アフィリエイト広告を利用しています
最新記事
カテゴリーアーカイブ

広告

posted by fanblog

2016年03月11日

フランス人が知らなかった海の恵み

他国の発酵食品を食べられれば、食通の仲間入りができるといわれます。

たとえば、初めて日本を訪れた外国人は、納豆やぬか漬けを食べられないといいます。日本人も、においの強いフランスのチーズを嫌う人が多いようです。

しかし、外国人でも日本に長期滞在しているうちに、納豆やぬか漬けも食べるようになったという食通(?)も、なかにはいます。

ところが、フランスにかぎらず一般にヨーロッパの料理に使われなかったのが、ノリ、コンブなどの海藻類です。

最近のタラソテラピー(海水や海藻の抽出物質を利用した療法)の人気もあってか、このところフランス人に人気が高まっているのが、ノリ、コンブです。ノリ、コンブは日本食に欠かせず、昔から食卓にのぼっていました。

中国ではいまから2200年前、秦の始皇帝の時代には、コンブは不老長寿の霊薬として用いられました。始皇帝が除服という家来を日本に派遣してコンブを探させた話は有名です。

ノリ、ワカメやコンブなどの海藻類のカルシウム含有量はどの食品にくらべても、ずば抜けて高く、アルカリ性食品の代表格です。

何世紀も前から日本料理に使われていたノリ、コンブが最近になって、フランスではダイエット食品として、いろいろな形で使われだしました。びん詰めジャムのような形態のもの、調味料のように粉末状のもの、海藻入りのパンやマスタード、はては海藻入りのチョコレートまで出現しました。

また、海藻類に豊富に含まれる鉄分、ヨード、マグネシウムなどが注目され、薬品やシャンプー、ボディケア商品類にも混ぜて使われているといいます。

その他、植物の育成に海藻の汁を定期的に与えている例もあるようです。しかし、ノリ、コンブ類が日本のように食卓の上に日常使われる例は、まだないということです。
posted by AZARASHI at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚と歴史
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4803336

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。