『餓死迫る日本』(小池松次著 学習研究社 2008年)によると、日本国内で飼われている牛、豚、鶏の数は以下のとおりです。
肉用牛 約270万頭
乳用牛 約160万頭
豚 約962万頭
採卵鶏 約1億3691万羽
肉用鶏 約1億4023万羽
著者によると牛、豚、鶏の飼料のほとんどが輸入であり、事実上の自給率はゼロに近いと警告しています。
日本の人口については、以下のとおり紹介しています。
明治維新のころ 約3000万人台
大正9年 約5590万人
昭和15年 約7310万人
昭和22年 約7810万人
著者は、日本の人口は、7000万人程度が限界と指摘しています。
確かに、日本の面積と大差ないヨーロッパ主要国の人口と比べても日本は人口が多いといえます。
イギリスの人口 約6098万人
フランスの人口 約6171万人
イタリアの人口 約5938万人
ドイツの人口 約8226万人
石油がストップしてしまうと、輸入がストップし、食糧がなくなり、人口を維持することは不可能となります。
これからの日本及び我々の生活を考える上で、重要なテーマは、食糧、人口、エネルギー等々といえます。
真面目に考えながら、また、工夫しながら、できることをひとつひとつ行っていきたいと思います。