『ニコニコ超会議』内開催のお祭り【超神社サミット】に本物の神社様をご招待したい!を応援したいなと思って、微力ながら宣伝をしたいなと思って記事を書かせていただくことにしました。
クラウドファンディングに関してはサイトに飛んでいただいて、支援云々を決めていただくとして、このシリーズでは、どうしてこのクラウドファンディングを応援しているのかというのを、「神社仏閣と、自分」というエッセイにして書いてみようと思います。
クラウドファンディング終了まで数回に分けて自分の中の神社仏閣などの日本文化愛を書いていけたらなと思います。
其の壱 水が豊かで五穀豊穣のお祭りがある地域で育ったのだ、というお話
其の弍 刀剣乱舞で思い知った数の暴力のお話
其の参 文化を残そうと進み続ける存在に出会えたんだ、というお話
其の四 いつでもお前はきっとそばにいる、というお話
※今回はクラファンで超会議に呼ばれる金長神社についてです
※今回の写真は昨年金長神社クラファン応援のためについなちゃんが行っていたスペースの賑やかしのためにみくちゃにて作成した「旅ついな」な写真になっています(元ツイートはこちら)
※後日、写真も追記に載せさせていただきます
→02/23 写真追加しました、追記をご覧下さい
其の壱で書いたが、中の人は愛媛県民である(現在は京都府民)
子供時代、自然をテーマに描いたジブリ作品が好きで、ナウシカ、もののけ姫、そして平成狸合戦ぽんぽこがめちゃくちゃ好きだった。
なので、2015年、四月に刀剣乱舞を始めてその半月後に日野に和泉守兼定を見に行くという衝動的な行動をしていたのだが、その時、多摩モノレールに乗ってめちゃくちゃ感動した。
奥多摩の都市開発…!
これが狸達が守りたくて守れなかった場所…!
(守れた守れてないの解釈は個々の感性にもよるので深くは書きませんが、つまりぽんぽこの舞台となった土地をモノレールで走れたのは感慨深かったという意味です)
そんな自分がぽんぽことまた出会うことになったのは、ついなちゃんと出会った後である。
まさかまさか、新しく応援したいなと思っていたキャラが、四国の、阿波金長狸の金長神社さんと既にコラボしていたなんて、目ん玉が落ちそうになった。
(前回、ボイロ化直後に代行してもらって手に入れた方相氏のガイドブックのおまけに金長神社のCDがついていた)
そんなわけで、2020年11月14日、諸般の事情で車で四国に行った際に金長神社に行ってきた。軽率に。
当時、金長神社は普段は人がいないので御朱印は地蔵寺での授与。
去年、新しくお社を新調するためのクラウドファンディングを行い、今春落成式が行われる。めでたいことだ。
なので、それ以降御朱印のいただく場所に関して変動があるかもしれないので、この記事を見て地蔵寺にいただきに行ったのに違った、みたいなことのないように。
ただ個人的な意見としては、地蔵寺も素敵な寺なので、神社仏閣が好きな人は是非行ってみてほしい。
金長神社に話を戻そう。
ぽんぽこを鮮明に覚えているかと言われると子供の頃の記憶なので曖昧なのだが、それでも好きだった作品に描かれたものが残っている場所というのはすごく感動するものだ。
当時は、グラウンド再整備だかなんだかがやっと決着がついて取り壊さない方向性になるのが確定した頃だったと思う。
この取り壊しの問題に関しても、自分はそんなことになっているなんて知りもしないで、危機を免れた後に知った。
悲しいことに、どんなに好きな作品の聖地だったとしても、その聖地が今どうなっているのか、そこまでずっとアンテナを張り続けることなんてできないし、そもそもその聖地がどこにあって行けるのかというのも、詳しく調べるのには時間が掛かる。
問題が起きている時に、その問題を知れるかどうかは、正直、こんなに情報が溢れているインターネット社会においても、運でしかないのだ。
金長神社。
金長神社にある貫禄のある絵。
行ってみた感想としては、正直なところ、こりゃ取り壊しと言われても仕方ないわ、という印象だった。
自分は神社仏閣が好きだし、好きな作品の聖地でもあるから、安易に文化を取り壊せとは思わないのだが、例えば都市開発の観点から考えて、ここまで老朽化して常時人がいるわけではない建物は、危険極まりないからである。
