2017年02月20日
薩摩藩独特の「御仮屋」制度
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江戸時代にも、薩摩藩は独特の治世をひいていましたが、「御仮屋制度」もその一つです。
「御仮屋」とは、領内の直轄地を113箇所に分けて、それそれに設置した地方役所のようなもので、「地頭仮屋」とも呼ばれていました。
普段、地頭は鹿児島城下に住み、実際の実務はそこに住む郷士のリーダー達が行っていたようです。
徳川幕府が発令した「一国一城令」を形上は守りながら、実際は113箇所に武士団を配置し、いざという時の備えとしていたのです。113箇所の城下町が在ったといっても過言ではないでしょう。
この財部(たからべ)もその一つで、跡地は小学校になっています。
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