める統一地方選の投票が行われ、即日開票された。首長選で与党・国民党は系列の無所属を含む現有14ポストを維持できず、宜蘭、花蓮両県の2ポストを失った。首長選の得票率は国民党が47.86%(前回50.96%)、民進党は45.40%(同41.95%)で、国民党が大きく後退。今年8月の台風による大水害への対応の遅れをきっかけに、馬英九総統の支持率低迷が続く中、就任以来初の大型選挙で人気の陰りを示す結果となった。

 野党・民進党は激戦区の宜蘭県長選を制し、現有の3から1ポストを上積みした。陳水扁前総統の機密費横領事件で揺れた党の再建に向けた足がかりをつかんだ形だ。

 馬総統は記者会見で得票率の低下について「理想的ではないし、警告は受け止める。しかし、選挙結果は一つの要因だけで決まるのではない」と評価を避けた。

 国民党は05年の前回統一地方選以来、馬氏の人気も手伝って大型選挙で勝ち続けてきた。馬総統は今回の選挙で圧勝し、再選を目指す2012年の総統選への弾みをつけたいところだった。

 しかし、支持率低迷に加え、クリーンな選挙を目指す馬総統が主導した党の候補者指名では、決定に反発して出馬した候補者8人が除名処分となるなど党内にしこりを残した。

 党の指名候補と除名処分となった候補2人による三つどもえとなった花蓮県長選では、証券取引法違犯罪で有罪判決を受けて控訴中の造反候補が圧勝した。地方の実態を無視した対応との反発の声が出る中、今回の結果は馬総統の求心力の低下に拍車をかけそうだ。



馬総統になってから、一度もいってないわ。


台湾:与党・国民党後退、馬総統人気に陰りも 統一地方選 - 毎日jp(毎日新聞)


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