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2019年12月10日
逃げ癖
今回は『逃げ癖 サッカー』と言う検索ワードをお題にしてみます。
人間、嫌な事からは逃げたいものですよね〜。(笑)
でも、社会的には逃げると言う行為は、悪い事の様に思われてしまう雰囲気ってやはり在るのだと思うのです。
サッカーに於いて逃げ癖と言うと・・・皆さん、何が思い浮かぶでしょうかね?
検索者がどんな意図を持ってこのワードで検索を掛けていたのか・・・それは分かりませんが、おそらくプレイに関してなんだろうとは思います。
例えば、フィジカルコンタクトを避けるだとか、1対1の勝負を避けるだとか・・・そんな感じなんじゃかいかと想像できますよね?
消極的なプレイと言い変える事も出来そうなんですが・・・逃げると言う言葉を使うと言う事は、その事に対して余り良い印象を持っていないと言う事なんだろうと思う訳なんです。
しかも癖とまで言っているのですから・・・そう言うプレイが常なんでしょうね。
おそらく、お子さんの事なんだろうとは思うのです。
親としてはね〜確かに我が子のそう言う姿は見たくないのかも知れませんよね。(^^;
勇敢に戦って欲しい・・・男の子なら尚の事、そう願いたいものですよね〜。
ただね・・・逃げる事は、決して悪い事じゃないんですよ。
勇敢な人間は短命だなんて言われる事があります。
ゴルゴ13も似た様な事を言ってましたっけ・・・。(笑)
無事これ名馬なんて言葉も在りますしね。
危険を察知し回避する事って、生きて行く上で非常に大切な事なんです。
唯でさえ、選手生命が短いと言われるサッカー選手ですからね。
避ける事の出来る戦いは避けるべし・・・な訳なんですよ。
この辺は、余り理解して貰えていないみたいなんですよね。
ましてや、プロじゃありませんから・・・趣味のスポーツで大怪我をしたりなんて割に合わないですよね・・・普通に考えて。
プレイスタイルとして気に入らないと言う場合でも、少し考えて貰えたらって思うのです。
常に闇雲に勝負する様な子って逆にどうなんでしょうかね?
チームスポーツであるサッカーと言う競技の中では、不適格者の烙印を押されてしまう事も在るかも知れませんよね?
まぁ、これは極端な例ですけど・・・似た様な子っているものです。
今は、昔より遥かにボールを失わない事を重要視する傾向が強いと言えます。
パス中心のポゼッションサッカーなんて言われる戦い方なんかはその代表例ですよね。
これ・・・悪意の在る言い方をするならですけど・・・逃げのサッカーでもあるんです。
相手との接触や勝負をなるべく避けて、ゴール前までボールを運んで行こうって事ですものね。
実際、ドリブル勝負は色々な意味でリスクが大き過ぎるんです。
だから余計な戦いは避けるに限る訳で、先程逃げのサッカーって言いましたけど・・・実際には、誘ってスカすを繰返しているんですよね。
ボールを奪いに来れば、簡単に叩いて相手をスカし、又移動して再びボールを受ける・・・こんな事を繰返しているのが、現代サッカーなんだろうと思うのです。
そして、子供達も今同じ様な事を求められている場合が多いんですよね。
サッカーなんて結果オーライな所が大きいんですよ。
勝負して、上手く行けば褒められますけど、ボールを奪われたら・・・他に選択肢が在っただろって言われてしまうものなんです。(^^;
そう言う大人達の声を聞き続けて来た子供達がよりセーフティーにプレイする事は、別に不思議な事じゃないんですよね。
口ではね〜「何で勝負しなかったんだ?」なんて言う事もありますけど・・・ボールを奪われたら「周りが見えていない」とか「状況判断が悪い」とか・・・ケチョンケチョンに言われてしまうんですよ・・・気の毒な事に。(^^;
それを指導者に言われる位なら未だしも・・・親にまで言われていまうのではね〜プレイが消極的になるのも頷けます。
観ていてどんな感想を持っても良いのですけどね・・・子供のサッカーに激しさを求め過ぎなんじゃないのかなって思うんです。
もっと、もっと・・・って願う親の気持ちも解るのですが、実際にプレイしている子供達の脳裏には色々な事が過ぎっているものなんですよ。
もう大人がサッカー少年を潰しに掛かるのは止めないといけませんよね。(^-^)b
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