2016年06月19日
シボレー コルベットZ51 3LT試乗!!
どうも、しょまみです!!
先日、シボレーのディラーに行ってきました。
かねてから、カマロとハマー2台を所有する取引先の社長(以後S社長)に
「何とかコルベットに試乗させて欲しい」
とお願いしていましたが
念願叶い、コルベットの最新モデルに試乗+運転させて貰うことができました。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
モデル / グレード:シボレーコルベットクーペZ51 3LT
ボディタイプ:2ドア・クーペ リムーバブルトップ(電動開閉式)
エンジン / 排気量:V型8気筒OHV 6.2リッター
ハンドル / トランスミッション:左ハンドル トルコン式8速AT(パドルシフト)
ボア×ストローク:103.2×92.0(mm)
最高出力:466ps / 6,000rpm
最大トルク:64.2kg・m / 4,600rpm
燃料供給装置:電子式燃料噴射(筒内直接噴射)
車両重量:1,580kg(8AT)
タイヤサイズ:フロントP245/35ZR19(89Y) リアP285/30ZR20(95Y)
車両本体価格:\11,920,000(税込)
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見た目はTHE アメ車!!という感じで、すごくイカツイです。
車幅は約1.9mもあるので今までの車体感覚とは全然違います。
しかも、左ハンドル!
2人乗りのため、ディラーの方は乗車せず。
好きなところに行ってきて良いとの事でしたので、相模原から横浜まで
試乗させてもらいました。
国道16号から保土ヶ谷バイパスを経由して横浜へ向かいます。
行きは、S社長が運転し、横浜から相模原までの帰りのルートは私が運転することに。
コルベットの助手席に座って最初に感じたのは
座席に包み込まれるようなフィット感。
座席の幅も広々としているのでゆったりと座る事ができます。
また、随所に本革のステッチが用いられており高級感が感じられます。
インテリアで最も目を引くのが運転席だけがアールで囲われているデザインです。
(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/9598375/)
カーナビ・エアコン等の操作ノブ、シフトレバーまで囲われており
運転席と言うよりは飛行機のコックピットのような作りです。
コルベットは運転を楽しむための車であって運転席に腰掛けると
まるで離陸するのを待つ飛行機の機長のような気分になります。
助手席はあくまで同乗者のための席、と言ったところでしょうか
あくまでドライバーもといパイロットのための車内空間なのです。
驚いたことは、一昔前のアメ車のイメージが一新されており
レーダーを利用した衝突警告装置やiphoneと連動するApple Car Playなど
先進の装備を備えています。
(自動ブレーキの機能はなく、あくまで警告のみだそうです)
運転中にラジオをかけていたのですが
BOSEのスピーカーアンプを標準搭載しているので
音質が非常にいい!!
と感じました。今乗っているWRXのスピーカーと比べると音質が全然違います。
試乗したことで走りに関してもその凄さを体験することができました。
シフトレバーの前には気象状況や運転状況に合わせて変えられるモードセレクターが付いており
「ウェザー」「エコ」「ツアー」「スポーツ」「トラック」の5つのモードから
最適なモードを選択できます。
試乗前に営業の方から言われた注意事項の1つは「トラック」モードにはしないほうが
いいですよ。との事でした。
「トラック」モードはサーキット走行のためのレース用のモードで
このモードを選択するとトラクションコントロールが解除されるため
挙動が不安定になる事に加え、アクセルレスポンスが非常に敏感になるので
危ないですよ。というのが理由みたいです。
通常モードのアイドリング時はそこそこに抑えているエンジン音も
モードを「スポーツ」に選択するとエンジン音が変化しアイドリング時から
迫力のある重低音に変化します。
音の変化の効果は絶大で乗っている人の気分を盛り上げてくれます。
アイドリング時に軽く空ぶかしすると爆音の咆哮を響かせます。
スポーツカーというかスーパーカーの方が相応しいかもしれません。
