2010年10月11日
可夢偉、攻めの走りで7位入賞/日本GP
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F1世界選手権第16戦日本GP決勝(10日、鈴鹿サーキット=1周5・807キロ×53周)14番手スタートだった小林可夢偉(24)=ザウバー=は7位入賞を果たした。
39周でタイヤ交換を終えて12番手でコースに復帰。残り14周から小林の猛追撃が始まった。
先行するライバルを、抜くのが難しいヘアピンで次々と仕留めていく。派手なオーバーテークに大いにわく約9万6000人のファンの声援に後押しされて、ついに初めての母国GP決勝で7位まで順位を上げてゴール。前日の雨から一転し、抜けるような青空が広がったサーキットに「最高のレースになった」と興奮気味の小林の声が響いた。
14番手発進だったが、レース中盤に一時は5番手までポジションを上げた。その要因となった激しい攻めのドライビングが終盤の好走を引き出した。
必死に追い上げる途中で他車と接触してマシンを壊したが「順位を上げることしか頭になかった」と、かまわずアクセルを踏み続けた強気な姿勢も3戦ぶりのポイント獲得につながった。
最高ともいえる見せ場の連続だったが自己評価は「もっとできた。60点ですね」。24歳の若武者はいつまでも満足感に浸ってはいなかった。さらに上を目指して今季の残り3戦に挑む。
【15秒バージョン】
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