お馬の部屋

台風の渦はどちらに回っているのでしょうか？

気象予報士の森田さんは次のように言っています。

『地球は自転しているため、大気の動きに「コリオリの力」が加わります。これは北半球では進行方向に対して右寄りの力が加わるというものです。
台風の中心に向かって風が吹き込むとき、その風が右方向に引っ張られるため、反時計回りの渦ができあがるのです。
ちなみに、南半球では左寄りの力が加わるため、渦は時計回りになります。』

何か難しい話ですが、日本(北半球)では台風の中心に向かって反時計回りってことですね。

南半球だと逆になるっていうのも、自然のすごさを感じられて面白いですね。

台風などの災害に備えて、用意しておいた方がいいものを調べてみました。


【食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例(人数分用意）】

・飲料水　3日分（1人1日3リットルが目安）
・非常食　3日分の食料として、ご飯（アルファ米など）、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ
などを目安として用意しておくといいようです。


【非常用持ち出しバッグの内容の例（人数分用意）】

・飲料水、食料品（カップめん、缶詰、乾パン、ビスケット、チョコレートなど）
・貴重品（預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など）
・救急用品（ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など）
・ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
・懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
・衣類、下着、ブランケット、タオル
・洗面用具、ウェットティッシュ、携帯トイレ
※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておくといいそうです。

意外とたくさんあります。
でも備えがあれば安心ですね。

台風のことをもう少し調べてみました。

台風とかハリケーンとかサイクロンといろいろな呼び名がありますが何が違うのでしょうか？

まずどれも熱帯低気圧が強くなったもので、同じ仲間だそうです。
では何が違うのか？
それは発生場所によって違うようです。

ハリケーン→大西洋と東経180度以東の太平洋で発生したもの

台風→東経180度以西の北太平洋と南シナ海で発生したもの

サイクロン→インド洋や南半球のオーストラリア近海で発生したもの

ということです。

発生した場所によって呼び名が変わるんですね。

台風が近づいていますね。

ところで、台風の号数って、どのようにして決まっているか、ご存じですか？
ちょっと調べてみました。

『気象庁では毎年１月１日以後、最も早く発生した台風を第１号とし、以後台風の発生順に番号をつけています。なお、一度発生した台風が衰えて「熱帯低気圧」になった後で再び発達して台風になった場合は同じ番号を付けます。』

だそうです。
1月1日から数えているんですね。

ゆっくりな台風らしいので、雨の被害も心配ですね。
災害対策も忘れずにしましょう。