2010年07月12日
フランス語の面白い文法 再帰動詞
フランス語の文法用語で les verbes pronominaux というのがある。
日本語では再帰動詞と読んでいるそうだ。
文法用語はいつも摩訶不思議にできていてなぞなぞみたいである。
ちなみに英語では a reflexive verb と呼ばれているらしい。
このフランス語の再帰動詞 les verbes pronominaux はどういう時に使われるか、というと、たとえば次のような例がある。
顔を洗う 手を洗う 起床する 就寝する 自問する 記憶にある 怒る
などを表現する時に使う。結構あるものだ。
たとえば、「朝起きてから顔を洗いました。」と言えば、日本語なら、これだけ読んでほぼ自分がしたことか、ほかの人間がしたことか前後の文の流れでわかるのだが、フランス語は最初から主語が入るので誰がしたかが最初からわかる。
たとえば、「私は手を洗う」をフランス語にすると
je me lave les mains となる。一つ一つの単語を訳すと次のようになる。
「私は 私を 洗う 両手」
これはまた英語と違うところだ。
最初はよく間違えて me 「私を」を忘れてしまっていた。
顔を洗う se laver le visage
手を洗う se laver les mains
起床する se lever
就寝する se coucher
自問する se poser des questions
記憶にある se rappeler
怒る se fâcher
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