2014年11月08日
週末・廃線・紅葉 安曇野秋の日帰り旅行
どうも、しょまみです。
前回の箱根・伊東車中泊旅行から遡る事1週間、
長野県は安曇野へ日帰り弾丸トラベルしてきました。
非常に自然豊かな土地で、週末の精神回復旅行には最適です。
今回、季節が秋ということで弾丸トラベル好きの私の
今回の旅行テーマは紅葉散策
安曇野のおすすめ散策ルートがいくつかWebサイトにありましたので調べてみると
”廃線敷きウォーク”なるものを発見!!
明治35年に全通した旧国鉄篠ノ井線の路線で
昭和63年までの86年間実際にこの路線を列車が走っていましたが
鉄道の電化により蒸気機関車がその姿を消して新線が開通した事により
廃線になったそうです。
「廃線の情緒と北アルプスの紅葉。」
何か「熱々ご飯に生卵」みたいな感じで合いますね。
その廃線敷きウォークですがまず、JR明科(あかしな)駅
の奥が散策路の入り口になっており、そこがスタート地点です。
ルートの途中途中に中継地点があり、旧第二白坂トンネルが目的地です。
出発地点から目的地までの中継地点を含んだルートは
明科駅
↓ 1.1km
潮神明宮
↓ 0.4km
三五山トンネル
↓ 1.1km
東平
↓ 1.0km
けやきの森自然園
↓ 0.7km
漆久保トンネル
↓ 0.5km
潮沢信号場跡
↓ 1.2km
旧第二白坂トンネル
の全長6kmの遊歩道です。
スタート地点の明科駅です。
写真左上の高架橋を通っていきます。
高架橋を降りると左手に"廃線敷遊歩道"の看板が見えました。
ここからしばらく歩きます。
山々がうっすら色づき始めていました。
初秋の景色も好きですが、あと数週間から1ヶ月後にくれば
紅葉が見頃を迎えていたでしょう。
第一の中継地点である
”潮神明宮(うしおしんめいぐう)”に到着しました。
ここから後400m程でトンネルがあるそうなので、震える膝を抑えながら歩を進めます。
列車が走っていた頃の名残でしょうか
このあたりからだんだん山を登っていくので見晴らしが良くなっていきます。
北アルプスの山々が晴れていると良く見えます。
少し歩くと、木々の向こうにトンネルが見えてきました。
第二中継地点の三五山トンネルに到着しました。
少し不気味です。中に入ってみます。
何か、稲川淳二の恐怖の現場のロケとかで使えそうです。
26、7年前までこのトンネルの中を機関車が走っていたのですね。
所々にススのこびり付いたような跡がありました。
ちなみにトンネル出入り口のフェンスは夜は閉じられているので入れません。
トンネルを抜けて薄紅色に色づく木々の合間を進みます。
また、廃線跡なのでそこかしこに
遮断機や信号、鉄道高架線用の電柱や看板等
鉄道営業時の名残を残しています。
砂利道を歩いていると足に何か当たりました。
当時の鉄道のレールと枕木を固定していたボルトでしょうか?
第三中継地点の東平に到着しました。
次の中継地点まであと1kmです。
踏切が見えてきました。
私も疲れが見えてきました。
冷静に考えると往復12kmって中々の距離ですよね。
踏切の所は外部から車が入って来れる道なので
接触しない様、左右確認をして進みます。
ちなみにけやきの森自然園は経営組織の一員と思われる
怪しいご老人達が皆で炊き出しをしていて怪しさ1000%だったので
写真も撮らず、そそくさと逃げ出しました。
ゴルフコースがあるらしいのですが、誰がやるんだろう・・・
けやきの森自然園を越えてまもなく、また看板が。
あと100mでトンネルですが、まだ見えません。
第5中継地点の漆久保トンネルが見えてきました。
そういえば、散策路を進むにつれて
私と同じ様に散策をしているツアー客や
カメラを抱えて歩くおじ様達と
ちらほらすれ違うようになってきました。
漆久保トンネルの前に着きました。
ススで黒く変色している箇所の他に長年風雨に晒され続けた結果なのでしょうか、
黄色や緑に変色している所があり、
その一方元のレンガの赤色を保っている所もあります。
ついに最後の中継地点である
潮沢信号場跡に到着しました。
1日限りの駅だったのですね。
こういう土地の歴史が知れるのも史跡めぐりの醍醐味です。
あと、1.2kmで目的地ですが
正直そこそこきついです。
若干、股関節が痛くなってきましたね。年かな?
