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2016年03月13日

北海道のイトウ伝説

アイヌの伝説にしばしば登場するイトウは淡水のルアーマンの憧れのターゲットの一つですね〜!。





私も幼い頃、イトウに関する文献を読んで、いつしか北海道で竿を出してみたい!と思いを馳せていました。





イトウに関する伝説のスケールの大きさはさすがに北海道の屯田兵開拓前の豊穣な河川を想像いたしました。





水を飲みにやってきたエゾシカを川の中まで引きずり込んだイトウがいたというお話もあります。





その話には続きがあり、格闘している最中にエゾシカの角がイトウの腹を突き破り、川の流れがせき止められてしまったというのです。





大袈裟かもしれませんが、イマジネーションをかき立てるお話です。





魚偏に鬼と書いてイトウと読む所以です。






イトウは鮭や鱒の仲間で、今現在では北海道だけに棲息していますが、古くは東北地方にも棲息していたそうで、淡水魚の中では最大級の大きさを誇る魚です。





通常でも1・5メートルに達し、中には2メートルになるというものがいるそうです。





なんと、子ウサギをエサにして川岸の柳の大木にロープを繋いでいたところ、翌朝には柳の大木が根っこから抜かれてしまっていた?というお話もあるくらいなのです。





真偽のほどはさておき、ロマンのあるお話です。





このイトウ、アイヌ語では「チェプ」といい、その意味は「我々の食べ物」という意味だそうです。





自然の恵みが豊かな昔の時代でも、むやみに濫獲をすると、神様の機嫌を損ない、飢餓に苦しむハメになると言い伝えられてきました。





アイヌの人にとっては鮭は秋、春はイトウを獲ることが慣わしだったようですが、鮭もイトウも神格化された存在だったようです。





大物のイトウを釣ってみたいものです。
posted by AZARASHI at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚と歴史
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