今回は、後半部として
●V.「侵入を手間取らせ諦めさせる」侵入防御強化対策に万全を!
●W. 「その他」
を記述します。よろしくお願いします! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
V.「侵入を手間取らせ諦めさせる」侵入防御強化対策に万全を!
空き巣は侵入に時間がかかることを恐れているので、「侵入に手間取る」ことが侵入断念に繋がります
空き巣は、家屋侵入に10分を超えると断念すると言われるので侵入しにくい措置を講じましょう
関連記事⇒「留守宅の防犯対策|警察庁の侵入犯罪統計からみた防犯対策ポイント」 |
1.全ての扉、窓、雨戸・シャッターは閉めて施錠する
警察のデーターでは、空き巣の侵入口は、大半が無施錠扉・窓からです。
素早く仕事が終えられるからです。
無施錠扉・窓ガラスは、空き巣にとって最もおいしい仕事場となります!
空き巣の戸建て、集合住宅への侵入手段は無施錠扉・窓ガラス破りが圧倒的。 |
@玄関ドア
【通常の「二重ロック」のほかに「玄関補助鍵」を取り付ける。】
◎補助鍵
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留守にする際に簡単に取り付けられ、意外と強固な侵入防止になります。 |
【内側の鍵ロックに「サムターンカバー」を取り付ける 】
「ガラスを割って手を差し入れ内側から鍵を開ける」のを阻止するため、内側の鍵ロックに「サムターンカバー」を取り付けるましょう。
◎サムターンカバー
内側の鍵ロックは普段からよく使うので取り外しする必要のない開放型のサムターンカバーが便利。 |
【ドアの一部がガラスで内部が見える場合は、目隠しシールを貼る】
家の内側の状況がわかるのは防犯上最も危険。
このため、ドアの一部がガラスで内部が見える場合は、目隠しシールを貼りましょう。
◎目隠しシール
ドアの一部に透明性が高いガラス部分があれば、室内の様子が察知されやすため、普段から簡単に剥がれる目隠しフイルムを内側から貼っておくと安心です。 いろんな柄、サイズのフイルムがあります。 |
【ガラスが割れるとベルがなる「防犯アラーム」を設置する】
空き巣の侵入で圧倒的に多いガラス破りを防ぐ上で、ガラス越しに見える「防犯アラーム」の抑止力効果は大きい。
ガラス窓には、割れるとベルが鳴る「防犯アラーム」を設置しましょう。
◎防犯アラーム
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防犯窓アラームには、窓が割れる(揺れる)と反応するタイプと、窓が開くと反応するタイプ、両方に反応するタイプがある。 通常は、両方に反応するタイプが望ましい。 |
【ドアには、「玄関ドアセンサー」を設置する】
ドアには、開けられると警報ベルがなり携帯に通報がくる「玄関ドアセンサー」を設置しましょう。
◎玄関ドアセンサー
固定電話と連結し、窓が開くと携帯に通報が来るシステムが構築できる。 警戒レベルを調節できる機能あり。 |
A勝手口
【勝手口には、「補助錠」をつける】
勝手口の鍵は簡易なものが多いので、それとは別に「補助錠」をつけましょう。
勝手口はこじ開けられやすいものが多いのでその観点で補助鍵を選んでください。
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◎補助鍵
勝手口の補助鍵は、外側から取り付けるタイプと内側から取り付けるタイプがある。 ドアの構造上、内側から取り付けるタイプは簡易型が少ない。 |
B窓
【「補助鍵」をつけ施錠を強化する】
窓の開閉を阻止するため簡単な補助鍵を付ける。
◎補助鍵「サッシ引戸用補助錠ワンタッチシマリ」
ワンタッチシマリは簡易型補助鍵の定番。 |
【窓ガラスに「防犯フイルム」を貼り割られにくくする】
窓ガラスには「防犯フイルム」を貼り、ガラスを割られにくくする 全面に貼るのが問題あれば鍵周りを中心に30センチ四方に貼っても効果あると考えます。
◎ 「防犯フイルム」
強度の違いがあり、窓のサイズやタイプで選ぶ必要があります。 |
【窓ガラスには、「防犯アラーム」を設置する。】
窓ガラスには、「振動」または「開閉」検知つきの「防犯アラーム」を設置する。
できれば両方備わったセンサーが望ましい。
◎「振動アラーム」◎「開閉アラーム」
