2015年07月02日
『うつくしい子ども』石田衣良
緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。
犯人として補導されたのは、ぼくの十三歳の弟だった!
崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校・・・。
殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。
少年の孤独な闘いと成長を痛ましくもみずみずしく描く、感動のミステリー。
[BOOKデータベースより]
たまたま、『スリーピング・ドール』に引き続き、
キーワードが「コントロール」の事件になりました。
少年犯罪という思いテーマ。
昔起こった神戸の事件を思い出しました。
最後がやるせなかったです・・・o(TωT )
真実をうやむやにしてしまうのは、私は納得がいきませんでした。
弟になにがあったのか知ろうとする兄はすごいと思いました。
現実に立ち向かう兄の姿に、強いなぁと感心しました。
この兄は植物図鑑が愛読書であり、
ところどころに植物の知識や描写が出てくるのが、理科好きの私にとっては楽しかったです。
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