2019年06月15日
今日はやってる?泉ヶ岳の麓にある「里山ごはんカフェはーべすと」
今日は営業してるかな?
5月のある晴れた休日の午後、気分転換に泉ヶ岳の方までドライブに出かけた。
泉ヶ岳の麓にある「里山ごはんカフェはーべすと」に行ってみよう、ということになったのだが、一抹の不安がよぎった。
大通りからの入口に設置されている看板には、たしか「本日休業」の張り紙は無かったようだ。
きっとやっているだろう。自分に言い聞かせ車を走らせた。
大通りから脇道の坂を下っていき、道なりに進むと両側が田んぼの細い砂利道に続いていく。そのままどんどん進んでいくと、こんもりとした木々が生い茂った里山の入口らしき所が分かれ道になっている。
この分かれ道の正面に小さな看板が置かれている。ここを左側に進んでいくと、林の中に別荘のような建物が見えてくる。
ここが「里山ごはんカフェはーべすと」である。
道はもう少し奧まで続いていてもう一軒の建物を過ぎると、その先は行き止まりになっているそうだ。
昔はその先の川に橋が架かっていたそうだが、朽ち果てた後は新たな橋が作られていないとのことである。
「はーべすと」の大きな看板がある。
よく見ると「本日営業」との張り紙。これはやってるな。
それにしては静かだ。他の車もなさそうだ。
少し心配になり、店の向かい側の空き地に車を止めて、とりあえず確認することにした。
店の玄関は道路側には見当たらない。
ぐるっと建物を回り込んで見ると、店の入口は道路の反対側にあった。
玄関のドアは開いていたので、やっている風ではあった。
戸建て住宅の玄関のようになっていて、上がり框で靴を脱ぎスリッパに履き替えるようになっている。
玄関先で何度か声をかけたが、BGMの音量が大きすぎるのか、声が届いていないようである。
このまま上がり込むのは、なんだか人の家に無断で入るようで気が引ける。
よく見ると玄関ドアの脇にインターホンが付いていたので、チャイムを鳴らすと奥の方から女性の声がした。
まもなく、一人の婦人がほほえみながら姿を見せた。
今日はやっているかと聞くと、営業しているとの返事。ちょうど、貸し切りの客が帰ったところだという。
なるほど、それで客がいないのか。
今度は、こちらが貸し切り状態になったようだ。
窓から駐車場の脇にあるパーゴラが見えた。
このパーゴラの小道を通って、建物を迂回しながら玄関に行くのが正規のルートらしい。
林の中を通りながら店の入口へと、うまく誘導している。
店内からは大きなガラス窓を通して、外の新緑の木々を見ることができる。
板張りの床には窓からの柔らかな光が差し込んでいて、まるで、林の中にたたずんでいるかのように感じさせてくれる。
和風の落ち着いた雰囲気の造りである。
このお店のポイントの一つは、この自然の中にあるということだろう。
実際に使用されているかどうかはわからないが、店の入り口の手前に木製のテーブルと椅子が置かれている。
自然に触れながらゆっくりくつろいでいって欲しい、そんなお店のおもてなしの表れなのかもしれない。
人気の食事「里山ごはんセット」が文字通り看板メニューのようである。
新鮮な野菜を中心に、美味しくヘルシーな食事として人気である。予約が必要とのことである。
このお店で使っている水は、泉ヶ岳の伏流水を汲み上げているそうだ。
「はーべすとの水は、泉ヶ岳の伏流水です」という小さなプレートがさりげなく置いてあった。
深さ70メートルから汲み上げているという。
泉ヶ岳の伏流水を使った珈琲をいただいた。
先ほどの婦人がこのお店を開いたとのことである。
自然が好きで、十数年前に街から引っ越してきたという。
普段は他での仕事もしており、月に数日だけ営業しているそうだ。
だから、いきなり訪問しても、本日休業が多いわけである。
お店に行くときは、事前に確認した方が良いだろう。
近くに来た時には、大通りの看板に「本日休業」の表示がなければ、ぜひ立ち寄ってみてはどうだろうか。
<里山ごはん はーべすと>
住所:〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡下鎖12−2
電話:022-348-2077
営業日:不特定(電話などで確認をしてください)
営業時間:11:00〜16:00(ランチ11:30〜14:00)
Instagram:@sendai.herbestcafe
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
