2019年06月20日
ラインコントロールの奥深さ
ラインコントロールなんて言うと、ちょっと難しそうに聞こえますよね。(^^;
ざっくり言ってしまうと、最終ライン(ディフェンスライン)の上げ下げの事なんですけど、小学生の8人制で何処まで必要かって事に関しては、意見が分かれる所なのかも知れませんね。
基本、8人制は副審(ラインズマン)が就きませんから・・・オフサイドトラップなんかは、危険な賭けとなってしまうシーンも相当多いのです。
なので、オフサイドトラップを狙いに行くと言う意味でのラインコントロールは、それ程積極的に行われていないのかな・・・って印象を受けますかね〜。
ラインコントロールの目的はオフサイドトラップ狙いだけではありません。
これもざっくり言うと・・・前線との距離を一定に保つ為・・・と言えば分かり易いでしょうか?(^^;
キックオフの時の状態・・・あの距離感を保つ為の努力なんだと思って頂ければ良いのかなって思います。
前のプレイヤーとの距離が開けば開く程、そのスペースを相手チームに使われてしまう可能性が高くなる・・・だから、そのスペースを少しでも消しましょうかね〜って事なんですね。(^-^)b
でも、これはこれで積極的な守備の形でもある訳で、攻撃のバックアップと言う側面も持ちながら・・・ちゃんと守備の事も考えている訳なんですね〜。
この辺りの事は、小学生の8人制でも相当口をすっぱくして指導されているチームが大半なんだろうと思います。
まぁ、言われればこの理屈は分かるかと思うのですよ・・・。
じゃ、そのタイミングは・・・ってなると、これが中々難しいんですよね〜。(^^;
指導者によっても意見は異なる部分なんですが・・・ラインを上げ下げするタイミングは大きく分けて2つかなって思うのです。
1つは、ボールホルダーがどちらを向いているかで決めようか・・・ってやり方。
もう1つは、実際にボールがどちらに向かって動いたかで決めようか・・・ってやり方です。
人かボールか、このどちらかで上げ下げのタイミングを測ろうって言う訳ですね。(^-^)b
小中学生には、これなら分かり易いのかも知れません。
で、実際に上げ下げの指示を出すのは、センターバックな事が多いのです。
じゃ、何処まで・・・って所が、チーム毎に、指導者毎に、状況毎に異なってくる訳なんですね。
その違いがサッカーを面白くしてくれているとも言えますかね〜。(^^)
小学生の場合だと、どうでしょう・・・良く上がってもハーフェーライン位でしょうか・・・。
それが、中学生にもなるとですね〜相手陣内深くまで上げてくるチームも相当出て来ます。
気持ち的に押されているチームは、あまり上げて来ないですし・・・逆に押しているチームは、グイグイ上げて来たりもしますからね〜そう言う部分も見ていて面白いですよね。
ラインコントロールって一言で言っても、中々奥が深い訳なんです。(^-^)b
どうでしょう・・・ラインコントロールって、それ程気にして見てはいないんじゃないのでしょうか?
小学生でも、この辺をキッチリとやって来るチームも今は多いですしね。
全員攻撃、全員守備を実現する為の1つの形ではあります。
そして、そう言うサッカーが今は子供達の間にも求められているって事は覚えておいても良いのかなって思います。
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