運気が低迷していると気弱になるので、何かいい話はないかと、だれかれかまわず連絡を取りたくなるものですが、不運なときに集まってくる連中はアテにできません。「類は友を呼ぶ」の法則どおり、同じよう運気が低迷しています。
では、運の低迷期にはどうすればいいかというと、何もしない。それが運命学の答えです。テレビや新聞などのマスメディアを遠ざけて、世俗の情報を遮断し、粛々と日常生活をつづけなさいという意味です。
小野十傳『ガラクタ一掃!開運片づけ術 お金、恋愛、住まい…すべてよくなる「運気のリフォーム」88』学研プラス
「不運なときに集まってくる連中はアテにできません」とは至言ですね。
友人といっても、実のところ、ただの知り合いであり、赤の他人とはいわないまでも、ただの他人といえるでしょう。
所詮、自分自身の境涯が低ければ、周りにいる人間の境涯も低いわけで、連絡を取ったところで、境涯の低さが際立つだけです。
自分が為すべきことを為しておれば、運気も上がり、境涯も上がるというわけです。
為すべきことを為さず、友人が大切だなんだと言っている時は、境涯が低かったですね。今から思えば、ばかばかしいのですが、その時には気付かないのですね。まあ、境涯が低いので仕方がありません。
ただ、いつまでも境涯が低いのはよくないと感じはじめ、少しずつ改善していきますと、それなりの形になってきます。
5年、10年という期間は必要ですね。
苦しい時は、余計なことをせず、黙々と自分の為すべきことを為せばよいですね。