2015年05月30日
ミステリー『ファミリーポートレイト』桜庭一樹
母と娘の濃密なつながりから始まるこの一冊。
母と娘の逃避行といえば、角田光代さんの『八日目の蝉』が思い浮かんだが、
そういう感じではありませんでした。
マコの娘、コマコ。
2人が逃避行を始めたとき、マコは25歳、コマコは5歳。
コマコは口もきけず、発達が遅れており、虐待されている。
しかし、マコのために生きたい、コマコはマコの守り神だと思っている。
山奥の村、海辺の村、養豚場の村、、、など逃げながら旅をする。
第2部では、マコと(おそらく)死別したコマコが小説家となっていく。
でもやっぱり、スムーズにはいかない(・・;)
読んでいて、おもしろい、おもしろくないは別にして、
苦しく、つらくなりました(ノ_-。)
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