2019年07月09日
スペースへの意識
スペースって物を上手に使える様になると、サッカーも大分上手になって来た様に見えるものです。
子供達だって、その事は知っているのですけどね・・・中々、実践で活用出来ない事が多いんです。
どうしても、安心、安全な印象のある外待ちが多くなって来てしまって・・・チャンスを上手く演出できないんですね。
何処のスペースに飛び込むのが良いのか・・・迷いもあるみたいなんですけどね。
考え方は色々在るのだとは思うのですが・・・例えば、ボールを中心に考えてみた時、誰も邪魔者がいない場所(スペース)ってあるものです。
ボールとそのスペースが一直線で結ぶ事が出来るのなら、そこは飛び込むべき候補地の1つに数える事ができるでしょう。
そう言う場所になら、ゴロでパスが出せる訳です。
まぁ、ベーシックと言えばベーシックなんですけど・・・そう言う場所を常に探して移動するって癖は付けておきたい所なんです。
空間を利用すれば・・・邪魔者がいたとしても、その上にボールを通す事も出来ます。
チップキック等で浮き球を蹴る事が出来るのなら、そう言う邪魔者の裏側のスペースも充分活用出来る訳なんです。
パスの受け手も、出し手も、中級者以上向けなのかも知れませんけどね。(笑)
失敗を恐れずに、何度でも挑戦する価値は在るスペースだと思います。
ボールに近い子から順番に、そう言う場所を探してドンドン飛び込んで行けると・・・必然的に全体が動き始めます。
連動なんて呼ばれる動きですね。
前線の子達は、攻撃の意図を持って・・・後方の子達は、同時に守備の意識も持って・・・それぞれ、スペースに飛び込んで行けると良いのかなって思います。
特に守備的なポジションの子達は、スペースを潰すポジショニングを心掛けたいですよね。
そう言う事が出来る様になって来ると、相手からしてみれば・・・次から次に人が現れて来るかの様な錯覚を覚えるものなんです。
守備に転じると、こう言うのが本当に厄介で厄介で・・・。(汗)
少なくとも、攻撃するとなったら・・・こう言う事がポジション関係無しで思い切って行えると良いのだろうと思うのです。
こう言う事を突き詰めていった先に、現代サッカーの戦術と言う物がある訳なんです。
言う程簡単じゃないのですけどね。(^^;
ただ、スペースを意識してサッカーが出来ないと、今は子供のサッカーと言えど・・・勝つ事は難しいんです。
ボールを捏ねる練習ばかりしていては、この辺は中々身に付かないのかも知れませんよね。
小学生に何処まで求めるか・・・なんでしょうけど、出来る範囲でより高みを目指すって事も必要なんだろうとは思います。
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