SGLanding Simulating WEBLOG

行こうぜ！って誘われ、おう行こうぜ行こうぜ☆
と、返事してたにもかかわらず、「明後日だよ！楽しみだね！」って確認されたときにはすっかり忘れて仕事が入ってるってこと。ありますよね。ね。

いや。やっちゃったねこりゃ☆

ってわけで、いってきました。撮影のお仕事へ。

埼玉の入間市にあるジョンソンタウンと呼ばれる場所。
入間は陸軍の士官学校が設立され、後に米軍の基地となり、その後返還されて航空自衛隊の入間基地になった経緯のある土地。
米軍の駐留用住居として建てられた、俗に言う「米軍ハウス」という平屋建ての建物の密集地が残ります。
この米軍ハウスの集合地に、もともとあったものと、新しく建てられたものを含め、アメリカの郊外の街並を想わせるイメージを作り出している場所です。
カフェや、レストラン、美容室や、なんとボルダリングジムまでありますが、普通の住居としてお住まいの方もいらっしゃるので、不思議な雰囲気のところです。

この日はファッション誌の撮影をジョンソンタウン内のハウススタジオで行いました。
雑誌とWEBとの連動のものですが、基本的には雑誌側での撮影手配になるため、僕はWEBチームのデザイナーとして、モデルさんの着こなすコーディネートPHOTOをWEB用に転換するためのチェックを行います。



クライアントさま・出版会社さん・編プロさんと、制作の僕ら。
いろいろな会社のみんなで集まって、一番善い結果を出せるように現場を作ります。

前日の天気予報では「春の嵐」ってことだったのですが、撮影中はほぼ雨は降らず、撮っていただいた写真にはこのあと大風雨ってことは多分絶対わからない仕上がりになると思います。
モデルさんが晴れ女なんだと思う。すごいね！いいね！

撮影はこの日とても順調で、14時頃に終わり、スタッフのみなさんと昼食をいただいて解散。
実はジョンソンタウン内に、友達の経営してる美容室があるんですが、この日は時間がないのでご挨拶にも行けず。今度あらためて行こう。。

僕はこの日もう一件向かわないといけないところがありまして。。。
それが冒頭の約束に関するものでした。

入間を出たのが15時半ぐらい。
そこから85kmの移動。



17時台には着けるかなーと思ってたのが・・・。
首都高速がもうとんでもない渋滞で。。。。
首都高内で2時間全くぐらい動かない状態が。。
車で行ったの失敗でした；；
電車でいけばよかった。。

幕張に到着したのがなんと20時10分
4時間半もかかったのか・・・。

しかも、チケットつかんでダッシュで入り口に行ったら「ドリンク代として500円別途いただきます」の表示
ポケットに手を突っ込んだら財布も小銭もなし。
泣く泣く駐車場に戻って、車に忘れてた財布持って、走る走る。
やっと入れました。

PUNKSPRING2012TOKYO



いや、もう入ってしばらくは「正装が義務づけられたパーティーに、宴もたけなわの頃しらふで参加した普段着の僕」って状態で。なんかすげー遠くから「SUM41がはじけてるなー」とぼんやり眺めてたんだけど、良く聴くとなんかすげーだらだらしてるなあって印象で。こんなんだっけ？的な。
僕はアヴリル・ラヴィーンが結構好きなので、変な恨み方しててそう見えてるのかもと。
で、もういまやってるSUM41は捨ててTHE OFFSPRINGを最前列で観るぜと、のしのし前の方へ。
そこで電話が鳴りました。
「やっと着いたか！今喫煙所にいるからおいでよ」
「えー。俺大分前の方まで来ちゃったんだけど。。」
「いいから！！」

ってわけで喫煙所行ってみましたら、みんなめっちゃSUM41の悪口言ってましてｗ
オープニングにPAのトラブルがあってから、もうずっと全然ダメ状態だったそうです。
デリック・ウィブリー酔っ払いすぎ！ていうか顔ちがくね！？なんかキまってね？
あー。聞こえてくる歌が、全然メロディにあってねーなとは思ったんだけど。。

気を取り直し、合流できた友達4人でオフスプリングを前線で観ることに。

一人でライブとかバチバチいっちゃう人ってかっこいーなーと思うんだけど、僕はやっぱ好きな友達と行くのがたのしいな。

他の3人の楽しみっぷりがまあ多彩でｗ
1人はド熱唱しててうるせーし、もう一人はなぜか歌じゃ無くてずっと飛びながらエアギターやってるし、僕ともう一人は決まりどころだけ叫んで、あとは左右の人達とめっちゃ笑顔でモッシュしてるし。やっぱフェスはやべえ。やべえ。やべえ。やべえ。もっかい言っとくか。やべえ。

オフスプリングがもう最高で。なんなんすか。すっごい上手い；；すっごい楽しく演ってくれてる。
オーディエンスも当然ながら最高にうれしそう。っていうかうれしい。ありがとう今こんな日本なんかに来てくれて！！

ライブって跳ねるじゃないですか。リズムにはあわせるけど基本まあみんな自由に。
その跳ねて拳をつきあげてる時に、僕は全力で跳ねて誰の事も気にしてないんだけど、目の前の人と完全に飛ぶ高さとタイミングがぴったりになる時がある。
あれって最高だよね。
なんていうか、時間止まってるんだアレ。
視界が揺れて、好きな曲がかかってて、膝と足首と腕を全力で使ってるのに、感覚として時間が止まってる。それ。

それなんだよね。

オフスプリングの曲は、基本的にどれも同じだと思う。
跳びどころが長くあって、一拍タイミングを外して拳の突き上げどころがあるっていうか。
で、それがみんなぴったり合うっていうか。
で、それが好きで一人でCD聴いてる時間が普段たくさんあるけど、
みんなと完全にタイミングを合わせられるのは、今この会場に来た何万人だけ。
どれだけCDが売れても、誰とも楽しめないなんてつまらないぜ。

売れてるし、跳ばせるし、楽しめる。
すげーバンドだ。


夢でも見てんじゃねーかという1時間が終わり、会場を出ると、長袖のトレーナーは汗と、友達がかけてくれた水でぐちゃぐちゃで、寒い寒い。
先に行ってた友達に買ってくれ！って頼んでおいたイベントのオフィシャルTシャツに着替えたらすっげー暖かくなりました。半袖なのに。



でも、地元帰って焼き鳥屋でちょっと飲んだんだけど、そんときには半袖なもんだからもう寒くて寒くて。

日曜は寝込んでました。
病み上がりって事を無視しすぎた。。

僕は普段事務所引きこもってホボ一人で仕事してるんだけど、撮影でチームで動く日と、ライブで友達と跳ねる日が重なる、幸せなダブルブッキングになりました。
ありがとう。ホントに幸せな土曜日でした。

撮ってもらった写真頑張って活かして、みんなに楽しんでもらえる仕事出来るように今日からまた頑張ります！