アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

ざ・ちぇんじ! 山内直実

【1000円以上送料無料】ざ・ちぇんじ! 第1巻/山内直実/氷室冴子

価格:680円
(2013/4/26 03:14時点)
感想(0件)



時は平安、所は京の都、世は太平の極み。名門・権大納言家には二人の子供がいた。姉は明朗活発で男の子として育ち、綺羅君と呼ばれ、弟は可憐な女の子として育ち、綺羅姫と呼ばれていた。愛蔵版。

私は物語が読むのが好きなので、古典〔特に平安時代〕の授業もわりと好きでした。ただし訳があればですが。純粋に物語を読む感覚が好きなんですよね。この漫画。ベースが平安末期に書かれた『とりかへばや物語』です。

とりかへばや物語〔古典〕右矢印現代小説化〔氷室冴子さん〕右矢印漫画化〔山内直美さん〕      

副題に『新釈とりかえばや物語』とある通り、ストーリーは平安末期に書かれた『とりかへばや物語』を下敷きにしている。ただし、実際に男女の仲になるのが一組だけであり、「若君」(女性)の妊娠が勘違いであるなど、表現はソフト気味になっており、少女小説に相応しい改変が加えられている。

気になって古典の方も〔漫画版で〕サラっと読んだことありますが、氷室冴子さんの新釈版のストーリーの方が、円満にまとまっていて断然好きだな。さすが読者〔女性〕向けに改変しただけのことはあります。

平安時代のそっくりな姉弟。姉→活発。 弟→病弱で大人しい。いっそのこと入れ替わってしまえ!!というのがおおまかなストーリーですが、平安時代にこのストーリーを考えた人がいたということに素直に感動します。男女入れ替わりのストーリーはやっぱりおもしろい。お気に入りの漫画なので愛蔵版で購入して何度も読み返してます^^





この記事へのコメント

   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。