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不妊治療を選択した、とあるお笑いタレント（４５）最後の受精卵を移植していたところ、妊娠していたと報告した。
４５才でも妊娠は可能なのか。
このとあるお笑いタレント（４５）は２０１３年、アートディレクターと結婚。
１４年から不妊治療を始めたが、１６年に乳がんが発覚し中断し右乳房を全摘。
１９年３月に乳がんが再発、昨年１０月、不妊治療を再開するまで放射線治療を受けてきたという。
その、とあるお笑いタレントは「まだまだ第一関門突破という感じで、高齢なので流産率が高いのも現実なので…」と話し不安もあるようだ。
現代社会では、女性でも30歳を過ぎてからの結婚や高齢での出産をする人が増えている。
45歳での出産や妊娠は可能なのか。
45歳での出産や妊娠の現実的な確率は、１％だという。
つまり、はぼ可能性はない。
年齢別の自然妊娠確率
25歳：25%〜30%
30歳：25%〜30%
35歳：18%
40歳：5%
45歳：1%
30代から自然妊娠確率が低下し主な原因は、卵子の元となる卵母細胞数の減少のようだ。
20代では10万個あった細胞が、40代では5000個以下になるという。
さらに気になることの1つに流産の確率がある。
25歳の流産率は10%らしいが、45歳は50%と言われている。
異常が起こりやすくなるために流産となりやすいのが原因らしい。
卵子が老化することで高齢での出産は危険なのでは？と不安に思う人もいるが、出産は何歳でもリスクがあるという。
高齢出産の場合、高血圧になる可能性は20代の1.8倍と言われ、体の負担が大きくかかる分、高血圧になりやすい、予防のためには、血圧の管理に加えて食生活を見直し体重管理を行うことが大切と専門家は話している。
さらに加齢に従ってどうしても骨盤が開きにくくなり、出産時間が長くなったり、出血が多くなったりする場合もあるが、これも個人差になり出産に向けた体力作りをすることで安産の可能性も高くなるようだ。
45歳の妊娠では、20代での妊娠と比べダウン症の確率が高くなると言われているがどうなのだろうか。
専門家の話によると45歳の妊娠では、先天性異常(特にダウン症)が多くなるそうだ。
理由は加齢と共に卵子も老化するため、染色体の異常が起こりやすくなるからだという。
出生前にお腹の赤ちゃんがダウン症かどうか、検査で調べることもできるようだ。
なぜ45歳になると妊娠しにくくなってしまうのか。
結論から言うと「卵子の老化」によるものや加齢による子宮の変化で「着床しにくくなる」こと、「妊娠を妨げる生活習慣を送っている」ことがあるという。
つまり、生活習慣から見直していけば、45歳でも妊娠しやすくなる可能性が上がるというわけだ。
食事から考えると栄養素のたっぷり取れる、バランスの良い食事を心がけることで、元気な卵子をつくることができるという。
1.トランス脂肪酸を避ける。
2.オリーブオイルやキャノーラオイル等の不飽和脂肪酸を摂る。
3.植物性たんぱく（豆類やナッツ）を増やす。
4.無精製の穀物を食べる。
5.乳製品は、脱脂乳や低脂肪にこだわる必要はない。
6.葉酸やビタミンB群を摂る。
7.鉄分を野菜や果物、豆類、そしてサプリメントから摂る。
8.糖分の多い清涼飲料水は避ける。
さらに睡眠時間を見直し生活リズムを整える。
血行が促進することで生殖器が活発に動くようになり、卵胞の発育がよくなる・着床環境がよくなると言われているので、血行促進に効果のある「運動」ウォーキングやヨガなどをとりいれる。
ちなみに高齢出産とは、35歳以上での初めての出産（=初産）で、1人目が35歳以上かどうかに関係なく、2人目の出産が40歳以上なら高齢出産だという。
3人目以降も40歳以上は高齢出産になるそうだ。
この年齢は、胎児へのリスクなどを考慮した一般的な数字であり、リミットで、40歳以降で2人目、3人目を健康に産む方もいる。
個人差のようだ。