D級ニュースまとめ

中国の研究チームは１０日、南西部の雲南省でコウモリから新たなコロナウイルスを複数発見したと明らかにした。
山東大学のウェイフェン・シー氏らは２０１９年５月〜２０年１１月、森林に生息する小型コウモリからサンプルを収集、ふんや尿を検査したほか、コウモリの口からも綿棒で検体を採取した。
発見場所は雲南省内の単一の狭い地域で、研究チームによると、今回の結果はコウモリの体内に何種類のコロナウイルスが存在し、何種類が人間に感染する可能性があるのかを示すものだという。
その結果、「ＳＡＲＳ―ＣｏＶ―２のようなコロナウイルス４つを含む、計２４の新たなコロナウイルスゲノムを複数種のコウモリから収集した」と発表、研究結果は生物学誌「セル」に掲載されたようだ。
世界保健機関（ＷＨＯ）の報告書では動物が感染源となった可能性が高く、おそらくコウモリが感染源になったと指摘している。
中国人はコウモリを捕らえて食べ、またコウモリから感染しうる他の動物を捕らえて食べている。
そうした動物を処理する際に人にウイルスが感染する可能性がある。

明日5月26日は日本で約3年ぶりに観測ができる、スーパームーンと月食が重なる珍しい皆既月食となる。
今回の月食は日本全国で観測できます。
東京の空を例に見てみると、南東の空あたりで18時44分に部分食が始まり、時間とともに月はどんどん高くなっていきます。20時9分あたりで皆既食が始まり、20時18分あたりで食の最大を迎えます。そして20時28分ごろに皆既食が終わるようだ。
ぜひ観測してほしい。

この冬、電力が足りない　大規模停電や料金急騰の可能性があるという。
経済産業省によると、供給の余力を示す予備率が東京電力管内でマイナスの見通しで、中部や関西、九州など6電力管内の予備率も3%で、安定供給に最低限必要な水準しかないようだ。
経産省は近く対策を示し、大手電力会社に供給力を増やすよう求めるという。
背景には2016年の電力小売り自由化で経営に余裕のなくなった大手電力が、運転にコストがかさむ古い火力発電所を休廃止していることと、大手電力が期待するほど原発が再稼働していないことも要因のようだ。
マイナス見通しでも、実際に電気が足らない状況になると、節電要請など様々な対応をとるので停電は起こりにくいらしいが、ただ、予想外の気候の悪化や発電所のトラブルなどが重なれば、大規模停電が起きる恐れもある。
もしもの際に備えが必要だ。

