2013年10月30日
the HIATUS−音の芸術に潜む優しさ。
今回ご紹介したいのはthe HIATUSの『Trash We'd Love』です!
このアルバムは2009年5月27日に発売されたthe HIATUS(ザ ハイエイタス)の初音源、正式なデビュー作です。
the HIATUSは、活動を休止したバンドELLEGARDENの細美武士さんが立ち上げたプロジェクトで、公式サイトでは「音楽やアート、表現者たちのプロジェクト」とされています。そのためアルバムのアートワークやライブでの表現などに様々なアーティストが参加協力しています。
まずはその1stアルバムの素敵な音世界に触れてみて下さい♪
MV視聴⇒「The Flare」
MV視聴⇒「Ghost In The Rain」
MV視聴⇒「Silver Birch(弾き語りヴァージョン)」(非公式)
細美さんの歌声は、人をほっとさせる優しさがあります。ELLEGARDENの時代でも、どんな歌を歌ってもどこかに優しさがにじみ出ている感じでした。それは自らが手がける歌詞にも表れていて、不器用でクラスに馴染めないような子の居場所になりたい、そんな思いで音楽活動をされているそうです。
このアルバムでは、細美さんのその優しい声により磨きがかかっています。周りを取り巻く優しい空気のようにふわっとしていて、動くと頬に心地よく触れてくるような。それは、ほとんどの曲でピアノがスパイス的に使われている曲調も理由の一つかもしれません。ピアノの音が細美さんの声と共鳴し、より美しく響いてきます。
このアルバムの中では激しくてロックな曲調の方のCentipede、Storm Racers、The Flareでも、そのような雰囲気のためか、攻撃性というより孤高に走り続けるような空気感が出ています。
またアルバム全体を色彩コーディネートの言葉で表現するなら、フォ・カマイユ配色のような色合いです。カマイユ配色というのは、色は同じでも布の材質を変えて、表面の色の見え方とか質感に変化をもたせたコーディネート。そしてフォ・カマイユは、カマイユよりは色に変化をつけるけど、やはりそれは微妙な変化で、統一感による美しさの表現です。the HIATUSの本作には、全体に一貫したカラーがあり、アルバムを通して楽しむのに向くタイプです。当然、一曲一曲でも素敵ですが。
動画でご紹介した「Silver Birch」は弾き語りヴァージョンも素敵ですが、CDの原曲の音源では優しさの中に切なさが混ざったような、どうしようもないような美しさで泣けてくる感じに仕上がっています。ぜひ原曲も聴いてみて下さい!
全部どうでも良くなって、心が無になるような優しさ、空気感。泣きたい時に泣かせてもらい、悲しみを洗い流してもらおう。それからまた歩き出せばいい。そう思わせてくれるようなアルバムです。
《トラックリスト》
1.Ghost In The Rain
2.Lone Train Running
3.Centipede
4.Silver Birch
5.堕天
6.Storm Racers
7.Little Odyssey
8.The Flare
9.紺碧の夜に
10.ユニコーン
11.Twisted Maple Tree
詳細情報は、こちらのAmazonホームページからもご確認頂けます♪↓
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いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
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それは⇒『素敵な音楽のご紹介♪』(リンクして飛べます)
『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
新品価格 |
このアルバムは2009年5月27日に発売されたthe HIATUS(ザ ハイエイタス)の初音源、正式なデビュー作です。
the HIATUSは、活動を休止したバンドELLEGARDENの細美武士さんが立ち上げたプロジェクトで、公式サイトでは「音楽やアート、表現者たちのプロジェクト」とされています。そのためアルバムのアートワークやライブでの表現などに様々なアーティストが参加協力しています。
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細美さんの歌声は、人をほっとさせる優しさがあります。ELLEGARDENの時代でも、どんな歌を歌ってもどこかに優しさがにじみ出ている感じでした。それは自らが手がける歌詞にも表れていて、不器用でクラスに馴染めないような子の居場所になりたい、そんな思いで音楽活動をされているそうです。
このアルバムでは、細美さんのその優しい声により磨きがかかっています。周りを取り巻く優しい空気のようにふわっとしていて、動くと頬に心地よく触れてくるような。それは、ほとんどの曲でピアノがスパイス的に使われている曲調も理由の一つかもしれません。ピアノの音が細美さんの声と共鳴し、より美しく響いてきます。
このアルバムの中では激しくてロックな曲調の方のCentipede、Storm Racers、The Flareでも、そのような雰囲気のためか、攻撃性というより孤高に走り続けるような空気感が出ています。
またアルバム全体を色彩コーディネートの言葉で表現するなら、フォ・カマイユ配色のような色合いです。カマイユ配色というのは、色は同じでも布の材質を変えて、表面の色の見え方とか質感に変化をもたせたコーディネート。そしてフォ・カマイユは、カマイユよりは色に変化をつけるけど、やはりそれは微妙な変化で、統一感による美しさの表現です。the HIATUSの本作には、全体に一貫したカラーがあり、アルバムを通して楽しむのに向くタイプです。当然、一曲一曲でも素敵ですが。
動画でご紹介した「Silver Birch」は弾き語りヴァージョンも素敵ですが、CDの原曲の音源では優しさの中に切なさが混ざったような、どうしようもないような美しさで泣けてくる感じに仕上がっています。ぜひ原曲も聴いてみて下さい!
全部どうでも良くなって、心が無になるような優しさ、空気感。泣きたい時に泣かせてもらい、悲しみを洗い流してもらおう。それからまた歩き出せばいい。そう思わせてくれるようなアルバムです。
《トラックリスト》
1.Ghost In The Rain
2.Lone Train Running
3.Centipede
4.Silver Birch
5.堕天
6.Storm Racers
7.Little Odyssey
8.The Flare
9.紺碧の夜に
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