子供が訪れて倒壊して、という可能性も十分ある。
取り壊しは免れたけれど、このままだと自壊してしまいそうだな、そう思わせるほどボロっちいお社だった。
それだけ古くから地元の人に愛されている神社と言えば聞こえはいいが、存続させるにはこの老朽化問題にいつかぶち当たるだろうな、と。
金長神社で存分に写真を撮った後は、地蔵寺に御朱印をいただきに。
ちなみに、中の人の感覚では、金長神社から地蔵寺までは歩いてそんなに掛からない距離にある。
というより、駐車場がないので、もしかしたら公共交通機関を調べた方がよかったのかもしれない。
自分は、金長神社から歩いた。近かったので。
※個人の感想です
地蔵寺は小さいながら見所の多い寺で、御朱印をさくっといただくつもりだったのだが、いろいろ写真を残したくなった。
寺務所は呼び出し式。
ついなちゃんがボイスドラマでコラボした縁もあり、ついなちゃんのグッズも売っていた。
お土産に狸のキーホルダーを買った。かわいい。
御朱印をいただいて、金長神社方面に戻って、再度車に乗って、次は日峰神社へ。
この日峰神社のある山に、金長神社の本宮があるのだ。
日峰神社では夕暮れ時ということもありとても綺麗な写真を撮れたが、疫病の関係で社務所はしまっており、御朱印をいただくことが叶わなかった。
日峰神社はちょうど鳥居越しに夕陽が見えて、更に登ると小松島が一望できる。
車で駐車場まで一気に上がったから登れたものの、金長神社から地蔵寺まで往復歩いた後にここまで登っていたらこんな素敵な時間には着かなかっただろう。
日峰神社の境内にある金長神社本宮は昔映画の阿波狸合戦が流行った際に建立されたものらしい。
次こそは御朱印もいただきたいし、もう少しゆっくり日峰神社を散策できるよう早い時間に行った方がいいな、と、自らの計画性のなさに呆れたのもいい思い出である。
自分は、自分が神社仏閣に対してやれることは一つしかないと思っていて、自分が実際行って、お賽銭して、御朱印をいただいて、少額でもその神社仏閣にお金を落とす。
けれど、一人一人の額が少なくても、人数が集まればそれなりの額になる。そういうことを続けていきたい。
逆に言えば、人が集まらなければこれは上手くいかない。
そこで自分ができるもう一つのことが、自分の楽しかったを伝えること、だと思うのだが、こうしてエッセイを何作か書いてみて、上手いこと自分の感動を散文にできてないというもやもやの方が大きくなってしまった。
それはまぁ、実力不足なだけなので、これから精進するしかない。
それでも、こうして書いたものを見て、何にも知らなかった人がちょっとでも行ってみたいなと思えたなら、本望である。
最後に当時いただけたことが嬉しくて地蔵寺で撮った御朱印とキーホルダーの写真を共有しておく。しておくのだが…、
ちょうど光が当たって素敵な御朱印が見えてないやないかーい!
まぁ、現地での写真を撮り直すことは今更できないので、写真が下手なのは目を瞑っていただきたく。
御朱印が季節や干支によって変わるので是非いろんな季節に行ってみてほしい、と、結へと繋げる予定だったのだが、結というか、オチが付いてしまったような…、
これでは判別しづらいが、2020年のねずみ達がちゃんとおり、しかも一匹は後ろ向いてたりと芸が細かく可愛いので、また新しいお社がお披露目されたらその時の御朱印を楽しみに行ってみようと思う。
写真が下手というオチが付いたところで、今回はこれにて〆させていただく。
次は、静岡か足利、どちらかについて書けたらなと思う。
(今、水星の魔女を見てしまった後なので、静岡について書いてしまいそうだな…、)
金長神社(ぽんぽこ場面紹介)
金長神社
金長狸(ぽんぽこ)
スタンプ
スタンプ(左、金長神社 右、コトディーン高松城)
※コトディーンはスタンプラリーのもので期間限定だと思われます
地蔵寺
地蔵寺
地蔵寺
地蔵寺
地蔵寺授与品
日峰神社
日峰神社
全て2020年11月14日撮影。
2023年02月19日
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