不妊治療を選択した、とあるお笑いタレント（４５）最後の受精卵を移植していたところ、妊娠していたと報告した。
４５才でも妊娠は可能なのか。
このとあるお笑いタレント（４５）は２０１３年、アートディレクターと結婚。
１４年から不妊治療を始めたが、１６年に乳がんが発覚し中断し右乳房を全摘。
１９年３月に乳がんが再発、昨年１０月、不妊治療を再開するまで放射線治療を受けてきたという。
その、とあるお笑いタレントは「まだまだ第一関門突破という感じで、高齢なので流産率が高いのも現実なので…」と話し不安もあるようだ。
現代社会では、女性でも30歳を過ぎてからの結婚や高齢での出産をする人が増えている。
45歳での出産や妊娠は可能なのか。
45歳での出産や妊娠の現実的な確率は、１％だという。
つまり、はぼ可能性はない。
年齢別の自然妊娠確率
25歳：25%〜30%
30歳：25%〜30%
35歳：18%
40歳：5%
45歳：1%
30代から自然妊娠確率が低下し主な原因は、卵子の元となる卵母細胞数の減少のようだ。
20代では10万個あった細胞が、40代では5000個以下になるという。
さらに気になることの1つに流産の確率がある。
25歳の流産率は10%らしいが、45歳は50%と言われている。
異常が起こりやすくなるために流産となりやすいのが原因らしい。
卵子が老化することで高齢での出産は危険なのでは？と不安に思う人もいるが、出産は何歳でもリスクがあるという。
高齢出産の場合、高血圧になる可能性は20代の1.8倍と言われ、体の負担が大きくかかる分、高血圧になりやすい、予防のためには、血圧の管理に加えて食生活を見直し体重管理を行うことが大切と専門家は話している。
さらに加齢に従ってどうしても骨盤が開きにくくなり、出産時間が長くなったり、出血が多くなったりする場合もあるが、これも個人差になり出産に向けた体力作りをすることで安産の可能性も高くなるようだ。
45歳の妊娠では、20代での妊娠と比べダウン症の確率が高くなると言われているがどうなのだろうか。
専門家の話によると45歳の妊娠では、先天性異常(特にダウン症)が多くなるそうだ。
理由は加齢と共に卵子も老化するため、染色体の異常が起こりやすくなるからだという。
出生前にお腹の赤ちゃんがダウン症かどうか、検査で調べることもできるようだ。
なぜ45歳になると妊娠しにくくなってしまうのか。
結論から言うと「卵子の老化」によるものや加齢による子宮の変化で「着床しにくくなる」こと、「妊娠を妨げる生活習慣を送っている」ことがあるという。
つまり、生活習慣から見直していけば、45歳でも妊娠しやすくなる可能性が上がるというわけだ。
食事から考えると栄養素のたっぷり取れる、バランスの良い食事を心がけることで、元気な卵子をつくることができるという。
1.トランス脂肪酸を避ける。
2.オリーブオイルやキャノーラオイル等の不飽和脂肪酸を摂る。
3.植物性たんぱく（豆類やナッツ）を増やす。
4.無精製の穀物を食べる。
5.乳製品は、脱脂乳や低脂肪にこだわる必要はない。
6.葉酸やビタミンB群を摂る。
7.鉄分を野菜や果物、豆類、そしてサプリメントから摂る。
8.糖分の多い清涼飲料水は避ける。
さらに睡眠時間を見直し生活リズムを整える。
血行が促進することで生殖器が活発に動くようになり、卵胞の発育がよくなる・着床環境がよくなると言われているので、血行促進に効果のある「運動」ウォーキングやヨガなどをとりいれる。
ちなみに高齢出産とは、35歳以上での初めての出産（=初産）で、1人目が35歳以上かどうかに関係なく、2人目の出産が40歳以上なら高齢出産だという。
3人目以降も40歳以上は高齢出産になるそうだ。
この年齢は、胎児へのリスクなどを考慮した一般的な数字であり、リミットで、40歳以降で2人目、3人目を健康に産む方もいる。
個人差のようだ。

大阪府は19日、新型コロナウイルスの英国型変異株が猛威を振るう第4波では、死者のうち50代以下が占める割合が第3波の約3.5倍に上るとの分析結果を公表している。
吉村洋文知事は府庁で記者団に「変異株は感染力が強いだけでなく若い世代が重症化しやすい」と述べ、府民に警戒を続けるよう呼びかけた。
府によると、3月からの第4波で死亡した人のうち、50代以下は6.7％。1.9％だった昨年10月からの第3波と比べると急増したという。
死者の感染経路を見ると、52％が経路不明で、高齢者施設や医療機関のクラスター（感染者集団）が中心だった第3波とは異なる傾向だ。
この流れは、いずれ東京もこうなる可能性が高い。
緊急事態宣言も国民はマヒしていて、流れは止められないだろう。

厚生労働省によると、新型コロナウイルスの重症患者の数は、きのうまでに全国で1293人だったが、今日、前日より58人と大幅に増え、2日連続で過去最多を更新した。
「2021年05月14日」の記事に「インド型の変異株 国内初となる市中感染の可能性を確認ようだ。今後、インド変異が全国に拡がって死者が爆発的に増えるかもしれない。」と書いたが、悪い予想は的中したくない。
新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化しつつある中、予約をめぐり一部で混乱が生じている。
17日から受付を開始した大規模接種センターの予約システムは実在しない接種券番号などを入力しても予約できる状態であることが判明。
また、電話予約にアクセスが集中するケースやウェブ予約の仕組みがパンクするといったケースも確認されているという。
行き当たりばったりの仕組みや金がらみのシステム開発。
このシステムを開発した利権には竹中平蔵が関わっている。

