2019年06月19日
恐怖心に負けたくない!
小学生にとってサッカーは、怖い物だらけ・・・なんじゃないでしょうかね?
中学生になると、大分怖い物は減って来ているのが分かります。
高校生にもなれば、少しは怖がれよ・・・ってシーンの方が目立つ様になって来ますかね〜。(笑)
怖いって思ってしまう事は、仕方の無い事なんですが・・・何とか克服したいと思っている子も多いんです。
恐怖心を克服する為の一番の処方箋は・・・やはりその状況に慣れる事なんだろうと思います。
何度も何度もその状況を繰り返し体験する事で、次第に慣れて行くものなんですね。
特にボールに対する恐怖心は、小学生の間に大分緩和させる事が出来る様になります。
少しずつ、難易度を上げて行く工夫さえしっかりと出来れば、比較的簡単にボールを怖がる事は無くなる筈です。
誰だって、怖い物は怖いんです。
だから、急かさない事ですよね〜。(^-^)b
荒療治が必ずしも効果的って訳でも無いみたいですし・・・その子に合った方法を探りながら・・・出来ると良いのだろうと思います。
いずれにしても、少しずつハードルを上げて行く様にするべきですよね。
何が怖いって・・・本を正せば、人が怖いんです。
人が蹴った、投げたボールだから怖いのだし、人がぶつかって来るから、突進してくるから怖いんです。
フィジカルコンタクトを怖がる子は、大体ヘッディングなんかも怖がります。
でも、ヘディングが出来る様になって来ると・・・次第にフィジカルコンタクトもビクビクしながらも出来る様になって来るものなんですよね〜。
人に対する恐怖心を払拭するのは、本当に難しいんだろうと思います。
唯でさえも、今は人と触れ合う遊びってしませんからね。
おしくらまんじゅうですら、怖がってしまう子がいる程なんです。
重症な子だと・・・鬼ごっこでタッチされるのも怖がりますよ・・・マジで。(汗)
なので、例えばヘッディングの練習をしたいのなら、最初から人に投げて貰ったボールをヘッディングするのではなく、自分でバウンドさせたボールを頭で当てに行く所から始める位で丁度良いのかも知れませんよね。(^^;
自分で弾ませたボールなら・・・それ程恐怖は感じないと思います。
強いて言えば、ボールの硬さからその痛みを想像してしまう事はあるかも知れませんね。
そう言う場合は、先ずボールの空気を少し抜いて・・・なんて難易度を落とす工夫も必要なのかも知れません。
痛みに対する恐怖・・・これだって、人に対する恐怖と重なって自分の中で増幅しているだけなんです。
だから、慣れる事・・・ボールや人の硬さに、そして何処に当てれば痛みが少ないか見付ける事です。
その為には、やはり(ボールでも人でも)触れ合う時間を増やす事・・・これに尽きます。
想像してたよりも痛くない・・・って事が分かれば・・・後は、少しずつ出来る様になって来ますから。
対人プレイを恐れるのも、やはり痛みを想像して・・・と言う事が多いのだと思います。
倒された時の痛みやボールがお腹や顔に当たった時の痛み等、色々な事を想像してしまって・・・距離を取ってしまうんですね。
でも、逆なんです。
娘にも、息子にも、今教えている子達にも、言っている事なんですけど・・・怖ければ素早く近付く事です。
0距離まで間合いを詰める事が出来さえすれば、与えられる痛みなんか大した事なんてないんですよね。(^-^)b
少しでも距離を開けてしまえば・・・ボールはより上に蹴り上げられるし、手や身体を大きく振って当てる事ができてしまいます。
でも、ピッタリと張り付いてしまえば・・・自由を奪う程に張り付いてしまえば、そのどれも出来ないんです。
隙間を作れば作る程、痛みを与えられる確立もその痛みの強さも指数関数的に上がる訳なんですね〜。
だから、寄せるのは全力(ダッシュ)で・・・なんですよ。
そして、遅れをとらない様に予測する事も大事な訳なんです。
これらが出来ている子達は、強いから・・・なんでしょうか?
