2016年08月09日
東武鉄道8000系電車
おはようございます。東京は朝から蒸し暑い朝を迎えましたが、如何お過ごしですか。今日で長崎に原爆が投下されてから71年目にもなります。
さて今日は私鉄、東武鉄道8000系の写真を掲載いたします。8000系は1963年〜1983年に掛けて、712両が製造され東武本線(伊勢崎線・日光線)・東上線・野田線等で多くが活躍して来ました。正に東武鉄道版の国鉄103系ですが、乗り心地は住友金属製のミンデン台車で、空気ばね構造の車両でしたので、103系よりは乗り心地は良かったです。
現在は老朽化と次世代の東武電車50000系や60000系増備の為、廃車が進み現在も順次置き換えられております。
デビュー当初はロイヤルベージュカラーでしたが、1974年からの増備車はコスト削減の為、セイジクリームで登場いたしました。(ロイヤルベージュカラーも、セイジクリームに順次塗り替えられました。)更に1985年には不評だったセイジクリームから、現在のジャスミンホワイトを基調に前面がロイヤルブルー、側面がロイヤルブルー2本とリフレッシュブルー1本を施した塗装に順次塗り変えられて行きました。また後に妻面はジャスミンホワイト1色になっております。
その後は更新工事で前面運転台が改造された車両も登場いたしました。この様に東武鉄道で勢力が強かった8000系ですが、前述の記事で老朽化や後継車両の登場により、置き換えも進められております。
この夏休み懐かしのロイヤルベージュカラーの8000系を乗りに、東武東上線の小川町〜寄居方面の旅も楽しんでみては如何でしょうか。なお同線にはセイジクリームカラーの8000系、フライング東上カラーも走っております。
写真は東武東上線 鉢形〜玉淀の荒川を渡る、ロイヤルベージュカラーの更新車の8000系電車。(2016年6月撮影)
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