フレンチの巨匠より伝承された、世界一と称される神戸北野ホテルの朝食です。
待ちに待った時をついに迎え、思わず笑みがこぼれる。
こちらが一人分の朝食だ。
食卓に並ぶのは、種類豊富な香ばしいパンに、色どり豊かなフレッシュスムージー。
ほかには、ハムに卵、フルーツの盛り合わせなどなど。
とにかく品数が多い。
紅茶はポットで提供され、ビュッフェ形式ではないので、いちいち立ち歩かなくてよいのがうれしい。
落ち着いた雰囲気の中で味わう、見た目も楽しい、神戸北野ホテル提供の贅沢な朝食。
世界一と称される朝食に、舌鼓を打った。
神戸阪急 本館9階の催場では、ミニチュア写真家・見立て作家で有名な田中達也の個展が開かれていた。
ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート、「MINIATURE CALENDAR」を2011年に開始した田中達也氏。
以後毎日、作品をInstagramで発表し続けているようだ。
ミニチュアの写真や実際のミニチュア模型が、催事場に所せましと並ぶ。
その精巧な作りに目が奪われ、心が躍る。
緻密に作られた世界で気づかされる、田中達也氏の独特な発想力には、敬服するばかり。
観ていて飽きがこない。
ティータイムは、紅茶専門店「MLESNA TEA HOUSE」へ。
神戸阪急 本館3階にある「MLESNA TEA HOUSE 神戸阪急店」を訪れる。
決して広くはないテナント店の限られた席数だが、店内は空いていて、すぐに案内されて席に着く。
スコーンと紅茶を頂き、ほっと一息つく。
愛らしいティーポットから注ぎ出るのは、香り高い紅茶。
MLESNA TEA HOUSEで扱うムレスナティーは、スリランカで栽培される良質のセイロンティー・ブランドだ。
渋みや苦味が少ないセイロンティーは、とても質の高い茶葉を使い、柔らかな風味を放つ。
甘さの中に渋みや苦味を感じる味で、日本茶に通じるところから、日本人が好む紅茶として定評がある。
約200種類のフレーバーティーから、お気に入りの一杯を見つけ、落ち着いた雰囲気の店内でゆっくりと紅茶を味わえるMLESNA TEA HOUSE。
紅茶好きにはたまらない空間だ。
夜の帳が下り、今日、最後のお楽しみ時間を迎える。
空腹を満たすべく、選んだ店は「神戸鉄板焼き 十河(そごう) 三宮本店」。
鉄板焼協会認定1級の資格を持つシェフがおり、隠れ家的な雰囲気の中、本格鉄板焼を味わえるお店だ。
「焼くだけで、こんなにも野菜はおいしくなるのだろうか」
鉄板で焼かれた野菜は、素材が持つ本来の味が引き出され、口の中に幸せを広げる。
口にほおばるお肉は、牛肉のサーロインとフィレの2種類。
鉄板の上で焼かれたお肉が、ジューという音を立て、食欲に火をつける。
お肉にウニ醤油を絡めれば、期待以上の味に舌がとろけ出す。
これぞ絶品。
今回の旅では神戸を訪れ、異国情緒あふれる街を歩き、魅惑の食を堪能できた。
幸せは、この街にあるようだ。
改稿・編集 会長HT
詳しくは以下のリンクを参照してください。
神戸北野ホテル https://www.kobe-kitanohotel.co.jp/
MINIATURE CALENDAR https://miniature-calendar.com/exhibition/
MLESNA TEA HOUSE https://mlesna-tea.jp/
神戸鉄板焼き 十河 https://kobe-sogo.com/
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