３つの真実
人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”


野口嘉則著



ミスター目標達成
自分にそう肩書きをつけて
目標に邁進してきた主人公に
襲ったアクシデント。
仕事、家庭。
もっと大きな人間関係に迷ったとき
必ずヒントが隠れています。

---

3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密” 野口嘉則 ビジネス社 2008-05-13 売り上げランキング : 1137 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools

---

老人と主人公の対話形式で
３つの真実が明かされていきます。
読みながらそおか、そおかと
声に出してうなずいてました。

２００数ページの短い内容ですが
奥の深い内容です。


自分のためにその中から
いくつか抜き出しておきます。



君の中に問題を解決する力が
いや、解決どころか、
その問題をきっかけにして真の豊かさを
実現する力があるのじゃからな。
P.42より


人生に問題やピンチはつきものじゃ
そして、それらに出会ったときに
どう生きるかで、人生は大きく左右される。
P.47


実に多くの人間が、
その場の感情や衝動に動かされて
自分が望む現実とは逆の現実を創り出してしまう
P.53


つながりこそ、幸せであるための鍵をにぎるもの
p.65より



行動の動機は愛と恐れ
p.74



人から認められたいという
衝動も怖れからきていた
中略
人から見限られることへの怖れ
相手にされなくなることへの怖れ
これは同時に
自分の存在価値に自身をもてなくなる事への怖れ
P76


人間は、怖れによって行動するときに
本当の幸せから遠ざかっていく。
本当の幸せは、愛に生きるとき、もたらされる
P81




自尊心を自分で満たすことができたら
人からの評価を怖れなくてすむ
P82


行為や行動のことをDoingという。
そしてその結果得られるものをHavingという。
DoingもHavingもその子自身ではない。
その子の付属物。
その子自身のことをBeingという。
Beingとはその子の存在そのもの。
人間はDoingやHavingでばかり評価されていると
自分の存在、つまりBeingが不安になってくる。
P.85



われわれの最大の価値は、
取った行動や出した結果にあるのではなく
存在することにある。
これに本当に気付くとき、
自尊心は満たされてゆく
P.91



ここからが本題




第一の真実


人間は肉体を超えた存在であり、
宇宙の偉大な力とつながっている。
そして、その本質は愛である。
このことを心の底から認めるとき
われわれの自尊心は満たされ
怖れに支配されなくなる。




人を見るときの極意
☆肉体を超えたすばらしい存在として
宇宙に愛されている存在として人を見る。






第二の真実


人生は自分の心を映し出す鏡である。
心の底で認めたものが現実化する。
心の波長と同類の出来事が引き寄せられる。


☆自分が引き寄せた真実をありのままに見る。



第三の真実


感情は感じれば開放される


☆人は自分の中のネガティブな感情に向き合っていないと
他人のネガティブな感情を受け止めることができない。
☆感情と思考を分けてとらえる
☆一時的な感情（不安、惨めな気持ち）を感じることを
自分に許す。
☆怒りがわいてきたときは、それが怖れからきていることを
思い出し、自分は今怖れているんだと認める。
☆相手の感情も尊重する。




一日の時間の１パーセントを
３つの真実を内面化するために使う。



３つの真実の内面化ワーク
１．自分が宇宙とつながった偉大な存在である
と感じる
「私は宇宙の叡智とつながった偉大な存在だ。
愛に満ち、喜びに満ち、生命力に満ちている。
周りを幸せにする力と、この星に貢献する力に
あふれている。」
目を閉じて何度も唱える。
２．感謝できることを探し、心から感謝する。
感謝日記、
３．自分が生活の中でどんなことを感じているかに
意識を向ける。


一日15分、楽しみながら２１日間続けたことは
習慣になる。


どこからでも考えさせます。