急に開けた場所に出ました。
鉄道建設現場のようでレール材等が積まれていました。
てか、バスここまで来れたんだ!?
乗せて!! って言ったらツアーバスだってさ、
「ちっきっしょーーーーーーー!!!!!」
(小梅大夫みたいな感じで)
分かりづらかったのですが
工事用の仮設事務所の脇を通り少し歩くと最終目的地が見えてきました。
旧第二白坂トンネルです。
立入禁止看板が横倒しになっていて
本当にここで行き止まりですね。
入り口を塞いでいる鉄板に扉がついていて
身長2mくらいあれば中が覗けます。
スマホを持った手を伸ばして激写!!!
うぉぉおおお!!! 怖い!!!
ジャパンホラーの舞台ですね。 ひぃ!!
このトンネル内は入れないのでここから来た道を引き返す事になります。
うほっ、いい栗!!
秋ですね〜〜
片道6kmでも山道なのでそれなりに体力を消費します。
明科駅に戻った時は股関節が筋肉痛になり
歩くのがしんどかったです。
帰りに日帰り温泉に寄りました。
安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆ〜四季の郷
という宿泊施設もついているかなり大きな温泉です。
食事処もあるので信州の名物をいただきます。
まずは、信州サーモン
肉厚で身がきめ細かく、非常に旨味が強いサーモンでした。
それに
信州そばと山賊焼き!!
山賊焼きとは
長野県中信地方(塩尻市・松本市等)の郷土料理として広まったもので
鶏のもも肉をにんにくを効かせたタレに漬け込み
片栗粉をまぶして油で揚げたものです。
肉自体ににんにく風味がついているので
コショウなどのスパイスをかけて
シンプルに食べるのがベストです。
また、道中に中央自動車道の諏訪湖SAに寄りました。
晴れた日は湖の向こうの街並と
その遥か後方に広がる遠くの山々の景色まで良く見えます。
諏訪湖SA限定のみそ漬けにんにくを購入しましたが
酒のお供に最高!!!
信州といえばやはり味噌でしょう。
諏訪湖を望むレストランで食したニジマス丼も最高でした。
これにて弾丸トラベル in 安曇野はおしまい。
次回は、もっと西に行きたいです。
ではでは、
前回の箱根・伊東車中泊旅行から遡る事1週間、
長野県は安曇野へ日帰り弾丸トラベルしてきました。
非常に自然豊かな土地で、週末の精神回復旅行には最適です。
今回、季節が秋ということで弾丸トラベル好きの私の
今回の旅行テーマは紅葉散策
安曇野のおすすめ散策ルートがいくつかWebサイトにありましたので調べてみると
”廃線敷きウォーク”なるものを発見!!
明治35年に全通した旧国鉄篠ノ井線の路線で
昭和63年までの86年間実際にこの路線を列車が走っていましたが
鉄道の電化により蒸気機関車がその姿を消して新線が開通した事により
廃線になったそうです。
「廃線の情緒と北アルプスの紅葉。」
何か「熱々ご飯に生卵」みたいな感じで合いますね。
その廃線敷きウォークですがまず、JR明科(あかしな)駅
の奥が散策路の入り口になっており、そこがスタート地点です。
ルートの途中途中に中継地点があり、旧第二白坂トンネルが目的地です。
出発地点から目的地までの中継地点を含んだルートは
明科駅
↓ 1.1km
潮神明宮
↓ 0.4km
三五山トンネル
↓ 1.1km
東平
↓ 1.0km
けやきの森自然園
↓ 0.7km
漆久保トンネル
↓ 0.5km
潮沢信号場跡
↓ 1.2km
旧第二白坂トンネル
の全長6kmの遊歩道です。
スタート地点の明科駅です。
写真左上の高架橋を通っていきます。
高架橋を降りると左手に"廃線敷遊歩道"の看板が見えました。
ここからしばらく歩きます。
山々がうっすら色づき始めていました。
初秋の景色も好きですが、あと数週間から1ヶ月後にくれば
紅葉が見頃を迎えていたでしょう。
第一の中継地点である
”潮神明宮(うしおしんめいぐう)”に到着しました。
ここから後400m程でトンネルがあるそうなので、震える膝を抑えながら歩を進めます。
列車が走っていた頃の名残でしょうか
このあたりからだんだん山を登っていくので見晴らしが良くなっていきます。
北アルプスの山々が晴れていると良く見えます。
少し歩くと、木々の向こうにトンネルが見えてきました。
第二中継地点の三五山トンネルに到着しました。
少し不気味です。中に入ってみます。
何か、稲川淳二の恐怖の現場のロケとかで使えそうです。
26、7年前までこのトンネルの中を機関車が走っていたのですね。
所々にススのこびり付いたような跡がありました。
ちなみにトンネル出入り口のフェンスは夜は閉じられているので入れません。
トンネルを抜けて薄紅色に色づく木々の合間を進みます。
また、廃線跡なのでそこかしこに
遮断機や信号、鉄道高架線用の電柱や看板等
鉄道営業時の名残を残しています。
砂利道を歩いていると足に何か当たりました。
当時の鉄道のレールと枕木を固定していたボルトでしょうか?
