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ペン牛
ペン牛といいます。子供の頃から怖い話が好きで、ブログを始めたいけどネタがない、と悩んでいたところ辞書からランダムに選んだ言葉を使って怖い話を書けないかと思いつき、やってみたら案外できることが判明、気がついたらブログを開設していた。こんなですが、どうぞよろしくお願いします。なお当ブログはリンクフリーです。リンクしてもらえるとすごく喜びます。にほんブログ村アクセスランキング、人気ブログランキング、アルファポリスに参加中です。 


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2016年08月27日

二百四十一話 お題:偏向(考え方が偏っていること) 縛り:キャンセル(約束・予約を取り消すこと)、位負け(地位ばかり高くて実力が伴わないこと)

 沖縄行きの飛行機に乗った時のことである。

その飛行機は中々の人気で、キャンセル待ちをしてようやく乗ることができたのだが、何気なく隣の席の男性と世間話をしたところ社長をやっていると言うので驚いた。
「本当はファースト、とまではいかなくてもせめてビジネスクラスに乗るべきなんでしょうが、商売の方が大変で……情けないことです」
 私がやはり会社を経営するのは大変なんですね、と言うと彼は、
「はい、それこそ社員の給料を払うのがやっと、という状況で。去年は保険金を手に入れるために息子に両腕を落とさせました。一昨年は妻です。このままだと妻か息子か……あるいは両方に死んでもらうことになるかもしれません。でも、それも全て会社のためです。私が心血を注いだ会社のためなんです。妻も息子もきっと理解してくれると信じていますよ」
 と言った。私は最初おどおどした態度を取る彼のことを位負けしているなと思った。だが彼は妻子を犠牲にしてでも会社を守る偉大な経営者の魂を持っていた。私は彼に対し心の中で謝罪すると共に、人を表面的なもので判断してしまう自分の浅はかさを恥じた。

posted by ペン牛 at 12:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 怖い話
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