5月のある晴れた休日の午後、気分転換に泉ヶ岳の方までドライブに出かけた。
泉ヶ岳の麓にある「里山ごはんカフェはーべすと」に行ってみよう、ということになったのだが、一抹の不安がよぎった。
大通りからの入口に設置されている看板には、たしか「本日休業」の張り紙は無かったようだ。
きっとやっているだろう。自分に言い聞かせ車を走らせた。
大通りから脇道の坂を下っていき、道なりに進むと両側が田んぼの細い砂利道に続いていく。そのままどんどん進んでいくと、こんもりとした木々が生い茂った里山の入口らしき所が分かれ道になっている。
この分かれ道の正面に小さな看板が置かれている。ここを左側に進んでいくと、林の中に別荘のような建物が見えてくる。
ここが「里山ごはんカフェはーべすと」である。
道はもう少し奧まで続いていてもう一軒の建物を過ぎると、その先は行き止まりになっているそうだ。
昔はその先の川に橋が架かっていたそうだが、朽ち果てた後は新たな橋が作られていないとのことである。
「はーべすと」の大きな看板がある。
よく見ると「本日営業」との張り紙。これはやってるな。
それにしては静かだ。他の車もなさそうだ。
少し心配になり、店の向かい側の空き地に車を止めて、とりあえず確認することにした。
店の玄関は道路側には見当たらない。
ぐるっと建物を回り込んで見ると、店の入口は道路の反対側にあった。
玄関のドアは開いていたので、やっている風ではあった。
戸建て住宅の玄関のようになっていて、上がり框で靴を脱ぎスリッパに履き替えるようになっている。
玄関先で何度か声をかけたが、BGMの音量が大きすぎるのか、声が届いていないようである。
このまま上がり込むのは、なんだか人の家に無断で入るようで気が引ける。
よく見ると玄関ドアの脇にインターホンが付いていたので、チャイムを鳴らすと奥の方から女性の声がした。
まもなく、一人の婦人がほほえみながら姿を見せた。
今日はやっているかと聞くと、営業しているとの返事。ちょうど、貸し切りの客が帰ったところだという。
なるほど、それで客がいないのか。
今度は、こちらが貸し切り状態になったようだ。
窓から駐車場の脇にあるパーゴラが見えた。
このパーゴラの小道を通って、建物を迂回しながら玄関に行くのが正規のルートらしい。
林の中を通りながら店の入口へと、うまく誘導している。
店内からは大きなガラス窓を通して、外の新緑の木々を見ることができる。
板張りの床には窓からの柔らかな光が差し込んでいて、まるで、林の中にたたずんでいるかのように感じさせてくれる。
和風の落ち着いた雰囲気の造りである。
このお店のポイントの一つは、この自然の中にあるということだろう。
実際に使用されているかどうかはわからないが、店の入り口の手前に木製のテーブルと椅子が置かれている。
自然に触れながらゆっくりくつろいでいって欲しい、そんなお店のおもてなしの表れなのかもしれない。
人気の食事「里山ごはんセット」が文字通り看板メニューのようである。
新鮮な野菜を中心に、美味しくヘルシーな食事として人気である。予約が必要とのことである。
このお店で使っている水は、泉ヶ岳の伏流水を汲み上げているそうだ。
「はーべすとの水は、泉ヶ岳の伏流水です」という小さなプレートがさりげなく置いてあった。
深さ70メートルから汲み上げているという。
泉ヶ岳の伏流水を使った珈琲をいただいた。
先ほどの婦人がこのお店を開いたとのことである。
自然が好きで、十数年前に街から引っ越してきたという。
普段は他での仕事もしており、月に数日だけ営業しているそうだ。
だから、いきなり訪問しても、本日休業が多いわけである。
お店に行くときは、事前に確認した方が良いだろう。
近くに来た時には、大通りの看板に「本日休業」の表示がなければ、ぜひ立ち寄ってみてはどうだろうか。
<里山ごはん はーべすと>
住所:〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡下鎖12−2
電話:022-348-2077
営業日:不特定(電話などで確認をしてください)
営業時間:11:00〜16:00(ランチ11:30〜14:00)
Instagram:@sendai.herbestcafe
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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