2011年11月13日
セイコーエプソンのHMD
「前の風景に映像が浮かぶ」、移動中でも楽しめるHMDをエプソンが製品化(EETimes)
エプソン、シースルー型 HMD モベリオ BT-100 発表。Androidアプリをインストール可(engadget)
エプソン、シースルー型 HMD モベリオ BT-100 発表。Androidアプリをインストール可(engadget)
AndroidOS搭載のヘッドマウントディスプレイ(HMD)がセイコーエプソンから発売されます。
シースルーモバイルビューアー「MOVERIO(モベリオ)」、型番BT-100。オープンプライスで実売が5万円台後半の予想です。
民生品では世界初のシースルータイプ。これは現実の映像に文字や画像情報を被せる、携帯では一部実現しているアレをHMDで出来るって事ですね。そう。電脳メガネ実現への第一歩ですよ。事実、後は小型化するだけという感じですよね。
サイズは205mm x 178mm x 47mm。重量240g。これは最近の話題で言えば、メガネに柿を2個ぶら下げているようなものかな? 日常的にかけるにはまだやっぱり重そうですが、これの解決は時間の問題でしょう。
今はHMD単体での稼動を考えて様々な機器が付属して重くなっていますが、無線で画像信号を飛ばすようにすれば、無線ポートとバッテリーと表示部だけ残して相当の軽量化が出来るはず。本体はおそらくスマートフォンになるのでしょう。
他の主だった機能はこちら。
・0.52インチQHD(960 x 540)、1677万色 ・サイドバイサイド方式の3D表示対応 ・本体メモリ1GB、microSDHC対応 ・バッテリー駆動時間動画連続再生時6時間 ・OS Android2.2 ・無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)接続 |
モニターは0.52インチですが、視線の焦点を20m先に置いた場合で320型のモニター相当に感じるようです。焦点を遠くに合わせるほど、モニターのサイズは大きく感じるらしい。
タッチ・スクリーン機能を備えたフレキシブル・ディスプレイ、米大学らが開発(EETimes)
ちょっと古い記事ですが参考に。メガネの表示部もこんな感じで。