2015年06月14日
第1回このミス優秀賞『沈むさかな』式田ティエン
私の好きなダイビングとミステリーが融合した作品でした。
ダイビング用語がたくさん出てきて、そうだそうだ、と思いながら読んでました。
父親が満員電車なの中で急死したカズ。
ある日、カズは昔同じ水泳教室に通っていた英介と再会しますが、
英介は、父親の死の本当の理由が知りたくないかとカズに言います。
しかし、その英介がダイビングショップで働き、ライフセーバーでもあるのにもかかわらず水死します・・・
この小説では珍しく、主人公のことを「きみ」と二人称で語っています。
ちょっと、主人公に感情移入できなかったのは残念。
最初はなかなか話が進まなくて、読みにくかったけど、
英介の死の不審な点に、ダイコンが手がかりになったり、
水中で緊張感溢れる格闘があったりと、
スキューバをしてる人にとっては面白い場面もありました。
ただ、もっとすっきりして話が終わってほしかったかなぁ〜と。
読んでたら、また潜りに行きたくなりました。
価格:791円 |
古本で探す方は↓
Tポイント貯まります!使えます!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3799450
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック