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ペン牛
ペン牛といいます。子供の頃から怖い話が好きで、ブログを始めたいけどネタがない、と悩んでいたところ辞書からランダムに選んだ言葉を使って怖い話を書けないかと思いつき、やってみたら案外できることが判明、気がついたらブログを開設していた。こんなですが、どうぞよろしくお願いします。なお当ブログはリンクフリーです。リンクしてもらえるとすごく喜びます。にほんブログ村アクセスランキング、人気ブログランキング、アルファポリスに参加中です。 


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2016年09月08日

二百五十三話 お題:夜学(夜間に学業を修める課程) 縛り:プロフィール(人物紹介)

 通っている定時制高校で起きたことである。

その日は入学して初めての数学の授業があったのだが、授業が始まる時間になっても先生が来なかったため、どうしたのだろうと思っていると、
「では授業を始めます」
 いつの間にか教壇に先生が立っていた。いつ教室に入ってきたのかは全く分からなかった。先生は、
「授業を始める前に先生のプロフィールを黒板に書きます」
 と言って黒板に、私は死人ですと書いた。生徒の一人が、
「先生どう見ても生きてるじゃないですか」
 と言うと先生は、
「これでも?」
 と言った。直後、先生の顔の穴という穴から血が噴き出した。血が噴き出してから一呼吸おいて、誰かが悲鳴を上げた。その瞬間、先生の姿はふっと消えてしまった。なおこの一件はしばらくの間は話題になったものの、気がついた時には誰も話さなくなっていた。

posted by ペン牛 at 11:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 怖い話
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