いえいえ・・・弱いから・・・身を守る為の手段として身に付けたんだと思いますよ。
恐怖心を克服するってのは、簡単な事じゃありませんけどね〜。
これがかなりの部分で出来る様になると・・・サッカーはもっと楽しくなります。
ただ、少しは恐怖心もないと・・・大怪我してしまう事もありますから・・・。
勇敢さも諸刃の剣だって事は忘れちゃいけない気もします。(^^;
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>サッカーボールって思ったより固いんですよね〜
そうなんですよね〜。(^^;
あんな硬い物が凄いスピードで飛んで来るんですよ〜。
で、それをヘッディングする訳なので・・・そりゃ脳がやられても不思議じゃ無いな〜って思いますよね〜。(^^;
>うちの子は顔面直撃してももちろん続行、でも口から出血してるから出なさいと言われてしぶしぶ交代なんてこともありました。
ルールですからね。(^^;
でも、そう言うガッツのある子からしたら、「何でだよ〜」って思うものなのかも知れませんよね。(笑)
うちのなら、泣いてうずくまってますよ・・・きっと。
>痛いのに鈍感なのか、無鉄砲さが心配なほうです…。
戦闘モードに入っているから、アドレナリンが出まくっているんじゃないでしょうか?(笑)
夢中になっている時は、痛みもそれ程感じないものですしね〜。
試合が終わって、クールダウンすると・・・あちこち痛みが出て来たりする事も珍しくありませんからね。
>親としたらケガに対する警戒心を持ちつつ、勇敢に戦ってほしい(^_^;)
全ての親御さんの願いなんだろうと思いますよ。
特に男の子はね〜敵前逃亡して欲しくないって思って見ている方が多いんじゃないかと思います。
ただ、無事これ名馬って言葉もある様に、やはり怪我をしない事も良いプレイヤーの必須条件なんですね。
危険を察知し、回避する術は、ちゃんと身に付けて欲しい所ではあります。
勇敢さと無謀は別物ですからね。(^-^)b
>低学年のうちにケガをしにくい体の使い方とか、そういう寄せることとか教えてくれたらいいかもしれないですね。
娘はセンターバックに入る事も多いのですけど、寄せる事を素早く行う事で男の子の中でも何とかやっていますかね。(笑)
中学生ですから、怖いと思うんですけど・・・出遅れた時には女の子が顔を出したりして・・・「キャッ!」って感じでオシリを向けてますよね・・・笑えますよ。
お陰で、大きな怪我はした事ありませんね・・・今の所は。
>まず上半身を使うこと自体高学年になってから教わりましたし。
へ〜そんなんですか?(驚)
普通・・・と言うか、昔なら・・・普段の遊びで身に付いていた事が多いんです。
鬼ごっことか、ドッヂボールとか・・・避ける、かわす、投げる、急に向きを変える等々・・・色々な動きが遊びの中で身に付いていた訳なんですが、今は事情がちょっと違っていて・・・そう言う事もサッカーの時間に改めて行わないといけないんですよね〜。(^^;
何と言っても、転び方が怖い・・・。(汗)
クシャっっとつぶれる様に転ぶ子も相当多いですからね〜。手が出ないか・・・って思う事も多々在りますよ。
>サッカーはボールを蹴るスポーツだと思ってたんですけど、戦いながらボールを運ぶスポーツだったんですね(^_^;)
おっ、そりゃ名言ですね!(^^)
戦いながらボールを運ぶスポーツですか・・・頂ますよ!(笑)
言われてみれば、確かにそうですよね〜そう言う点では、元は同じスポーツだったラグビーと同じなんだと気付かされますね。
ルールが違うってだけで、その本質は同じなんですよね!
いや〜素晴らしい発見だと思いますよ!
また、コメント下さいね!
低学年のうちにケガをしにくい体の使い方とか、そういう寄せることとか教えてくれたらいいかもしれないですね。まず上半身を使うこと自体高学年になってから教わりましたし。サッカーはボールを蹴るスポーツだと思ってたんですけど、戦いながらボールを運ぶスポーツだったんですね(^_^;)