周りに車がいないタイミングを見計らいアクセルを踏み込むと
アクセルの踏み込みに対してリニアに車が反応し、鬼のような加速が体感できました。
0-100kmを3.7秒で達成するだけあり、今乗っているWRX S4とは桁違いの加速です。
ちなみに最初、この車のスペックをほとんど知らなかったので猛烈な加速を体験した際
過給器付きの車なんだなと思い込んでしまい、試乗後にディーラーの営業の方との話の中で
「低速から過給されているみたいでどの速度域からも爆発的な加速ですね」
のような事を言った時にディーラーの営業の方から返ってきた返答が
「これNAなんですよ。6リッターを超える大排気量でこの馬力なので加速は凄まじいですよ。」
がーん。
今までNAは高回転までぶん回して気持ち良く加速していくイメージしか
なかったのですが、これは低回転からアクセルを踏み込むと背中を突き飛ばされたような
爆発的な加速であっという間に速度メーターがとんでもない事になる
まさにモンスターマシンです。
そういえば、ターボ付きのWRXで加速した時に聞こえる
過給時にタービンが回る音が今回は聞こえなかったような・・・
なるほど、NAだったのかなどと、後で思い返してみたり。
ディーラーの営業の方曰く、
「6.2リットルで466馬力なのでリッター換算すると75馬力程度です。
今の車でいうとそれほどでもないのですがその分、出力に余裕があり
絞り出すようにパワーを出しているわけではないのでそれはエンジンの
耐久性にも影響しています」との事。
466馬力で十分ですよ・・・
また、ブレーキも強大な動力性能をしっかり受け止められるよう
ブレンボ製のブレーキを装備しており、ブレーキの踏む込みに応えるように
しっかりと止まります。
ちなみに日産GTRの購入を検討している方が比較として見にくる事が多いそうです。
試乗して感じた事は他にもあり、エンジンの放熱がかなりあります。
しばらく運転していると足のあたりから暑くなってくるのが分かります。
夏場だとエアコンを付けないとかなり室内が暑くなってしまうのではないか
と感じました。
そのためなのかエアコンの効き方も半端なく
エアコンを強で付けるとすぐに室温が下がります。
また、走行時にフロントガラスに速度計が投影されるようになっており
前方から視線を移動させることなく、今何キロで走っているのか視認できるのも
非常に便利です。
長い試乗が終わり、ディーラーに戻ってくると建物内に
コルベットZ06のクーペが展示してありました。
営業の方曰く、展示車はレーシング仕様のZ06で日本に10台しかないそうです。
466馬力のZ51でも扱いきれない程のスペックでしたが、
こちらはさらに最高回転数20,000rpmのスーパーチャージャーを搭載しており
0-100km/hのタイムは2.95秒。
最高出力は659馬力。最大トルクは89.8kg・mという化け物です。
ここまでくるとサーキットを走らない限りはこの車の性能を数割しか
引き出せないのではないでしょうか。
ボディにはカーボンやアルミニウム等が使用されており車重は1.6tを切っています。
ボンネットを開けさせてもらいましたが、カーボン製のため
ダンボールでも持っているかのような軽さでした。
今回の試乗ではものすごく貴重な体験をさせてもらいました。
一見さんで言ってもまず試乗させてくれないので、今後頑張って稼がないといけません。
ちなみに限定生産のZ6のお値段は
家でも買うんか?と思ってしまうお値段です。。。
また、同じディーラーで他の外車も取り扱っており
営業の方との話の中でキャデラックAT-Sやクライスラー300など
500万前後で300馬力近い高性能なセダンが新車で買える事がわかりました。
コルベットは2人乗りで日常シーンではあまり使い勝手が良いとは言えませんが
AT-Sやクライスラー300は普段使いができてしかもいざという時にはハイパワーが使える
ため、WRX購入前にこれらの車の存在を知っていたら選択肢が広がっていたかもしれません。
最近の外車は性能、燃費とも非常に良いので下手な日本車を買うより
外車の新車を買う方がベターな選択になるかもしれません。
また、カマロとハマー2台を今回訪問したディーラーで購入したS社長も
サポートがしっかりしており、外車はアフターメンテナンスやサポートが悪いという
かつてのイメージは一切ないそうです。
国産新車の購入を検討されている方は選択肢を広げてこれらの