今年１月から３月までのＧＤＰ＝国内総生産は、年率換算で５．１％のマイナス成長となった。
また、２０２０年度のＧＤＰも４．６％のマイナスで、戦後最悪レベルの落ち込み。
きょう東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は732人だった。
依然として収束する見込みはない。
現下の感染状況を受け、国民の間に東京オリンピック・パラリンピックを開催することを疑問視する声が広がり全国世論調査では、「中止すべき」が過半数以上を占めている。
9日にABEMAで放送された『ABEMA的ニュースショー』に出演した元厚労省官僚で元衆議院議員の豊田真由子氏が、東京五輪に関連してIOCの立場に言及、「日本で医療に影響があろうが、国民が困ろうがIOCは関係ない。IOCは痛くも痒くもない。
だからIOCは放映権料が入らないと逆に困るわけだ」などとIOCの立場を推察している。
そんな中、国会周辺でささやかれているのが、都議選（6月25日告示、7月4日投開票）に向け、小池氏が顧問を務める「都民ファーストの会」の公約で五輪中止を打ち出すとの観測だ。
菅総理はご覧の通り頼りにならない。
小池百合子は世論を味方につけることができるか。

東京医科歯科大学は新型コロナのインド型変異ウイルスが国内で市中感染している可能性があると発表したようだ。
東京医科歯科大学によると、インド型に感染したのは5月初旬に大学の附属病院に入院した40代の男性で、海外渡航歴はなく、感染経路がわかっていないという。
大学は「市中感染が広がっているとみることは可能だと思う」と警戒している。
男性は別の病院で症状が悪化して転院し、重症となったが快方に向かっているということだが、恐ろしいことが起きているのは、間違いない。
関西圏で英国型への置き換わりが猛スピードで進んだことからもわかる通り、ウイルスの世界は弱肉強食で感染力の強い型にどんどん置き換わる。
今後、国内でインド型の感染が一気に広がる可能性はとても高いと考えるしかないだろう。
2週間の隔離もできないザルの日本は、海外からの外国人が大量に入って来ている。
今後、インド変異が全国に拡がって死者が爆発的に増えるかもしれない。

新型コロナウイルスに感染した人は、感染から少なくとも8か月後も同ウイルスに対する抗体を血中に保持することが分かったとする研究論文が11日、イタリアの研究チームにより英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表された。
北部ミラノにあるサンラファエレ病院の発表によると、抗体は「患者の重症度や年齢、他の疾患の有無にかかわらず」存在していたという。
同院と国立高等衛生研究所の研究チームは、新型ウイルス流行第1波が起きていた昨年3〜4月に救急外来を受診した有症状感染者162人を調査、対象者は初診時に血液を採取された。
その後、29人が死亡、回復者は11月末に改めて採血を受けた。
研究チームは、「中和抗体は時間とともに減少するものの、持続性は極めて高く、診断から8か月後に検査で陽性反応が出なかったのは3人のみだった」と説明した。
さらに、「感染から15日以内に抗体を産生できなかった患者は重症化する恐れが高くなる」と、回復における抗体生成の重要性も強調して述べている。

10日時点での新型コロナウイルスの全国の重症者は1,177人で、過去最多となり、11日連続で1,000人を超えた。
東京都では今日、新たに925人が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。
大阪府では、新たに974人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、　大阪市内の民間病院で働く看護師は一度も休憩せず、飲み食いもせず、忙しすぎてトイレに行くのさえ忘れることも。もう滅茶苦茶な状況だという。
私の記事「2021年04月07日　全国の新規感染者 3000人超えた。」では「新型コロナの強い感染力の変異株に対して現在は抑え込む手立てはない。つまり第４波は抑え込めない可能性の方が高い。」と書いた。
さらに、「2021年04月21日　コロナ急拡大の大阪府、変異株猛威、若年も重症化。東京も同じことが起こる。」
「東京も同じことが起こると思っていいだろう。だとすれば、経済は停滞する。停滞すれば、倒産ラッシュが起こる。」と書いた。
2021年04月29日には「変異ウイルス猛威の「第４波」クラスター発生場所が多様化、悪夢のシナリオも示唆。」の記事も書いた。
道をまちがえると、そこから抜け出せなくなることをご存知だろうか。


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