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防犯窓アラームには、窓が割れる(揺れる)と反応するタイプと、窓が開くと反応するタイプ、両方に反応するタイプがある。 通常は、両方に反応するタイプが望ましい。 ガラスに貼るので窓の開け閉めに妨げとならない薄い型を選ぶと良い。 |
【ベランダの窓には、「窓センサー」を設置する】
ベランダの窓には、開けると警報ベルが鳴り室内電話を経由して携帯電話に通知がいく「窓センサー」を設置しましょう。
窓が開けられると、携帯電話やスマホに通報がきて異常を知ることができ、必要な対応がとれることになる。
警察などへの連絡措置もとれる。
◎「窓センサー」
固定電話と連結し、窓が開くと携帯に通報が来るシステムが構築できる。 警戒レベルを調節できる機能あり。 |
2.トイレ、浴室、キッチンなどの小窓には「面格子」などを設置する。
特に、一階にあるトイレの小窓は小さいからと言え目隠し程度では簡単に入られる危険があります。
◎「面格子」
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自分でも設置できますが、壁がパネルなどの場合は、業者委託が安心です。 小さい窓の場合は1〜2万円の工事費が相場です。 |
関連記事⇒「留守宅防犯|小窓は空き巣の狙い目。面格子及びアラームが必要。」 |
3.室内には、「スマートフォン対応IPカメラ」を設置する。
留守中の我が家の状況が確認でき、また、万一、侵入されたときに、いち早く対応できる可能性がある。
賊が侵入すれば、通報がいち早くスマホ及び携帯電話に入るので、その時にカメラのスピーカーを通して威嚇すれば撃退につなげることができるかもしれません。
また、犯人の画像をもとに犯人の早期発見につながる可能性があります。
◎「スマートフォン対応IPカメラ」
室内用の防犯カメラの機能には、 @全方位で部屋確認できること A音が拾え、必要な時は威嚇発生できる方がいい ➂必要な時に写真、動画が記録できる方がいい、 などが求められます。 それにかなっているのがIPカメラです。 |
関連記事⇒「防犯カメラ|ペット型ネットワークカメラのおすすめ!」 |
4.雨戸のロックは上下にかけて、雨戸が持ち上げられて浮かないようにする。
雨戸のロックが上下合わせて一つしかなければ、取り付けて上下が対になるようにするか、それに代わる措置をして外から雨戸が外されないように工夫してください。
防犯強化の基本は、上下2か所設置です。雨戸にもよりますが、自分でできると思います。
◎「雨戸鍵」
雨戸の鍵は、雨戸を外せれば簡単に取り付けられます。 |
関連記事⇒「留守時の防犯|その雨戸で空き巣の浸入を阻止できますか?」 |
W. その他
1.植木や花など
【玄関先など目立つ場所で長期間枯れたままにならないようにする】
「不在期間の長さ」を勘案して、枯れる恐れのあるものは見えないところに置き換える。枯れたまま放置してれば留守が悟られます。
◎「簡易自動給水」
なお、不在期間が10日ぐらいなら、水が浸透してチョロチョロと植木鉢に水分補給ができる左記のような装置を設置しておく方法もあります。私は、夏場はそうしてます。 |
また、植木鉢など倒れる可能性のあるものは風などで倒れないようにする工夫が必要です。
2.泥棒に入られた場合・・・今のところ実体験がないので、あくまでも想定しておくということです
○侵入時に携帯電話へ通知があり、泥棒が侵入したことが画像などで確認できれば次の措置をとる
順番は、状況により判断するが、次の連絡をする。
@携帯電話で近所の人に見回りを依頼する。
A携帯電話から警察に通報する。 なお、侵入時にセンサーやアラームが鳴り響くようにしているが、こういった場合に近所に知らせるための警報を携帯から鳴らせるようにようにしたいと考えてます。
○事後察知した場合は、とりあえず上の@とAの措置をとった上で次の措置をとる。
@早々に帰宅して、被害状況を把握し、また、犯人逮捕の手がかりを防犯カメラの録画などから洗い出し警察に届ける。
A保険を掛けているので損害保険会社にも連絡する。
関連記事⇒「空き巣被害(物損、窃盗)に遭ったら火災保険会社に届け保険金を受け取ろう! |
以上が、私の実践している留守に備えての防犯対策です。 皆様のご参考になれば何よりの幸いです。
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完
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なお、下記の関連記事もご覧いただければ幸いです。