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ペン牛といいます。子供の頃から怖い話が好きで、ブログを始めたいけどネタがない、と悩んでいたところ辞書からランダムに選んだ言葉を使って怖い話を書けないかと思いつき、やってみたら案外できることが判明、気がついたらブログを開設していた。こんなですが、どうぞよろしくお願いします。なお当ブログはリンクフリーです。リンクしてもらえるとすごく喜びます。にほんブログ村アクセスランキング、人気ブログランキング、アルファポリスに参加中です。 


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2016年08月28日

二百四十二話 お題:鋏む(鋏で切る) 縛り:大山(大きな山)、捏造(事実でないことを事実のようにこしらえること)、売掛金(売り掛けの代金)、一身上(個人的な問題や事情)

 知人の経営者の話である。

彼の会社は特殊な業務をやっているためトラブルが多く、非常にストレスが溜まるという。
「まぁ一番のストレスっていえばやっぱり売掛金の踏み倒しだよな。後は請求書の捏造。ひどいやつになると売掛金踏み倒した挙句社長やめます、会社たたみますで飛んじまうからな。サラリーマンが一身上の都合で会社辞めるのとは訳が違うんだぞ、ったく」
 そんな彼だが、中々に特殊な方法でストレスを解消しているそうだ。
「飛んだやつの身内を探し出して、そいつらの首ぶった切ってるんだけどな。業者に頼んで作らせたワイヤーカッターの化け物みたいなやつ使って、この手で首を切り落とすんだよ。というか、もうそのくらいやらないとストレスが解消できなくなってきてなぁ。流石にちょっとまずいと思ってるよ」
 私が、警察の方はどうしてるんだ、と聞くと、
「あぁ、そこはまぁ上手くやってるよ。警察っていっても結局人の集まりだからさ。なんだかんだ融通は利くんだよ。もちろん常に気をつけてつきあってるけどな。大山も蟻穴より崩る、だったか。そうなったらたまらないからな」
 私は彼の肩を叩いてから、いい年なんだから無理はするなよ、と言った。


posted by ペン牛 at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 怖い話
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