2015年07月12日
土樽スキー場
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ホームページを新しくしました!
上記のホームペーシは岩原スキー場の歴史を中心に載せています!
今回は土樽スキー場についてです。
土樽スキー場は1923年に開業と日本でも歴史のあるスキー場です。
しかし現在は廃止されています。
先日越後湯沢に渓流釣りに行く際、土樽駅を通ったのでリポートしたいと思います。
土樽と思い浮かべると川端康成の小説「雪国」を想像する方も多いでしょう。
雪国の最初の文章の中に
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車がとまった」とあります。
この信号場というのが土樽駅なのです。
簡単に信号場と説明すると
駅距離が大きすぎると、続行列車を出したり、急行列車に緩行列車を追い越させたり、単線の場所には反対列車を行ききちがえさせることは、列車の保安上でないから、その間に旅客や貨物を扱わない、単なる待機線、信号扱所などを設け、これを信号所といった。上越線は昭和6年に全通開業してから、昭和42年に複線化が完成するまでは、単線運転であった。清水トンネルを出てすぐの信号所は、昭和16年1月に土樽駅として開業され一般に利用されるようになった。
(川端康成 『雪国』,新潮社版,p,174.)
抜粋しましたが、これだけ歴史のある土樽駅なのです。
ただスキー場自体は非常に小さく、リフト1本とコースが2本だけでした。
戦前のスキー場としては、リフトは存在しなかったので、十分楽しめたのでしょう。
湯沢町史をみると、土樽駅周辺に国鉄山の家があったみたいで、当時は賑ってたことがわかります。
そして日本で初のナイター整備とも言われています。
このように考えると最先端のスキー場だったのでしょう。
戦後のスキー場の交通手段として上越線が考えられますが、上越線沿線の中でも一番都心から近いのが、土樽スキー場でした。
しかし、スキー場の開発はあまりなく、周辺の湯沢中里や岩原、湯沢高原、そして苗場スキー場などにお客が移ってしまったのでしょう。
そして土樽スキー場は全国でも珍しいところでもあります。
車で来る場合は土樽駅前に車を止め、駅を通りスキー場に抜けるということ。
なかなか珍しいスキー場ですね。
こちらの写真は県道からの入り口ですが、草ボウボウで歩けません。
しかも駐車場はパットみて10台程度。
小規模なスキー場です。
そのようなことがあり、2003年にシーズンが終了しました。
おそらくこちらがスキー場のコースでしょうか?
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今回は土樽スキー場についてです。
土樽スキー場は1923年に開業と日本でも歴史のあるスキー場です。
しかし現在は廃止されています。
先日越後湯沢に渓流釣りに行く際、土樽駅を通ったのでリポートしたいと思います。
土樽と思い浮かべると川端康成の小説「雪国」を想像する方も多いでしょう。
雪国の最初の文章の中に
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車がとまった」とあります。
この信号場というのが土樽駅なのです。
簡単に信号場と説明すると
駅距離が大きすぎると、続行列車を出したり、急行列車に緩行列車を追い越させたり、単線の場所には反対列車を行ききちがえさせることは、列車の保安上でないから、その間に旅客や貨物を扱わない、単なる待機線、信号扱所などを設け、これを信号所といった。上越線は昭和6年に全通開業してから、昭和42年に複線化が完成するまでは、単線運転であった。清水トンネルを出てすぐの信号所は、昭和16年1月に土樽駅として開業され一般に利用されるようになった。
(川端康成 『雪国』,新潮社版,p,174.)
抜粋しましたが、これだけ歴史のある土樽駅なのです。
ただスキー場自体は非常に小さく、リフト1本とコースが2本だけでした。
戦前のスキー場としては、リフトは存在しなかったので、十分楽しめたのでしょう。
湯沢町史をみると、土樽駅周辺に国鉄山の家があったみたいで、当時は賑ってたことがわかります。
そして日本で初のナイター整備とも言われています。
このように考えると最先端のスキー場だったのでしょう。
戦後のスキー場の交通手段として上越線が考えられますが、上越線沿線の中でも一番都心から近いのが、土樽スキー場でした。
しかし、スキー場の開発はあまりなく、周辺の湯沢中里や岩原、湯沢高原、そして苗場スキー場などにお客が移ってしまったのでしょう。
そして土樽スキー場は全国でも珍しいところでもあります。
車で来る場合は土樽駅前に車を止め、駅を通りスキー場に抜けるということ。
なかなか珍しいスキー場ですね。
こちらの写真は県道からの入り口ですが、草ボウボウで歩けません。
しかも駐車場はパットみて10台程度。
小規模なスキー場です。
そのようなことがあり、2003年にシーズンが終了しました。
おそらくこちらがスキー場のコースでしょうか?
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