第三中継地点の東平に到着しました。
次の中継地点まであと1kmです。
踏切が見えてきました。
私も疲れが見えてきました。
冷静に考えると往復12kmって中々の距離ですよね。
踏切の所は外部から車が入って来れる道なので
接触しない様、左右確認をして進みます。
ちなみにけやきの森自然園は経営組織の一員と思われる
怪しいご老人達が皆で炊き出しをしていて怪しさ1000%だったので
写真も撮らず、そそくさと逃げ出しました。
ゴルフコースがあるらしいのですが、誰がやるんだろう・・・
けやきの森自然園を越えてまもなく、また看板が。
あと100mでトンネルですが、まだ見えません。
第5中継地点の漆久保トンネルが見えてきました。
そういえば、散策路を進むにつれて
私と同じ様に散策をしているツアー客や
カメラを抱えて歩くおじ様達と
ちらほらすれ違うようになってきました。
漆久保トンネルの前に着きました。
ススで黒く変色している箇所の他に長年風雨に晒され続けた結果なのでしょうか、
黄色や緑に変色している所があり、
その一方元のレンガの赤色を保っている所もあります。
ついに最後の中継地点である
潮沢信号場跡に到着しました。
1日限りの駅だったのですね。
こういう土地の歴史が知れるのも史跡めぐりの醍醐味です。
あと、1.2kmで目的地ですが
正直そこそこきついです。
若干、股関節が痛くなってきましたね。年かな?
急に開けた場所に出ました。
鉄道建設現場のようでレール材等が積まれていました。
てか、バスここまで来れたんだ!?
乗せて!! って言ったらツアーバスだってさ、
「ちっきっしょーーーーーーー!!!!!」
(小梅大夫みたいな感じで)
分かりづらかったのですが
工事用の仮設事務所の脇を通り少し歩くと最終目的地が見えてきました。
旧第二白坂トンネルです。
立入禁止看板が横倒しになっていて
本当にここで行き止まりですね。
入り口を塞いでいる鉄板に扉がついていて
身長2mくらいあれば中が覗けます。
スマホを持った手を伸ばして激写!!!
うぉぉおおお!!! 怖い!!!
ジャパンホラーの舞台ですね。 ひぃ!!
このトンネル内は入れないのでここから来た道を引き返す事になります。
うほっ、いい栗!!
秋ですね〜〜
片道6kmでも山道なのでそれなりに体力を消費します。
明科駅に戻った時は股関節が筋肉痛になり
歩くのがしんどかったです。
帰りに日帰り温泉に寄りました。
安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆ〜四季の郷
という宿泊施設もついているかなり大きな温泉です。
食事処もあるので信州の名物をいただきます。
まずは、信州サーモン
肉厚で身がきめ細かく、非常に旨味が強いサーモンでした。
それに
信州そばと山賊焼き!!
山賊焼きとは
長野県中信地方(塩尻市・松本市等)の郷土料理として広まったもので
鶏のもも肉をにんにくを効かせたタレに漬け込み
片栗粉をまぶして油で揚げたものです。
肉自体ににんにく風味がついているので
コショウなどのスパイスをかけて
シンプルに食べるのがベストです。
また、道中に中央自動車道の諏訪湖SAに寄りました。
晴れた日は湖の向こうの街並と
その遥か後方に広がる遠くの山々の景色まで良く見えます。
諏訪湖SA限定のみそ漬けにんにくを購入しましたが
酒のお供に最高!!!
信州といえばやはり味噌でしょう。
諏訪湖を望むレストランで食したニジマス丼も最高でした。
これにて弾丸トラベル in 安曇野はおしまい。
次回は、もっと西に行きたいです。
ではでは、
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