一発逆転人生を目指して

・お金があるから幸せなのか
・世間的に評価されているからなのか
幸せの尺度は人によって様々です。
茂木健一郎氏も本書の中で
”自分の脳がそれをどう評価するかによって
幸せ度が決まる”と言っています。
脳をいかに活性化させるかが
幸せになるポイントとなるそうです。
幸せになるために脳と心を
どう変えていくかが本書のテーマです。
脳にいいことをいかに行っていくかの
ノウハウ書です。

脳にいいこと
１．ネガティブ思考の大そうじ
２．プラス思考で脳にポジティブな回路をつくる
３．何事にも愛情表現を忘れない
４．全身の細胞から健康になる
５．瞑想などで脳を人知を超えた大いなる力につなげる
６．目標を持ちのうに眠る才能を開拓する
７．つきあう人を選んで脳にいい刺激を与える

１～７に関する具体的な方法です
・解決策に目を向ける
　　ソリューションフォーカスという方法
　　もやもやをはっきりさせ、プラス思考で考え
　　未来を考え実行に写す。
・貪欲に教訓と利点を探す
　　紙に書き留める
・失敗は意識して水に流す
　　自分を認めること
　　脳の研究者ハリエット・コリンズの言葉
　　「自分に責任を持つこと」と「自分を責めること」の
区別ができたとき、人は初めて新しい選択が
　　できます。そして本当に自分を認めることができるのです。
・常に思い込みを検証する
　　ネガティブな考えに４つの問いかけ
　　①それは真実なのか
　　②それが真実だと言い切れるのか？
　　③それを信じているときの自分の反応は？
　　④信じなければどんな人間になれるのか？
　　そして信じていることを反転させる
・マイナス思考にこだわらない
　　「セゾナメソッド」ペン１本のエクササイズ
　　①感情や考えは真実でもなければ自分の１部でもない
　　②このような考えは必ず切り離すことができる
・プラス思考に走る
　　鏡にむかって自分をほめる
　　うれしかったことを書き留めておく
・とりあえず感謝してみる
　　感謝の日記をつける
・人を一度許す
・目をハートにして人に会う
・脳と体に栄養を与える
・エネルギーを増やす
　　気持ちが落ち込んだときは３日続けて
　　夜１０時に眠る
　　運動をする
・身体の声に耳を傾ける
・一日一回瞑想をする
・自分とよく相談する
・「大いなる自然の力」を感じる
・情熱の傾け先を常に探す
・直感を大切にする
・目を向ける範囲を広げる
・人間関係のメンテナンス
・「サポート体制」をつくる
　自分の精神的成長を助けてくれる人々を
　周りに配しておく
・世界を旅してみる

ものすごい盛りだくさんの内容で
おもわず要約してしまいました。
なぜこうすれば幸せを感じるのか？
著者マーシー・シャイモフ氏の
人柄が感じられる解りやすい文章で
（茂木健一郎氏の人柄です）
理解して読み進めることができました。

いっきにやろうとしても
多分無理です。
要所要所で気になった方法を
徐々に取り入れていきたいと思ってます。

目標達成にも
毎日の幸せのためにも
また恋愛や結婚にも
使える一冊です。

マーシー・シャイモフ（MarciShimoff)氏プロフィール

カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA)で経営学修士号（MBA)を取得
自己啓発セミナーを数々主催するカリスマ・コーチ
一流企業や大学機関で講演を行い、何百万という人々の人間的成長を実現させてきた。
｢心のチキンスープ｣（ダイヤモンド社）シリーズを共著で出版し、
一躍全米ベストセラー作家に。
彼女のかかわったシリーズは累計1300万部を売り上げる。
世界的なベストセラー｢ザ・シークレット｣（角川書店）に登場する賢者の一人としても
注目を集めている。

茂木健一郎氏プロフィール

茂木健一郎（もぎけんいちろう）脳科学者。
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、
東京工業大学大学院連携教授（脳科学、認知科学）、東京芸術大学非常勤講師（美術解剖学）。
その他、東京大学、大阪大学、早稲田大学、聖心女子大学などの非常勤講師もつとめる。
１９６２年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。
理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。
主な著書に『脳とクオリア』（日経サイエンス社）、
『ひらめき脳』（新潮社）、『すべては音楽から生まれる』『脳を生かす勉強法』（PHP研究所）など。
専門は脳科学、認知科学。「クオリア」（感覚の持つ質感）をキーワードとして
脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。
『脳と仮想』で、第四回小林秀雄賞を受賞。
２００６年１月より、ＮＨＫ『プロフェッショナル　仕事の流儀』キャスター。