外車についても検討に入れるとより車選びの幅が広がるのではないでしょうか。
先日、シボレーのディラーに行ってきました。
かねてから、カマロとハマー2台を所有する取引先の社長(以後S社長)に
「何とかコルベットに試乗させて欲しい」
とお願いしていましたが
念願叶い、コルベットの最新モデルに試乗+運転させて貰うことができました。
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モデル / グレード:シボレーコルベットクーペZ51 3LT
ボディタイプ:2ドア・クーペ リムーバブルトップ(電動開閉式)
エンジン / 排気量:V型8気筒OHV 6.2リッター
ハンドル / トランスミッション:左ハンドル トルコン式8速AT(パドルシフト)
ボア×ストローク:103.2×92.0(mm)
最高出力:466ps / 6,000rpm
最大トルク:64.2kg・m / 4,600rpm
燃料供給装置:電子式燃料噴射(筒内直接噴射)
車両重量:1,580kg(8AT)
タイヤサイズ:フロントP245/35ZR19(89Y) リアP285/30ZR20(95Y)
車両本体価格:\11,920,000(税込)
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見た目はTHE アメ車!!という感じで、すごくイカツイです。
車幅は約1.9mもあるので今までの車体感覚とは全然違います。
しかも、左ハンドル!
2人乗りのため、ディラーの方は乗車せず。
好きなところに行ってきて良いとの事でしたので、相模原から横浜まで
試乗させてもらいました。
国道16号から保土ヶ谷バイパスを経由して横浜へ向かいます。
行きは、S社長が運転し、横浜から相模原までの帰りのルートは私が運転することに。
コルベットの助手席に座って最初に感じたのは
座席に包み込まれるようなフィット感。
座席の幅も広々としているのでゆったりと座る事ができます。
また、随所に本革のステッチが用いられており高級感が感じられます。
インテリアで最も目を引くのが運転席だけがアールで囲われているデザインです。
(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/9598375/)
カーナビ・エアコン等の操作ノブ、シフトレバーまで囲われており
運転席と言うよりは飛行機のコックピットのような作りです。
コルベットは運転を楽しむための車であって運転席に腰掛けると
まるで離陸するのを待つ飛行機の機長のような気分になります。
助手席はあくまで同乗者のための席、と言ったところでしょうか
あくまでドライバーもといパイロットのための車内空間なのです。
驚いたことは、一昔前のアメ車のイメージが一新されており
レーダーを利用した衝突警告装置やiphoneと連動するApple Car Playなど
先進の装備を備えています。
(自動ブレーキの機能はなく、あくまで警告のみだそうです)
運転中にラジオをかけていたのですが
BOSEのスピーカーアンプを標準搭載しているので
音質が非常にいい!!
と感じました。今乗っているWRXのスピーカーと比べると音質が全然違います。
試乗したことで走りに関してもその凄さを体験することができました。
シフトレバーの前には気象状況や運転状況に合わせて変えられるモードセレクターが付いており
「ウェザー」「エコ」「ツアー」「スポーツ」「トラック」の5つのモードから
最適なモードを選択できます。
試乗前に営業の方から言われた注意事項の1つは「トラック」モードにはしないほうが
いいですよ。との事でした。
「トラック」モードはサーキット走行のためのレース用のモードで
このモードを選択するとトラクションコントロールが解除されるため
挙動が不安定になる事に加え、アクセルレスポンスが非常に敏感になるので
危ないですよ。というのが理由みたいです。
通常モードのアイドリング時はそこそこに抑えているエンジン音も
モードを「スポーツ」に選択するとエンジン音が変化しアイドリング時から
迫力のある重低音に変化します。
音の変化の効果は絶大で乗っている人の気分を盛り上げてくれます。
アイドリング時に軽く空ぶかしすると爆音の咆哮を響かせます。
スポーツカーというかスーパーカーの方が相応しいかもしれません。
周りに車がいないタイミングを見計らいアクセルを踏み込むと
