2009年12月08日
石川遼、史上最多9冠奪取!新人賞は池田勇太!
「2009年度ジャパンゴルフツアー表彰式」が都内のホテルで7日(月)に行われ、今季の男子ツアーを盛り上げた石川遼をはじめ、池田勇太、片山晋呉、丸山茂樹、選手会長の宮本勝昌などが出席した。最優秀選手賞は賞金王にも輝いた石川遼で、2003年の伊澤利光の8冠を上回る9つのタイトルを獲得。最優秀新人賞 島田トロフィは、石川と熾烈な賞金レースを繰り広げた池田勇太が獲得した。
タキシードカラーのスーツで登場した石川は、少し照れたような表情を見せたが表彰式では笑顔いっぱい。今年1年男子ツアーを盛り上げ、数々の賞を獲得したことについて「たいへん光栄な賞をいただき、ありがとうございました。ひとえに、これまでゴルフを支えてくれた家族やチーム、ファンのおかげです」と喜びのコメントを語った。また、最優秀新人賞 島田トロフィを獲得した池田は「昨年は遼が獲って、今年が僕というのは(順番的に)なんかおかしいような」と笑いを誘ったが「親、ゴルフを教えてくれた祖父、僕に関係するすべての方に感謝したい」とその思いを口にした。
その後行われた感謝パーティーでは、選手たちとのトークコーナーが設けられ、石川は「(シーズン中盤から)17試合連続でトーナメントに出場し、体調を崩すことなく元気で出来て良かった。賞金王になれたのは1年間の積み重ねだが、ひっくり返すとまた来年に向けて動き出さなくては」とあらためて賞金王に輝いたことについて語り、これからも精進していくことを誓った。池田は「初優勝が日本プロという、メジャーで勝てたことについて誇りに思っているし、それが追い風になった。多少ケガもあったが1年間戦えてよかった」と激動の年を振り返った。
片山の「マスターズ」での活躍に始まり、石川、池田という若い2人の成長、最後は丸山の劇的な優勝で幕を閉じた国内男子ツアー。来年も石川、池田が中心となるのは間違いないが、対抗する中堅、ベテランも見逃せない。ますます熱くなる、2010年の男子ツアーに注目だ。
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