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2016年09月08日

10日までに地震の恐れ

tsunami-67499_1280.jpg地震予知の第一人者で、電気通信大名誉教授の早川正士氏が警鐘を鳴らしている。
同氏は、先月の関東地方で起きた揺れを事前に予測していただけに、今回の警鐘は見逃せません。

「10日までに青森、岩手、宮城、北海道でマグニチュード5.5程度の地震が起きる。震度は4から5弱程度、震源は東北地方太平洋側の海底。震源が海底のため、津波の心配もある。」ということです。

早川氏の地震予測は、近くのヒビ割れが起きた時に、発生する電磁波を利用して予測しています。
この電磁波は、地球上空の電離層に作用します。通常、電離層は、上空600qから800qに存在し、電磁波の影響を受けると地上に数q近づきます。

地上から送信される電波は電離層で跳ね返って再び地上で受信されますが、前述のように電離層に異常があった場合、いつもより電波の送受信の時間が短くなります。この異変をキャッチして、地震の予測に生かしています。

これまで、雷や太陽フレアといった自然ノイズや、人工ノイズの影響で失敗につながることもありましたが、周波数の異なる電波を複合的に観測することで、精度を上げたようです。的中率は70%ということですからかなりの精度です。

不安を煽るつもりはありません。しかし、警戒や地震対策を行うことは大切です。もう一度、避難経路や避難グッズを確認しておきましょう。

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