アクセルの踏み込みに対してリニアに車が反応し、鬼のような加速が体感できました。
0-100kmを3.7秒で達成するだけあり、今乗っているWRX S4とは桁違いの加速です。
ちなみに最初、この車のスペックをほとんど知らなかったので猛烈な加速を体験した際
過給器付きの車なんだなと思い込んでしまい、試乗後にディーラーの営業の方との話の中で
「低速から過給されているみたいでどの速度域からも爆発的な加速ですね」
のような事を言った時にディーラーの営業の方から返ってきた返答が
「これNAなんですよ。6リッターを超える大排気量でこの馬力なので加速は凄まじいですよ。」
がーん。
今までNAは高回転までぶん回して気持ち良く加速していくイメージしか
なかったのですが、これは低回転からアクセルを踏み込むと背中を突き飛ばされたような
爆発的な加速であっという間に速度メーターがとんでもない事になる
まさにモンスターマシンです。
そういえば、ターボ付きのWRXで加速した時に聞こえる
過給時にタービンが回る音が今回は聞こえなかったような・・・
なるほど、NAだったのかなどと、後で思い返してみたり。
ディーラーの営業の方曰く、
「6.2リットルで466馬力なのでリッター換算すると75馬力程度です。
今の車でいうとそれほどでもないのですがその分、出力に余裕があり
絞り出すようにパワーを出しているわけではないのでそれはエンジンの
耐久性にも影響しています」との事。
466馬力で十分ですよ・・・
また、ブレーキも強大な動力性能をしっかり受け止められるよう
ブレンボ製のブレーキを装備しており、ブレーキの踏む込みに応えるように
しっかりと止まります。
ちなみに日産GTRの購入を検討している方が比較として見にくる事が多いそうです。
試乗して感じた事は他にもあり、エンジンの放熱がかなりあります。
しばらく運転していると足のあたりから暑くなってくるのが分かります。
夏場だとエアコンを付けないとかなり室内が暑くなってしまうのではないか
と感じました。
そのためなのかエアコンの効き方も半端なく
エアコンを強で付けるとすぐに室温が下がります。
また、走行時にフロントガラスに速度計が投影されるようになっており
前方から視線を移動させることなく、今何キロで走っているのか視認できるのも
非常に便利です。
長い試乗が終わり、ディーラーに戻ってくると建物内に
コルベットZ06のクーペが展示してありました。
営業の方曰く、展示車はレーシング仕様のZ06で日本に10台しかないそうです。
466馬力のZ51でも扱いきれない程のスペックでしたが、
こちらはさらに最高回転数20,000rpmのスーパーチャージャーを搭載しており
0-100km/hのタイムは2.95秒。
最高出力は659馬力。最大トルクは89.8kg・mという化け物です。
ここまでくるとサーキットを走らない限りはこの車の性能を数割しか
引き出せないのではないでしょうか。
ボディにはカーボンやアルミニウム等が使用されており車重は1.6tを切っています。
ボンネットを開けさせてもらいましたが、カーボン製のため
ダンボールでも持っているかのような軽さでした。
今回の試乗ではものすごく貴重な体験をさせてもらいました。
一見さんで言ってもまず試乗させてくれないので、今後頑張って稼がないといけません。
ちなみに限定生産のZ6のお値段は
家でも買うんか?と思ってしまうお値段です。。。
また、同じディーラーで他の外車も取り扱っており
営業の方との話の中でキャデラックAT-Sやクライスラー300など
500万前後で300馬力近い高性能なセダンが新車で買える事がわかりました。
コルベットは2人乗りで日常シーンではあまり使い勝手が良いとは言えませんが
AT-Sやクライスラー300は普段使いができてしかもいざという時にはハイパワーが使える
ため、WRX購入前にこれらの車の存在を知っていたら選択肢が広がっていたかもしれません。
最近の外車は性能、燃費とも非常に良いので下手な日本車を買うより
外車の新車を買う方がベターな選択になるかもしれません。
また、カマロとハマー2台を今回訪問したディーラーで購入したS社長も
サポートがしっかりしており、外車はアフターメンテナンスやサポートが悪いという
かつてのイメージは一切ないそうです。
国産新車の購入を検討されている方は選択肢を広げてこれらの
外車についても検討に入れるとより車選びの幅が広がるのではないでしょうか。